道なりに歩いていこうか

週間アニメの感想や萌え語りを、筆のおもむくままつらつらと。週に1回でも更新できれば御の字かなぁ、なんて……。

天保異聞・妖奇士 幕間「ヒトハアヤシ」

2007年03月31日 | Weblog
OVA(厳密にはオリジナル・ビデオストーリー)が後ろに控えているので、コードギアスよろしく、中途半端なところでブチッと切れるのかと思いきや、予想に反して、普通に大団円っぽい内容だったことにビックリした最終回(いささか詰め込み過ぎの感はありましたが…)。

小雨が降りしきる中、江戸に帰り着いた狂斎。
駆けつけた玉兵親分に向かって狂斎は、「往壓は死んだ」という衝撃の言葉を残し、その場に崩れ落ちます。
一方、前島聖天で往壓達の帰りを待つ放三郎と宰蔵の前に現れたのは、奇士ではなく、元閥に手引きされた〈西の者〉でした。
彼らの目的は、この地にかつて封じられた妖夷を目覚めさせ、真上にある江戸城、引いては幕府が開いた江戸の町そのものを瓦解させること。
そんな真似はさせられないと、2人は果敢に打って出ますが、多勢に無勢、たちまち劣勢に追い込まれてしまいます。
危機を悟った宰蔵は、放三郎だけでも逃がそうと奮闘。
“宰”の字は要人を補佐する者の意、小笠原様をお助けするのが自分の役目ですから、と――。
忸怩たる思いでその場を落ち延びた放三郎は、上役である阿部・跡部のもとへと走り、西の者達の恐るべき陰謀を阻止すべく対策を練るよう具申します。
ところが、老中・水野との権力闘争に勝つことしか頭にない2人は、放三郎の必死の訴えに、まるで耳を貸そうとしません。
それどころか、蛮社改所そのものを南町奉行所が設立したものとした上で、印旗沼での事件の責任をすべて鳥居にかぶせようとします。
かつての師・高島秋帆の手助けによって、辛うじて軟禁状態を脱した放三郎は、同じように上司である水野を見限った鳥居と合流。
急ぎ蛮社改所に取って返しますが、すでにそこでは西の者が、アトルの絶望を利用して、巨大な百足(ムカデ)の妖夷を出現させていました。
万事休す――。
誰もがそう思った瞬間、鳥居が連れていた遊兵が、囚われの身となっていたアビと宰蔵にするすると近づいたかと思うと、両手を2人の胸元に突きつけました。
その手のひらが灼熱の輝きを放ち、引き出されたのは見まごうことなき漢神。
「…まさか!」
息を飲む2人の目に飛び込んできたもの、それはニヤリと不敵な笑みを浮かべた往壓に他なりませんでした――。

一気呵成、疾風怒濤、急転直下…。
まさにそんな四字熟語で表現したくなるようなスピード感たっぷりの最終回でした。
…あ、最終回じゃないんですよね、“幕間”なんですよね、一応(苦笑)。
でも、冒頭にもチョロッと書きましたが、ぶっちゃけ、あんなに綺麗に終わってしまって、ビデオシリーズではいったい何をどうするんだろうと素朴な疑問を抱いてしまったのも、また事実だったり…(買いますけどね、もちろん!)。
ちなみに個人的な希望としては、「帰ってこないヨッパライ」の回のような、奇士の面々がそれぞれの特技を生かして活躍しつつ、ギャグとシリアスがバランス良く組み合わさったお話が沢山見られたら、はなはだ嬉しいんですが……。

ラストの異界での往壓とアトルのやり取りは、2クールかけて積み上げてきた互いを思いやる気持ちの集大成といった趣でした。
往壓の「俺は君に生きていくことの意味を見つけてやりたいと思っていた。…だが、君に生かされていたのは、俺の方だった」というセリフに、アトルが意外なほどあっさりと説得された(ほだされた?)場面は、もう少し時間をかけてもよかったんじゃないかと思わなくもなかったのですが、もしかしたらアトルの心の中には、誰かに説得されたい、必要とされたいと願う気持ちが絶望と隣り合わせに存在していて、そこにピンポイントで往壓の言葉がフィットしたのかもしれないとも感じました。
それにですね、やっぱりホントお上手なんですよね、藤原さんが…(しみじみ)。
この疑似親子のような2人(精神的な依存度はある意味親子以上かもしれませんが)に、子犬のような狂斎が事あるごとにちょっかいを出す関係が、この後も続いたらなあなんて考えると楽しくて仕方がありません。

他にも、燃える闘魂(?)アビとか、漢神も裏表アリの元閥とか、お頭のために命を張るけなげな宰蔵(涙)とか、いきなりボクシングおっぱじめる小笠原様(爆笑)とか、見どころ満載お腹いっぱい!の最終回で、30分があっという間でした。
月並みですが、キャスト&スタッフの皆々様、半年間本当にお疲れ様でした&魅力的な作品をありがとうございました!
来るビデオシリーズも、この勢いで是非々々頑張って下さいませ!!!!

