★10月のバラⅡ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しています。

梅雨入り宣言と四十雀の水浴び

2023-05-30 08:55:46 | 日記

早い梅雨入り宣言に驚きましたが

野生の季節の花々が群れて咲いて居る様子を見ると頷けます。

ムラサキツユクサは、朝のうちは生き生き咲いて居るのに・・・

雨曇の日でも、午後には花が萎んでいます。

 

 

野生化している・ラナンキューラス・ゴールドコイン。(キンポウゲ科)

もともとは野草でしょうか

 

 

       クサノオウ(ケシ科・クサノオウ属)

 

 

 

ダッチアイリス(別名 オランダアヤメ)

 

小アヤメ(別名 三寸アヤメ・シベリアンアイリス)

 

 

 

 

公園には小さな滝から流れる水が、浅いせせらぎを造っている場所が在ります。

このせせらぎは、小鳥達の絶好の水浴びの場所になって居ます。

四十雀が飛来していきなり水浴びを始めました。

 

 

 

着水すると、すぐに後ろ脚で水飛沫を上げています。

 

 

次の瞬間・・・

 

 

チョット周囲を警戒しながら・・・・

 

 

 

今度は思いっきり水飛沫を上げています。

 

 

瞬間の出来事でした。

 

 

水浴びを終えた四十雀は、岩上で身体を軽く左右に振り、そのまま飛び去って行きました。

 

 

四十雀の飛び去る方向を追っていると、眼前の葉に触角が1本の昆虫がとまりました。

私は昆虫が苦手で蝶やトンボ以外、殆ど昆虫の写真を写した事が在りませんが

触角が1本しか無い昆虫は珍しく感じて、直ぐに写してみました。

googlleレンズにかざすと『シロモンヒラタヒメバチ』と教えてくれました。

詳しく調べてみると、触角は普通に2本あるはずですが・・・

何処かで事故に逢って損傷してしまったのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

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ベニバナトチノキ

2023-05-28 10:52:02 | 日記

 

blog友サンの彼方此方でベニバナトチノキが咲いて居る様子を拝見しています。

諏訪湖の湖岸公園にも、ベニバナトチノキが植えられている場所があるので行って見ました。

遠くからでも判る位、赤い円錐形の花がいっぱい咲いて居ます!

 

 

ベニバナトチノキは北米南部原産のアカバナトチノキ

ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキ(マロニエ)の交雑種で園芸品種だそうです。

 

花柄には2~3輪の花が付いており複雑な花形をしています。

 

 

昨年も観察したのですが、ベニバナトチノキには、

丸い小指の先位の小さな実がなっており、地面に落下して居ました。

どうも利用される様子ではありません。

 

 

 

銀座のマロニエの並木は淡いピンクがかった花が咲くそうですが

信州の山野で見かける大木のトチノキは、淡いクリーム色の花が咲きます。

 

                 2010.5.27写

ベニバナトチノキと違って実は何倍も大きく、栃餅としてに加工され、

大福の様に餡子が入って居たり、伸餅の様に加工されて道の駅等で販売されています。

You-Tubeで栃餅に加工される過程が紹介されていますのでご覧ください。

 

★その他加工されている栃餅の数々。

 

 

 

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遅咲きの芍薬

2023-05-26 10:39:01 | 日記

 

早咲きの芍薬に遅れる事10日間程して、

遅咲きの芍薬が咲き始めました。

遅咲きのピンクの芍薬は少し花弁をほころばしたままの状態で全開しません。

数日間、微かに上品な香りを放ちながら、散ってしまいます。

 

 

真丸な蕾の時期が長く愛らしいです。

 

 

芍薬の花は全開して居ないのですが・・・

丁度、花弁がほころび始めた頃、ツマグロヒョウモンの♀が飛来しました。

 

 

ピンクの芍薬は、花弁が開花し始めると微かに良い香りを放ちます。

ツマグロヒョウモン蝶は香りに魅かれて飛来したのかも知れません。

 

 

 

同じ頃、ピンクの日本芍薬が開花を始めています。

開花しはじめは、まるでチューリップの様です。

 

 

日本芍薬は一重の芍薬なので、全開しない状態の花が美しいです。

 

 

花べりに所々白色の覆輪が入る種類の日本芍薬です。

 

 

早春に、芍薬が発芽するあたりにブラシの様な花を沢山咲かせていたヒトリシズカが

種を持ち上げています。

 

 

右下の3本の白いブラシの様な部分が雄蕊です。

雄芯の下の黄色い部分は花粉を作る役割をしている葯(ヤク)です。

 

