こんばんは、cathyです。
今日は、母のサ高住での体験入所が終わる日でした。
体験入所が終わるにあたり、事前に兄が母に、施設がいいか、家がいいか、意向を確認したところ、
「やはり家に帰りたい」
とのことだったので、今日はサ高住から実家に戻った後、ケアマネさんにも来てもらい、兄と母とcathyの3人で今後の在宅サービスについて話し合うことになっていました。
でも、いざケアマネさんが来られて面談が始まると、母は
「家に帰るとやはり落ち着く。買い物や食事の準備について不安はあるけれど、その問題が解決するのなら家で暮らしたい」
と言ってみたり
「施設の居心地は良く、お友達もできて楽しかった。家にいると虫が入ってくるんじゃないかという不安もあるし、施設なら食事の心配もないし、やはり施設で暮らそうかしら」
と言ってみたり、二転三転。
しかも、自分が今話したことをすぐに忘れて、同じ話を何度も何度も繰り返しながらの二転三転。
ちっとも話が進みません。
だんだんと苛々してくるcathy。
母の繰り言は、自分や兄はある程度慣れているとはいえ、それに延々と付き合わされているケアマネさんに申し訳なくて。
しかも母は自分のことなのに自分で決めようとしない。
「あなたたちはどう思う?どうするのが、一番いいのかしら?」
と、判断を丸投げしようとする。
何度、声を荒げそうになるのをこらえたことか。
結局、今日は大きな結論は出ませんでした。
サ高住の方で、2週間ほど部屋を取り置いてもらえるとのことだったので、その期間で在宅での生活を送ってみて、最終的な選択をすることになりました。
そのために、お試しで配食サービスの導入。
母は免許も返納してしまったので、外出や買い物の不安も残るのですが、ヘルパーさんをお試しで利用するというわけにはいかないため、そこは今日のうちにある程度の買い出しと、あとは母にタクシーを利用して自分で出かけてもらうことにしました。
この生活を2週間続けて、
あぁ、やっぱり家の方が落ち着くわ、と思うか。
あぁ、施設の方が快適でよかったわ、と思うか。
それは母次第です。
今度こそ、決めてもらわないと。
面談が終わってからもcathyの中のイライラはくすぶり続けたまま。
その後3人でランチを食べに行ったのですが、そこでもメニューをほとんど自分で決めようとせず、結局同じのをオーダーされてしまった時には何だかキレそうになってしまいました(汗)
同じのを頼んだくらいで、ねぇ、そんなに腹を立てなくても、ですよね。
つくづく、自分の度量の狭さとか、キャパのなさとか、そんなものを実感して、イライラの次には大きく落ち込みました。
そんなこんなを、さっき夕飯の時にグループホームの職員さんに話したところ、返ってきた言葉。
「ケアマネさんには、その二転三転してグルグル回る話そのものを聞いてもらえて良かったと思うよ。それが、今のお母さんの状態そのものだからね」
「施設を体験しても、合わない人は合わないから、そういう時には愚痴しか出てこないから、その意味ではお母さんがとても喜んで利用できたのはすごく良かったね。家と施設、どちらもいいところがあるから迷うんだよね」
どちらも、目からウロコの言葉でした。
確かに、母は施設の感想として良いところばかり語っていました。
そして双方の良いところを比べて迷っていました。
悪いところを比べて消去法でいくしかない選択に比べたら、はるかに前向きな迷い方ですよね。
それに、ケアマネさんに母の状態をあれこれ言葉で説明するよりも、確かに今日の二転三転に同席していただいたことで、よりよく母の状態は伝わったことでしょう。
今日のあれこれが、自分の中で未消化だったあれこれが、職員さんの言葉のおかげでスーッと落ち着いたような気がしました。
職員さんは他にも
「イライラして当然よ。今、自分はこうして他人のことだから落ち着いて話ができているけど、いざ自分のこととなったら全く違うもの」
とねぎらってくださったり、
「ゆっくりとね、お母さんのペースで、焦らずに進めていこうね」
とアドバイスを下さったりしました。
本当に感謝です。
職員さんの言葉がなかったら、cathyはイライラや落ち込みなどネガティブな感情を抱えたまま、悶々として過ごすところでした。
とりあえず、明日からまた母の実家での一人暮らしが始まります。
配食サービスのお弁当が口に合いますように。
そして、自分にとってのより快適な居場所を選べますように。
気分はだいぶすっきりしましたが、やはり心身はくたくたです。
今日はしっかり休みたいと思います。
では、また。