Project BLUE 地球SOS 第12話「超兵器出撃!地球最期の戦い!・後編」

2007年03月30日 | Weblog
…ふうっ、終わってみれば、要するに、“死せるスチムソン教授、生ける人類&バグア遊星人を走らす”というお話でしたね(←それは要約しすぎだろう、幾ら何でも!)。

しかも、さっぱり進展する気配がないとはいえ、これから先もロッタとずっと一緒にいられるビリーと違ってペニーは、両思いになった相手はそもそも人間じゃないわ、「例え君がインファーベルでも構わない。君は君だ!」とまで言い切った、そのマーガレットはラスト、宇宙の彼方に姿を消してしまうわで、どこまでも踏んだり蹴ったり…。
せっかく「好き」なんて感涙ものの告白をされても、素直に喜べないどころか、空しさばかりでつのる(であろう)ペニー、マジ可哀想すぎ……。
何というか、たった1クールの中で、どれだけ不幸を背負い込めばいいんだか…と、思わず同情のひとつもしたくなります。
まあ、でも最後、いかにも科学万能主義者のビリーらしい「遠距離恋愛が嫌なら、こっちから会いに行けばいいじゃないか!(※かなり意訳入ってます)」という下手クソにも程がある慰めの言葉に、ほんのちょびっとですが笑いを返すことができたのは、いい傾向だと思いました。
頑張れペニー! ビリーの暴走に歯止めをかけられるのは、地球広しといえども(たぶん)君だけだ!……って、あれっ!?(←話の主旨が変わってるし)

さすがOVA作品ということで作画&美術レベルが大変高く、また思春期の少年2人の友情物としても見ごたえ十分だったProject BLUEですが、惜しむらくは、大人サイドのキーマンだったジェームズ周辺の掘り下げが、今ひとつ物足りなかったこと。
敵の手によって、望まずして不死身の身体になってしまったことに対する葛藤や、彼の“正体”に薄々勘づいていたらしいクレイトン大尉との絡みの部分がもう少し多ければ、さらに深みのある作品になったのではないかと、個人的には感じました。
っていうか、せめてあと1話分程度でも話の尺が長ければ、もしかすると、ジェームズとエメリーとのコイバナなんてのを拝めたかも…という願望(という名の妄想)を、ついうっかり抱いてしまっただけなんですけどね…(汗)。

