“ラヴ”大好き!!

11歳5ヶ月20日で命を閉じたラヴの出来事を綴る

哀悼

2015年12月31日 23時26分25秒 | 悲しみ
大晦日です。今年も今日で終わりますね。
ラヴが逝って5ヶ月、こんなに寂しく悲しい年になるなんて。



一旦閉じたブログですが、慰みに陶器でラヴを作ってみたのでアップしてみました。



4月にネモフィラを見に行った時の写真がモデルです。3ヶ月後に旅立ってしまうなんて想像もできませんでした。









ラヴ父はとぼけた表情がラヴによく似ていると言ってくれました。
来年は寝ているラヴや散歩しているラヴも作ってみたいと思います。
今は買ったにゃんこの香立ですがワンコの香立を作って置き換えたいと思っています。
心に空いた寂しさを埋めてくれる作業になります。

先日のこと、買い物から帰宅して部屋に入るとソファーに茶色いものが目の端に入りました。
自然に「ラヴ、ただいまぁ~」って言っていました。
ラヴがいつものようにソファーに寝てると思ったんです。
言った後でラヴが居るわけもないことに気づき、見返すとダウンの上着でした。冬でも一番寒い時期にラヴとの散歩で着ていたものです。もう着ることがないので捨てようと出しておいたものでした。
そんな出来事が結構ありますね。
朝、布団の中で階下から階段を上がってくるような音がすると“ラヴがおはようの挨拶に来る、襖を開けておいてあげなければ”なんて思うんです。

ブログを見返しラヴを偲びながら今年を終えようと思います。




来年もワンズにとって良い年でありますよう祈っています。

おねだり

2015年08月04日 13時53分48秒 | 悲しみ
ラヴはとっても我慢強い子だったと思います。

「シャンプーされるのは嫌い!」っと風呂場の中で暴れまわる。終わった後はすごい勢いで階段を駆け上がり、駆け下りる。アタチはシャンプーの香りが嫌なの~と床に体をくねくねと擦り付ける。よく怪我をしないものだと思いました。だから風呂場で自分のバスタオルがセットされるだけで2階へ避難。おやつで釣っても降りてこない。でもカラーをつけるとリード無しで風呂場まで着いてきて仕方なさそうに風呂場へ入る。
そんな光景が何回か繰り返された後は素直に風呂場に入るようになりました。

ブラッシングも嫌い。「ブラッシングは嫌がる子が多いから朝ご飯前にして終わったらご飯にした方がいいですよ。」と言われ、実践するとまだ半年のラヴにずいぶん甘咬みされました。今では「そんなことした~、嘘でしょう」というくらい当たり前のようにさせてくれます。おかげで散歩で出会う人達から「いつも綺麗ね!毎日シャンプーしてるの」とラヴの毛艶を褒めていただきました。

歯磨きも嫌いです。だって口の中を食べ物でもないものがゴシゴシ。だれだって嫌ですよね。だからいつも最初は抵抗します。でも抵抗してもダメなんだろうなとしぶしぶ口を開け歯磨きをさせてくれました。

爪切りも嫌がったね。「だって、母たん下手なんだもの」って言われそう。深爪して血を出したこともあるからね。なるべく医者へ行った時に切ってもらうようにしてたけど若い頃は医者へ行くことがなかったから私が切ってました。だんだん信用してくれて自分から手を出してくれて、でも内心はビクビクだったと思います。

一番嫌いなのは耳掃除、「ラヴ、耳が汚いよ」3回位言ってから耳に障ります。でも逃げます。頭を押さえつけます。首を振り私の目から耳を隠します。でも私の力には降参です。仕方ないなぁと頭をあずけ耳掃除をさせますがあんなに嫌がっていたのに目をつむって気持ちよさそうです。あの抵抗は何だったの。

本当は“我慢”していたんでしょうね。「母たんがこうしようっていうんだよ。アタチが対抗したって最後は言うなりになるんだから。」

散歩から帰るとすぐご飯です。私が洗面所で手を洗っている間側で待ってます。手を洗っている時間が長いと感じるとそおーっと私に擦り寄り又下がります。「早くして下さい」の合図です。それはそれは遠慮がちにするんです。
フードストッカーからカップでフードを取り出してフードボールへ入れるまでの距離を嬉しくって跳ねるんです。でもちゃんとマテをして私の「OK」が出るまで食べるのは待つんです。


そんなに我慢強い子にしてしまったから病気のことも我慢して私達にはわからないように元気に振舞っていたのでしょうか。





平性27年6月17日那須のペンションオリーブにて




思い出がいっぱいでいつでもラヴに会いたいので閉じられませんがこのページを最後の更新にしました。
ラヴを思い出したら会いに来てくださると嬉しいです。長い間有難うございました。

