先週、奈良から和歌山へ行ってきました。
毎年のように夏にこのルートで出かけています。
2011年のあの台風の時に引き返して命拾いをしてから毎年行くことで少しでも地域の活性化につながればと思っています。
奈良の五條から十津川村までの道はあまり変わりませんが十津川村から新宮、そして新宮から三重への道路は圧倒的に良くなり初めて行った時に山に張り付くようだった道は多くのトンネルを抜け一時間以上短縮されました。
ただ、片側一車線の坂がばかりなので眼がすごく疲れます。
目薬と飴は必需品です。
今回は一緒に出掛けた家族の希望で一日目は奈良の橿原に泊り古墳、墓巡りをしました。
やはり一番有名なのは石舞台。
天武、持統天皇陵
高松塚古墳
文武天皇陵
キトラ古墳
牽牛子塚古墳の案内板
ここから畑の中の道を通って行けます。
車は入れず私は車で待機。
ビニールシートがかかっていたそうです。
安倍文殊院の西古墳
安倍文殊院にはとても大きな文殊菩薩があります。
昨年も来たのですがぜひまた見たいというので今年も来てしまいました。
ホテルは橿原駅の近くで夕方橿原神宮までお散歩に行きました。
平日だったのでとても静かでした。
台風が近づいているというのでゆとりを持って早め早めに行動し、翌日は昼頃に玉置神社へ。
同じ奈良でもくねくね道なので時間がかかります。
元々この神社をすすめたのは私でしたが、家族がすっかり大好きになってしまい毎年玉置山の頂上まで行きます。
神社に行くまでの道は見通しも悪く落石も多いし先頭で行くのは嫌なのですが今回は前に一台いて初めはラッキーだと思ったのですが、途中で前の車が私を先に行くよう道を譲ったのでそこからは私が先頭できつかったです。
杉だらけです。
珍しく早々とホテルに着いてのんびりしました。
ホテルの前に奈良交通のバスが止まっていました。
毎回同じホテルなのでお馴染みさんです。
食事は郷土色豊かですが美味しいですし、源泉かけ流しでいい温泉です。
奈良を抜けて翌日は熊野三山。
もう10回以上来ていますが、毎回何かしら新しいものを発見。
本宮が一番好きですが何と八咫烏ポストのカラスが緑になっていました。
実際に手紙が送れます。
今回は瀞峡も行こうとボート乗り場へ行きましたが、航路が良くないとのことで欠航していてまたまた早々ホテルに着いてしまいました。
熊野川はとても穏やかに見えるのに残念でした。
那智勝浦のホテルもいつもの浦島ですが、耐震工事で本館が使えずお風呂も三つしかありませんでした。
来年の4月には工事も終るそうですが、巨大ホテルなので移動も大変です。
7階でしたが、窓を開けるとカメラのレンズが曇ってしまう程湿度が高かったです。
台風に追いつかれないように日曜日の朝9時に出発して帰りました。
何しろ遠いので二回休憩して3時頃に高速を降りました。
昨年台風の中運転してハンドルは取られそうになるし、木の葉とかが向かってきて、とにかく怖かったので台風の時は運転を避けたいです。
うちの方は今回ほとんど被害が出ませんでしたが、母は成田の近く出身だったので千葉の被害が多くて、親戚は大丈夫かと心配になりました。 停電も嫌だけれど、断水はきついです。
以前から日本は山の中でも電気が使えてすごいと思っていました。携帯電話の基地局は欲しいけれど人里離れたところでは太陽光や自家発電を利用した方が確実ではと思います。
年々想定外が増えているので、日本の気候はあまり信じてはいけない気がします。