武装錬金 第26話「ピリオド」

2007年03月29日 | Weblog
破れかぶれな表情で決着を迫る斗貴子に対し、誰も武藤カズキの代わりになどなれないと切り返すパピヨン。
ならば貴様にはいるのか、武藤カズキの代わりが、と――。
最も痛いところを突かれ、一瞬、決意が揺らいだ斗貴子でしたが、パピヨンの背後に鎮座する巨大なフラスコが、いかにも怪しげなカウントダウンを刻んでいるのを見つけて、危ういところで戦闘体勢を立て直します。
カズキが命をかけて救ったこの世界を破壊させるわけにはいかない、その一念で攻撃に打って出る斗貴子。
短くも熱い闘いの果てに、バルキリースカートの刃がパピヨンの鳩尾を貫いた、まさにその瞬間、フラスコのカウントダウンも終了、最悪の事態を想像して凍りついた斗貴子達の目に飛び込んできたのは、何と、精製が完了した新たな“白い核鉄”でした。
そして、このタイミングを待っていたかのように、月面に輝く鮮やかな山吹色の閃光。
それが、カズキの武装錬金・サンライトハートが発するものであることは、誰の目にも明らかでした。
急遽、錬金戦団本部に呼び戻された斗貴子は、キャプテン・ブラボーや火渡らと共に、大戦士長の武装錬金・マスターバロンに乗って、一路月を目指します。
その月では、カズキとヴィクターとの一ヶ月の長きに渡る激闘に、ようやく決着がつこうとしていました。
ボロボロになってもなお戦意を失わないカズキに対して、自分には決して勝てないと、冷酷に宣告するヴィクター。
ところが、そこでやおら態度を急変させ、「お前は地球に帰れ」と有無を言わせぬ口調でカズキに命令します。
驚いたカズキがヴィクターの視線の先に見い出したもの、それは月面の彼らを目がけて突き進むマスターバロンの噴射光でした。
かつて自分を切り捨てた錬金戦団が、今度は総力を結集して、ヴィクター化したカズキを迎えに来る光景を目の当たりにしたヴィクターは、
「戦団は変わったようだ」
そうつぶやくと、彼の武装錬金・フェイタルアトラクションの特性である重力操作の力を応用して、月の表面からカズキを打ち上げようとします。
しかし、自分1人だけが助かって、それで良しとするカズキではありませんでした。
とっさに巨大な戦斧の先端をつかみ、ヴィクターに呼びかけます。
「一緒に帰ろう。ヴィクトリアやアレキサンドリアさんが待っている地球へ!」
やがて、火渡と毒島が操縦に四苦八苦するマスターバロンの前方に、気を失って漂流するカズキとヴィクターの姿が見えてきます。
「君の出番だ。戦士斗貴子」
ブラボーに優しく背中を押される斗貴子。
間もなく意識を取り戻したカズキは、シルバースキンに身を包んだ人物が、ゆっくりと近づいてくるのに気がつきます。
「…斗貴子さん!」
「カズキ……!!」
漆黒の宇宙空間で、しっかりと抱き合う二人。
一度は諦めかけた最愛の人との再会に、斗貴子の顔にひと月ぶりの笑みが弾けます。
そうして、無事使命を果たしたマスターバロンが着地したのは、先ほどまで戦闘が行なわれていたパピヨンのアジト。
しっかりと閉じられていた鋼鉄の指の間から現れたカズキに歩み寄ったパピヨンは、意気揚々と白い核鉄を差し出します。
「決着をつけるぞ、武藤カズキ!」
「望むところだ、蝶野攻爵!」
最大のライバルの挑戦に、決然とした面持ちで応じる人間・カズキ。
ついに最後の戦いの幕が切って落とされ、サンライトハートとニアデスハピネスが真正面から激突します。
やがて、この因縁の決戦にピリオドが打たれた時、カズキが出した意外な、しかし、ある意味とても彼らしい“答え”とは――。

「斗貴子さんの笑顔を取り戻すためなら、俺は何でもする…!」
そんな誓いの言葉を胸の奥でリフレインさせながら、人知れず涙を流した剛太にキュンキュンしまくりだったブソレン最終回。
どうも、自分で思っている以上に、剛太はお気に入りキャラだったらしいです。
考えてみれば、ああいう無駄にお人好しで、かつ、なまじ人間ができているがために、人生損してばかりというか、とことん報われない苦労人タイプが、ここのところツボにハマることが多い私。
だいぶ傾向は違いますが、シムーンのフロエも、かなり早い段階からアーエルに対して片思いに近い感情を抱きつつ、やはり最後までその思いが報われることがなかったキャラでしたし…。
そういえば、一本気な性格の持ち主である反面、恋愛にはとことん疎いあたり、斗貴子とアーエルってば、よく似てるかも……。

先週の放送が終わった段階で、そりゃまあ主人公だし、何てったってジャンプなんだし(←偏見)、カズキは絶対に地球に戻ってくるだろうと高をくくりつつ、でもその場合、ヴィクターはどうするのかしらん…と首をひねっていたわけですが、まさか、あんな力押し三五郎チックな手に打って出るとは夢にも思わず、見ていて思わずプッと吹き出してしまいました(めっちゃ緊迫した場面なのにね…)。
もちろん、ヴィクトリアちゃんと再会させてあげたい一心で連れ戻した、その判断自体は間違ってないですし、そうしなかったら命をかけて戦った意義も、結局のところなくなっていたと思いますよ、ええ。
…でもさ、愛娘に会わせてあげて、さてその先どうしようなんて発想、これっぽっちもなかったでしょ、カズキくん!!!!
当のヴィクターが、ヴィクトリアを含めた生き残りのホムンクルス達を引き連れて、月に渡ると提案してくれたから良かったものの、一歩間違えれば元の木阿弥になっちゃうところでしたよ、まったく!
ふ~、危ない危ない…(あ、でも、戦団のお目こぼしか何かでエンゼル御前が残ってくれたのが、個人的にかなり嬉しかったッスv)。

