★10月のバラⅡ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しています。

コウホネとカイツブリ

2023-08-30 06:36:43 | 日記

諏訪湖に流入する河川にコウホネが群れて咲いて居る場所が在ります。

コウホネを写していると、葉の間で動くカイツブリを発見!

もしかしたらカイツブリの巣があるかも知れない!

期待して数日観察に立ち寄って見たのですが・・・

 

 

 

残念。その後は一度も、カイツブリには出逢えませんでした。

 

 

一方、諏訪湖では繁茂している菱が熱射で枯れ始めて

沖の方は茶色の帯状になっており、ダイサギの格好の餌場になっている様です。

秋が深まると、枯れた菱は湖底に沈み、水ぬるむ来春迄、水面は綺麗になります。

 

 

水陸両用バスが運行している水面は菱が除去されて居り、運転に支障はありません。

 

 

 

密生している菱はダイサギの体重が負荷してもなんのその

 

 

白く見えている点々は菱の花です。

 

    菱の種

 

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サギソウ

2023-08-27 09:41:16 | 日記

 

200本近いサギソウを育てている友人がいます。

このサギソウはお父さんから引き継いで60年近く、育てているとの事。

2014年にも一度拝見していますが、久しぶりに見せて頂きに行きましたら

変わらぬ見事さで咲いて居ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

★サギソウの花の仕組み

 

 

               

 

2014年に同行した友人が描いて届けてくれたサギソウの絵画です。

 

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処暑

2023-08-23 17:56:25 | 日記

 

今日は処暑、本来なら厳しい暑さが峠を越す頃です。

予報では相変わらずの猛暑ですが、朝から曇りがちで、風が強かった分

午前中は少し涼しく感じられたので、蓮の咲いて居る河川迄出かけてみました。

 

 

折からの強風で、大きな葉が裏換って花を隠し、花が見えずらくなっています。

川の流れに支障ない程度に明けられていた川端の空間も花で埋め尽くされてしまい

川は、まるで蓮池の様に様変わりしています。

 

 

雨が降らなくて乾燥しているので、葉の露は全く見られません。

 

 

蓮の花の最盛期もそろそろ終わりなのでしょうか。

散り始めている花弁を多く見かけました。

 

 

 

落ちた花弁が大きな葉に受け止められて風が吹く度、川面に散って居ます。

 

 

 

ギョギョ!! 蓮の花の花托です(種が入っています)

 

 

おや~! 蓮の群生している所からオオバンが現れました。

 

 

この蓮の繁茂している中に営巣している様です。

何度も巣材を蓮の群生している中に運んでいます。

 

 

この蓮の群生の中では、見るからに外敵から狙われる事無く

安心して子育てが出来そうです。

 

 

おっと! カイツブリとニュアミス。

 

 

 

少し下流に移動してみると、巣材を運んでいたのとは別のオオバンの家族が居ます。

この家族はたった1羽しか幼鳥が育たなかった様です。

オオバンは雛が成鳥に成る迄、両親が子育てするらしく、巣には両親が居ます。

一人っ子の幼鳥は巣の周辺を自由に遊び廻って居ました。

 

 

 

オオバンの両親

 

オオバンの巣と家族・左下が幼鳥

 

 

お盆前まで、騒々しく鳴いていたオオヨシキリの鳴き声は今は全く聞こえなくなり

静かな川岸に飛来したのはヒヨドリです。

何処となく動作が鈍く、幼鳥かも知れません。

(尾羽の先端が白いです)

 

 

蓮の花が咲いて居る川辺にも、晩夏に咲くタカサゴユリが見られます。

タカサゴユリはコンクリートの隙間の殆ど土の無い場所で咲いて居ます。

 

 

水辺では、シオカラトンボの集団もあちらこちらで見られました。

 

 

 

川面を渡る風は涼しく・・・猛暑の中でも少しずつ秋が来ている印象です。

 

 

 

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バンの親子

2023-08-21 18:15:29 | 日記

猛暑に怯んで、長い事blogのコメント欄を閉じさせて頂いておりました。

その間、多くの皆様より、『応援』や『よいね』『続きを希望する』の

プッシュを頂き、感謝しております。

本日から少しずつ復帰させて頂きますので、以前同様お付き合いくださいます様

お願い致します。

 