 

 

白いブラシ型の雄芯の上に見える緑色の頭柱が雌芯で

受粉すると穂状の果実が出来ます。

フタリシズカの穂状の部分は花ですが、ヒトリシズカは果実で種が入っています。

ここに来て沢山のヒトリシズカが種を持っていますので、

来春はさらに沢山のヒトリシズカに出逢えると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ナツロウバイ

2023-05-23 18:13:22 | 日記

 

初夏に必ず見せて頂く花壇が在ります。

花壇にはナツロウバ(ロウバイ科・ナツロウバイ属)が植えられているので

毎年、楽しみに出かけています。

未だ数輪しか咲いて居ませんが、

ナツロウバイの花弁に太陽が当たると透けて見えてとても美しいです。

 

 

 

セリ科・オルレア属

 

ヒルザキツキミソウ(アカバナ科・マツヨイグサ属)

 

ロサ・カニーナ (ノイバラ)

                                   

blog友さんの処でグリンピースのご飯を拝見して

私も早速、旬のグリンピースを買い求め、昆布茶を少し加えて塩味のご飯を炊きました。

見た目が初夏らしい綺麗なグリンピースのご飯です。

おともに、ナスの切り漬けを作りました。

 

 

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カラタチの花・他

2023-05-21 08:26:40 | 日記

 

何の花か判りますか?

 

連休前から,カラタチ(ミカン科カラタチ属)の花が咲いて居ます。

芽生えたばかりの新芽と共に、大きな棘の付け根に、細長い花弁の花が咲きます。

花の中央部分・雌花の頭柱が目立つ、華奢な花です。

 

 

花は、まるで鋭い棘に守られて居る様に咲いて居ます。

陽の当たる場所では、小さな実がなっている枝もあります。

 

 

カラタチの花を見上げると、子供の頃、童謡で歌った

北原白秋の歌詞がそのまま脳裏に浮かびます。

晩秋には棘の元にゴルフボール大の実がなりますが・・・

棘が鋭く収穫は大変そうです。

公園のカラタチの実は地面にゴロゴロ落ちて居て利用されていない様です。

★カラタチの実

 

 

此方はお稚児さんの鈴にも似た咲き方をして居る桐の花です。

手の届きそうな場所の枝は剪定されており、花の細部が写せません。

 

  花の拡大写真           2022.5.18写

           実ができていました

(桐)キリ  (kazuyoo様・さざんか様・ありがとうございました。)    

投稿が遅くなりましたが桐の花も連休前に写しました。

その昔、女の子が生まれると記念樹に桐の木を植樹したと聞いて居ます。

桐は成長が早く、木材としては湿気に強く、狂いや割れが少ない特性が在るので

私達の少し前の世代は、花嫁道具の桐のタンスに加工したり

木材は軽いので下駄やお琴にも利用されてきました。

私も、桐の下駄は履いた記憶が在ります。

現在はクロ―セットが主流で、桐のタンスの需要は少ないと聞いていますが

我が家では、今は殆ど着ていない和服を、半世紀以上もの間

桐のタンスで保存しています。

 

ヒメウツギ(アジサイ科ウツギ属)

 

キングサリ(マメ科)

 

ツツジ

 

 

現在は何処へ行ってもツツジの花盛りです。

 

 

駐車場脇に、気付かないうちに巨大なロゼット状の根生葉が成長して来ました。

もしかしたらアメリカオニアザミかも知れないと思ったのですが、葉に棘が在りません。

余りにも大きい根生葉なので、除草せずにしばらく様子を見る事にしました。

他の植物に比べる成長が超スピードで、あっという間に1m位に成長し

頂上には沢山の蕾が固まってギッシリ!

予想はして居たのですが、キツネアザミ(キク科)でした。

今では私の背丈をはるかに超え、天に向かって咲いています。

 

 

 

キツネアザミは越年草。 秋に芽生えて冬を越し、翌春に成長・開花・結実して

枯死する植物との解説です。

成長が目覚ましかったのは、すでに昨秋に芽生えていたからなのでしょう。

 

 

背が高い植物と言えばもう一種・ウズラバタンポポがあります。

除草しないで、様子を見ていると40cm~50cmを越える茎の頂で

咲いて居るものもあります。

ウヅラバタンポポはキク科ヤナギタンポポ属の植物です。

ウズラの卵の様な黒紫色の斑点が根生葉一面に在る事が名に繋がって居るそうです。

繁殖力が強く、アスファルトの間からも成長して来ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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