上に書いた他にも、いつの間にやら、お茶の間のアイドル(苦笑)になってるパピヨンとか、オーラスでついにガスマスクを外した毒島が、呼び捨てにするのが申し訳ないくらいの蝶!美少女vだったりとか、エンディングの“斗貴子さんの傷に触ってみたいな”騒動(真っ赤になって逃げ回る斗貴子さん萌え~vv)等々、最後の最後までサービス精神にあふれていたブソレン、本当に面白かったです!
キャスト及びスタッフの皆々様、お疲れ様でした&ありがとうございました~~~!!

ゴーストハント 第25話 FILE9「呪いの家」#4

2007年03月28日 | Weblog
…話の終盤、麻衣がブチ切れるきっかけになった「そんなものか」というナルのひと言。
あれってば何とな~く、ナル自身は坊さん達じゃなくて、おこぶ様に向かって言ったんじゃないかな~とか思ったんですが。
つまり、「仮にも神様を名乗ってるクセに、突っかかってきた相手を吹っ飛ばすくらいのことしかできないのか、貴様は」みたいな感じで。
でも、何せ超!肝心なところで口下手っつーか、誰に対しても説明する気ナッシングなナルのこと、ついうっかり要約しすぎた結果、あんな味も素っ気もない発言になったんじゃないかと…(えっ!? 深読みしすぎですか、やっぱり……。汗)。

夜半に襲ってきた死霊の大群は、坊さんやジョン達の尽力で何とか撃退に成功。
そのさなか、彼らが実は、別の何者かに操られているだけの使役霊にすぎないことをリンが看破、真砂子の霊視でもそれが事実であることをが裏付けられます。
いわば元凶とでも言うべき使役者が、過去の事件で殺された三人の六部ではないかと睨んだ坊さんは、夜が明けるとすぐに、ジョンと共に三六塚へ向かおうとしますが、そんな見るからにボロボロな二人に待ったをかけたのが、誰あろう綾子でした。
これまでの事件で、お世辞にもあまり目立った働きをしていない彼女に、坊さんを始め、誰もが懐疑の眼差しを向けたものの、当の綾子は気にするそぶりも見せません。
そして、満を持して繰り出した三六塚で、巫女の正装に身を包み、いつものように厳かな口調で祝詞を唱え始めます。
すると、周囲の木々から、古風な装束をまとった老人の霊が出現。
続いて姿を現わした数多の死霊――昨晩麻衣達を襲撃した者達――と共に、綾子が振るう榊の小枝に吸い寄せられたかと思うと、枝に吊り下げられた鈴が澄んだ音をたてて鳴るのと歩調を合わせて、次々と消えていきます。
そうこうするうちに、無事浄霊は終了。
その卓越した霊力に麻衣達が唖然とする中、これはただ単に、本当の意味で生きている樹木に宿っている精霊の力を借りただけだと、綾子はやや照れながら説明します。
成仏できずにさまよっていた六部の霊も浄化できたのだから、これで事件は解決したとホッと息をつく麻衣。
ところが、そんな彼女に坊さんは、いやそうではない、これらの霊を使役していた本家本元――おこぶ様がまだ残っていると、厳しい顔で釘を刺します。
次なる策を練るため、疲労感たっぷりの身体に鞭打って吉見亭へと取って返した麻衣達が見たのは、まるで何事もなかったかのような涼しい表情で資料を検討するナルの姿でした――。

ラストスパートということで、やや駆け足の感が無きにしもあらずだったゴーストハント最終話。
ただ、端々を端折ってくれたおかげ(?)で、めっちゃ怖い!シーンがあまりなかったのは、私にとっては幸いでした(←単に、少しばかり慣れただけというウワサも…)。
もっとも、その代わりというわけではないのですが、寝ている間に過ぎた丸々2話分の怒りを爆発させたナルは、そんじょそこらの悪霊なんぞ目じゃないくらいおっかなかったです…。
特に、息も絶え絶えの状態で洞窟を後にする坊さん達に背を向けて、ただ1人、おこぶ様に相対した場面。
凄み満点の笑みを浮かべたその表情は、ナルシストを通り越して、ほとんどサディストの領域でした(ですよね?)。