               バンという名の水鳥

以前『オオバン』の親子の投稿続けて居ましたが、

同じ河川に『バン』(ツル目クイナ科)も見られます。

名前が似て居て紛らわしいですが、

オオバンは身体全体がまっ黒でカラスの様・額と嘴が白いのに対して、

バンは頭部は黒く、額と嘴が赤(嘴の先端は黄色)羽色は茶褐色で、

胴体の側面には白色の縞模様が在るので、一見して違いが直ぐに判ります。

 

          オオバンの親子(6月26日)

 

       現在のオオバンの親子の様子(8月17日)

 

現在、オオバンの幼鳥の額や嘴は親鳥と同じく白くなっており

幼鳥は首の周辺や身体の色が多少グレーで、親鳥に比べて身体がやや小さいですが、

6月6日から観察を始めて、約2ケ月半程度経過すれば、

親鳥に限りなく近く成長し、3ケ月すれば、すっかり成鳥に育つ事を確かめる事が

出来ましたので、私のオオバンの成長記録はこれで終了したいと思います。

 

      

水 鳥 バ ン

 

バンの水かきは緑色で巨大・額は赤く、くちばしの先端は黄色で一際目立ちます。

 

 

泳ぎ方は、前のめりでオオバンとよく似た泳ぎ方をします。

 

 

 

川岸や陸上で採餌したり、行動する様子もオオバンに酷似しています。

 

 

川岸には頑丈なタマミクリが密生しており、その間にバンの巣がある様です。

オオバンの様に子育てが観察出来れば最高なのですが・・・

バンはオオバンと違って極端に警戒心が強く、目にするチャンスが希少です。

 

 

8月の初旬に、菱の繁茂している沖で、バンの親子を見ました。

バンは卵を産む数は平均6~8個だそうですが

諏訪湖で見たバンは雛がたった1羽だけで、マンツーマンの子育てをしています。

 

 

 

私はバンの雛を間近で見た事がありません。

バンの雛の様子(ネットから借用)

 

タマミクリの繁茂する中で葉が折れ重なっている場所があり

バンの幼鳥が母親が帰って来るのを待ちわびている様子です。

良く見ると、頭部の赤みがすっかりなくなり、

身体の部分は褐色で、縞模様もはっきり見えます。

雛の時には赤かった頭部や嘴は茶色に変わって幼鳥になって居ます。

 

 

 

足は成鳥と同じに、すっかり緑色に変わり、茎にしっかり摑まって

親鳥の帰りをひたすら待っている様です。

 

 

あっ! 親鳥が帰って来ました! 待ちわびていた幼鳥は急いでお迎え⁉

バンもオオバンと同じに赤い目をして居ます。

 

 

バンの幼鳥は、オオバンの幼鳥よりかなり敏速な泳ぎで、

直ぐに茂みに身を隠してしまい、姿を捉えるのが難しいです。

幼鳥の額や嘴が赤い成鳥に育つ迄には未だかなり時間がかかりそうですので

また出会った時には投稿してみたいと思っています。

 

 

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キカラスウリの垣根

2023-08-20 11:23:28 | 日記

 

数年前から、リンゴ園の垣根に、黄カラスウリが繁茂して居ます。

黄カラスウリは雌雄異株で、リンゴ園の黄カラスウリは雄株なので

花は咲きますが、実がなりません。

年を増す毎に、繁茂の領域を広げて、垣根は厚みを増しています。

晩秋には、葉もすっかり枯れて、特にリンゴ園に害が無いので

放置状態になって居るのかも知れません。

 

 

黄カラスウリの花は、夜更けから咲き始めて、陽が射す頃には

花弁の糸状の先端からカールを始めて、時間の経過と共に

花弁がすっかり萎んだ状態になり、午後には落下してしまいます。

今朝は曇り加減でしたので、早朝(5時頃)出かけてみましたら

花弁の繊細な糸状の先端が、未だカールして居ないオバナが数輪見られました。

 

 

 

リンゴ畑の方向から陽が射し込み始めると、たちまち花弁先端の

糸状の部分から、くるくるとカールし始めます。

 

 

 

左上の蕾の様な形状の花は、花弁をすっかり畳み込んで、落下寸前の花の状態です。

 

 

何時見ても、花の命の終焉は儚げです。

 

 

 

       

             2009.11.18写 

      (実の大きさはレモンより一回り大きい)

 

★しばらくの間、コメント欄を閉じさせて頂いて居ます。

 

 

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