初七日が過ぎました

2015年07月27日 21時16分00秒 | 悲しみ
いきなりのことでビックリされていることと思います。
ラヴは7月20日21時に息を引き取りました。
病名は“形質細胞性腫瘍” 病名が確定したのは16日の夜でした。



20日、1日じゅう「ハァハァ」ととっても苦しそうにしていましたが私とラヴ父の腕の中で旅立ち、安らかな眠りにつきました。


何度もブログに書こうとしましたが涙で中断。初七日を過ぎブログを見てくださっている方にお伝えしなければと歯をくいしばって書いてます。
変調は突然きました
 6日(月)の夕方散歩で最後にしたうんちが柔らかい。いつも2~3個のころっとしたうんちをします。うんち袋で簡単に拾えるうんちです。朝の散歩ではいつもの良いうんちでした。

 7日(火)朝やっぱり柔らかい。ビオフェルミンを飲ませて様子を見ました。

 8日(水)私は葬式がありラヴ父が散歩に連れて行きましたがやっぱりうんちは柔らかいままです。掛かりつけ病院は休み。食欲はいつもの通り。

 9日(木)朝一番に医者へ連れて行きエコー診断、血液検査、触診。血液検査の結果、LIP値が異常に高いので“膵炎”の可能性が高いと言われ薬と病犬用の缶詰をいただき、高脂肪の食べ物はダメだからじゃがいもを茹でて与えるといいよと言われました。
  
病院で





家に帰り食事を与えると、缶詰の1/3しか食べず茹でたじゃがいもも食べません。
急速に体力が落ちシッコだけで家に戻ります。うんちはしませんでした。

10日(金)頂いた缶詰を食べないのでおかゆを作り少し食べさせました。嫌がる薬も口を開けて奥に押し込み飲ませました。2時間後吐きました。

11日(土)掛かりつけ病院は臨時休診、いてもたってもいられず別の病院を受信しました。
エコー検査、レントゲン検査、細胞診検査、CBC百分子検査、血液生化学検査の結果リンパ腫と言われ説明を受けながら涙が溢れてきます。
栄養剤と抗生物質の点滴を受け帰宅。絶食絶水を言われました。

12日(日)エコー検査、点滴、病犬用の缶詰を出され様子を見ながら食べさせるように言われました。
缶詰1/3を2回食べました。うんち無し
この日、先生は先日は驚かせてしまったがリンパ腫ではないかもしれないと言いました。

13日(月)エコー検査、点滴、飲み薬(整腸剤)、抗生物質、缶詰5缶を処方されました。
普段食べているフードも食べるようだったら一緒にあげて良いと。
缶詰半缶、フード半カップ、薬飲みました。
   
14日(火)朝缶詰半缶、薬2種類、昼缶詰半缶、比較的安定。気分が良いのか家を出て左へ行くという。いつもの散歩コース。無理はできないので少し歩いて帰宅。
   
15日(水)病院は定休日。朝から食欲無く何も食べ無いので薬も飲ませられない。水を欲しがる。

16日(木)エコー検査、細胞診検査、抗生物質投与。腹水が溜まっている。息が荒くなる。
夜、勉強会があり、そこで細胞学で著名なドクターにラヴの細胞診の資料を診てもらうと言われる。

17日(金)朝、病院から電話で、診断結果は“形質細胞性腫瘍”ローリスクの癌なので今日から抗癌剤の投与始めると。
エコー検査、細胞診検査、ステロイド、抗癌剤。

18日(土)いつものフード半カップ、缶詰1/3少し残す。しっこ3回 うんち1回柔らかい。
食欲なし、薬飲めず、水ばかり欲しがる。
まだおすわりはできていましたが「ハァハァ」してます。



呼吸が激しく一緒に寝ているラヴ父がラヴは夜も寝られないようだと。

19日(日)腹水の増加、息が荒いので心臓は大丈夫かと質問するが熱もなく心音は悪く無いと言われる。
エコー検査
薬も食事も受け付けないので点滴で栄養補給と抗癌剤(L-Asp)、ステロイド、整腸剤を投与。
点滴をしているので絶水を言われる。

20日(月)午前中水を欲しがり私の顔を見上げる。少し持って行って飲ませる。


   
午後、体を起こそうとするのでトイレに行きたいのかとラヴ父が抱っこで外へ連れだす。
もう起き上がって歩くことができない。
   

たった2週間の出来事です。体は毛艶も良く綺麗なままです。私が一番好きなラヴの耳もビロードの様な手触りです。どうしてこうなってしまったのか、救ってあげることは本当にできなかったのか、どの時点で選択を間違えたのか、親として後悔ばかりが残ります。


21日(火)午後1時50分荼毘に付しました。思い出の写真とお礼の言葉も添えました。

 



ラヴ、お家に帰ってきたよ。これからもずーっと一緒だからね。

 

でも寂しくてたまりません。