…だけどさ~、いくら性格が歪んでる(by. 麻衣)からってさ~、頑張ってくれたみんなに感謝の言葉のひとつもないってゆーのは、さすがに問題ありすぎだと思うんですけど!
麻衣達も何のかんの文句垂れつつも、結局、最後はナルを甘やかしてるし…(筆頭はもちろんリンさん)。

ちなみに、今回アニメ化されなかった話――エピソード――が、実はまだいくつかあったりするんですが、今後Part.2を作る予定等はないんでしょうか?
まあ、あるとは言っても、1クール作れるかどうかというくらいの微妙な分量しか残ってない上に、その原作に新しいエピソードが追加される可能性が限りなくゼロに近いという、このシリーズならではの特殊な事情がありますしね…。
やっぱりちょっと難しいかなあ……(遠い目)。

寂しさと期待は紙一重。

2007年03月27日 | Weblog
パンプキン・シザーズが先週、ひと足早く終わってしまって、見るものがなかった月曜日。
うーむ、実に寂しい…。

寂しいといえば、後番が気になって流し見していた『ときめきメモリアル Only Love』の最終回(←見てんじゃん!)
ふと、あの涙にくれたシムーンの最終回から早くも半年が過ぎてしまったのかと、『ときメモ』とはまったく関係のないところで、心底しみじみしてしまいました。
気持ち的には、ついこの間のことのような感覚なのですが…。
“光陰矢のごとし”とは、まさにこのことですね(遠い目)。

あ、そうそう、その『ときメモ』の後番の『エル・カザド』。
パッと見て、なかなか面白そうだと感じました。
絵柄がけっこう好みな上に、音楽の担当が梶浦由記さん、プラス、オリジナル作品というところが、個人的にポイント高し!みたいな…。
しかも、オープニングを歌うのがsavage geniusとのことで、ちょっぴり――ほんのちょっぴりだけ――シムーンつながりな部分もあったりして、来月の放送開始が今からとっても楽しみですv

学園ゆーとぴあ まなびストレート! 第12話「桜色の未来たち」

2007年03月26日 | Weblog
能登半島地震、余震が200回を越えているということで、本当に心配です。
人口過疎地域だから、この程度の被害で済んだ云々というような声も一部にあるようですが、人が少なければ良いという話ではまったくないので、今後、被災者の方々に対する物質的・精神的ケアが万全になされることを願ってやみません…。

話は変わって、昨日のまなびストレート。
この作品らしい、ゆったりとした余韻が心地よい最終回でした。
何ていうか、あれですよね、柄にもなく自分の学生時代のあれやこれやが脳裏をよぎったりしちゃったりして…。
…って、あんなにストレートに青春青春してたわけじゃありませんが(汗)。

ちなみに、一番「おおっ!」と思ったのは、何故か本編ではなく、エンディングテロップの横にちらちら映し出された“その後の彼女達”の中の一場面で、大学生になっためぇちゃんが講議を受けているそのかたわらに、愛光学園で生徒会長だったたかちゃんがいたところ。
まなびちゃんを通じて育まれた友情が、とても自然な形で受け継がれている光景に、思わず胸がキュンとなってしまいました。
また、オープニング――今回のみ生徒会+αメンバーが歌う特別バージョンでしたが――の躍動感溢れる落書き風景にも、想定外(?)のオチがついたりして、最後まで仕込みに余念がない丁寧な作りに、ただただ脱帽のひと言でした。
いや~、まさかあのマイペースなカメラ小僧少女のももちゃんが、よりにもよって大最閥のお嬢様で、その上、落書き時に大活躍の特殊スプレー缶――ひと晩で跡形もなく消えてしまうというスグレモノ――も、実は数多あるグループ企業のひとつが作った製品だったとは、マジ、意表を突かれましたです、ハイ……(苦笑)。

能登の地震、お昼にテレビをつけるまで全然知らなかった鈍な私…(恥)。

2007年03月25日 | Weblog
昨日明らかになったアヤカシOVA計画(計画?)。
番組の最後に「詳細は公式HPで!」とあったので、喜び勇んで公式サイトにすっ飛んでいったものの、サイトのどこを見てもOVAの“オ”の字もなく、「あれれ…?」と肩すかしを食ってしまいました。
厳密に言うと、これ↑はPCサイトの話で、同じ公式でも携帯サイトの方には、〈最新ニュース〉のコーナーに「ビデオ・オリジナルストーリー制作決定!!」というお知らせが、短いながらもちゃんと載ってたりするんですよね、実は(汗)。
でも、ぶっちゃけPCか携帯、どちらか一方のサイトしかチェックしないファンなんてのも、世の中それなりの数いるはずなので、なるべく早くPC版の公式にもOVA化のニュースをバーンと掲載して欲しいと思います。
せっかくの朗報ですし、こういうことこそ“善は急げ”なんじゃないかな~なんてv
ほら、コードギアスの公式サイトを見習って……(←禁句です)。

…っていうか、そのコードギアスも、何というか、素晴らしく強烈な展開になってますね(滝汗)。
ユフィの行政特区『日本』計画が、このまますんなりいくとは思っていませんでしたが、まさかあんな形で――提唱者にして推進者であるはずの彼女自身の手によって瓦解することになってしまうとは…。
今後、ユフィにかけられたギアス――日本人を皆殺しにせよ――と、スザクにかけられているギアス――生きろ!――が出会った時、いったいどんな事態が起きるのか、想像するだに恐ろしいです……(『解読不能』ならぬ“予測不能”みたいな…)。

天保異聞・妖奇士 説二十四「後南朝幻想」

2007年03月24日 | Weblog
皆さ~ん、OVAですよ~~~!!!! (←うたらじ風に)

……すみません、ちょっと興奮してしまいました(ゼエゼエ)。
どんな形でもいいから続いて欲しいと思っていた私にとっては、まさに、これ以上ない朗報です、ハイv
さて、頑張って軍資金を貯めねば…(汗)。

現世に対する失望から、妖夷・祇影を呼び出してしまったアトル。
狂斎の呼びかけを無視し、雲七に乗って追いすがる往壓と目を合わせようとすらしません。
すべてを断ち切るべく、高く手を差し伸べると、空の一部が割れ、そこから異界の象徴である赤い光が降り注ぎます。
異界の気配に影響を受け、よろめく雲七。
と、そこへ突然、数珠つなぎになったお札が祇影を襲い、それと歩調を合わせるように、異界の光がかき消えます。
驚愕に目を見開き、次の瞬間、くたくたと崩れ落ちるアトル。
制御を失った祇影は地面へと落下、かたわらに投げ出されたアトルは、素早く近づいた“西の者”達の手に落ちてしまいます。
愕然とする往壓達に対し、勝利の笑みを浮かべて滔々と“神代の復活”を謳い上げる仮面の男。
そして、舞を使って祇影を高ぶらせたかと思うと、お札の力で祇影の“内側”に滑り込み、本来、人とは相容れない存在であるはずの妖夷を、自在に操縦し始めます。
この信じがたい光景を前に、こわばった表情のアビに「どうします?」と尋ねられた往壓は、ひどくあっさりとした口調で、「倒すさ」と答えますが……。

何だかもう、展開が早いわ、中身はてんこもりだわで、どうまとめていいかもわからなかった今回。
いつの間にか西の者達の側についてしまった元閥にビックリ&ハラハラしつつ、それより何より驚いたのは、やっぱり、ソテさんが“あんなこと”になってしまったこと。
遊兵絡みで何かあるだろうとは思ってましたが、まさかお亡くなりになってしまうとは…!
すべてに片がついた後で、鳥居様達にちゃんと弔ってもらえることを、ただただ祈るばかりです……(涙)。

しかし、あれですね、江戸の風俗や歴史だけでも結構荷が重いのに、今度は後南朝ネタで来ますか、みたいな…(汗)。
話の中である程度、鳥居様や花井あたりが説明していたとはいえ、多少なりともこの辺の知識がないと、ぶっちゃけ、何が何だかわけワカメ状態になってしまうんじゃないかと、心配になってしまいました。
もちろん私自身にしても、ちょびっと耳学問でかじったくらいのレベルなので、ついていくのがやっとだったりしますし…(恥)。
でも、花井に文字どおり足を引っ張られながらも、一生懸命解説の一端を担っていたアビを見て、思わず、奇士になりたての頃に、歴史その他諸々の知識を小笠原様からビシビシ叩き込まれるアビの図(もちろん正座でv)なんぞというものを、こっそり想像してしまったことは、ここだけの秘密です……。

…でもって、ついに来週は「幕間」という名の最終回だったりするわけですが、後にOVAが控えているとわかっているおかげで、物凄~く心安らか&落ち着いた気分でいられる私(←現金だな)。
まだまだ宰蔵きゅんと別れずにすむなんて、ぼかぁ(=僕は)幸せだなあ~~~vv

一緒に妖奇士のサントラもゲットしました。

2007年03月23日 | Weblog
今日は月に一度のシムーンDVDの発売日v
私は予約しておいた第8巻を引き取りに、いそいそと某アニメショップへ向かいました。

店内に入るやいなやカウンターに直行。
いそいそと注文伝票を店員さんに差し出しました。
目指すDVDは、私の真正面の予約商品取り置き専用棚の中。
全部で4本という、かつてない本数をそろえて鎮座しています。
ところが、どうしたことか、店員さんはソレにさっぱり気がつきません。
右に左に、何度もその棚の前をウロウロするばかり。
「…いや、だから、すぐそこにあるって!」
と、心の中で呼びかけたところで、彼の耳に届くはずもなく…(当たり前)。
いくら地味なデザイン&カラーリングの背表紙とはいえ、ここまで綺麗さっぱりスルーされるなんてあんまりだ!と嘆き悲しみつつ、このままでは埒が開かないと判断して、思い切って声をかけました。
「あの、そこのときメモの箱の隣に……」
蚊の鳴くような音量でしたが、店員さんにこちらの意図は無事伝わり、私は晴れてシムーンの8巻を手にすることができました。

…できましたが、何というか、よもやこんな形でシムーンのマイナーっぷりを再認識させられるとは、夢にも思いませんでしたです、ハイ……(トホホ…)。

武装錬金 第25話「代わりなどいない」

2007年03月22日 | Weblog
今週のタイトル、てっきり斗貴子さんのセリフだとばかり思っていたら、最後の最後でパピヨンが口にして、物の見事に意表を突かれた貴金属バットです。こんばんは~。

カズキの大いなる自己犠牲によって救われた世界。
銀成市もかつてのにぎわいを取り戻し、街角には人々の平和な笑顔があふれます。
カズキがどれほど大きなことを成し遂げたか、知る人もほとんどないまま過ぎていく、穏やかな時間。
しかし、愛する人を失った斗貴子の中で、時は止まったままでした。
ヴィクターとの最後の戦いで負った傷が癒え、ようやく退院を果たした彼女を出迎えたキャプテン・ブラボーですが、人生経験豊富な彼をもってしても、打ち沈む斗貴子に声をかけることすらできません。
同様に、事の真相をブラボーから告げられたまひろの顔からは笑みが消え、岡倉・大浜・六舛も、カズキが自分達に何ひとつ語らないまま、いなくなってしまったことにショックを受け、激しく落ち込みます。
一方、対ヴィクター戦によるダメージからの回復を図る錬金戦団では、大戦死長が戦団の段階的な縮小を打ち出し、周囲を驚かせていました。
世界中で進行しているホムンクルス殲滅作戦終了後、大幅な組織の改編が行なわれることが明らかになる中、ただ1人、無茶なトレーニングに打ち込み、身体を気づかう剛太の言葉にも耳を貸そうとしない斗貴子。
そんな彼女が、カズキに代わってパピヨンとの決着をつける時が、刻一刻と近づいていました……。

自暴自棄になる斗貴子、ブラボーにすがりつくように泣き崩れるまひろ、空っぽの机を寂しげに見つめる大浜達等々、胸が痛むシーンが数多くあった今回のブソレン。
と同時に、暗く重いトーンで統一された本編に、さり気なく折り込まれたギャグネタに脱力したのは、きっと私だけではないはず…。
例えば、ラスト、パピヨンと会話するヴィクトリアが手にしていた彼女の“主食”
確かに中身が中身(あえてここでは書きませんが)とはいえ、モザイクはないだろうみたいな…(汗)。
あと、これはもしかしたら単なる偶然なのかもしれませんが、斗貴子が着ていたTシャツの胸の部分にプリント(刺繍?)されていたマーク、あれってば、もしかして某漢方薬品メーカーのロゴマークをもじったものだったりしませんか?
斗貴子さんの名字と同じ(ただし、あちらはカタカナ)会社名の…。
もし違ってたらすみませんと言うほかないんですが、私の目には、ぶっちゃけ、どうしてもソレに見えて仕方がありませんでした……(滝汗)。

こんな深刻な展開の中でも笑いを取るのを忘れない原作者&アニメ版スタッフの方々は、本当に蝶!サイコーだと思いましたです、ハイ…。