虎の食卓＠岩本町

昨日、2009年のノーベル平和賞の発表があり、アメリカのオバマ大統領が選ばれた。4月のチェコ/プラハでの『核なき世界』演説が影響したと、日本のマスコミではホザいていたが、まだ何も実現していなのに受賞できるほど、話は単純ではないと思う。ノルウェー議会の真意は何なのだろう！！

さて、本日は、先日テレビ東京で放映していた最強ラーメン伝説・これぞ必食のNo.1決定戦で紹介していた虎の食卓に行って来た。
ここの店主は、池袋のがんこラーメン出身の日系ブラジル2世土居ルイスさんで、6月24日に、ここ岩本町に店をOPENさせた。

この店は、フランス食材であるホロホロ鳥を使ったラーメンを提供しているとのことで、フランス系日本人の私としては、食べないわけには行かない（本当は根っからの日本人だが）。
ホロホロ鶏を養鶏しているところは、日本では殆どなく、岩手県の農場から仕入れているらしい。

店には駐車場はなく、コインパーキングを探すことに。この辺りは、やたらと一通が多く、また、無意味な道路工事もしており、中々見つからない。で、結局、店から一番近いTimesが1台分空いていたので、車を停めて店に向かった。

<<20分で200円というのは、この辺りではそれなりの値段>>

それにしても、本日は、小さな工事が多すぎる。新政権に色々調査される前に、金を使ってしまおうという、外資系企業の撤退前の日本人従業員の行動に良く似ている。

店には開店15分前の11:15頃到着。先客は居なかった。



扉が開いていたので中を覗くと、店主と女性店員が開店の準備で忙しそう。


店の外側にメニュが貼ってある。


この店では、塩、醤油、それに油・坦々そばが用意されていた。また、中盛り（200g)までは、サービスと書かれていた。今日は、もう1軒行こうと思っているので、このサービスは不要。

11:22に女性店員が外に出てきて、あと、10分ほどお待ちくださいと言って来た。実際に開店時間を多少過ぎてからのOPENになったが、このように、事前に言ってくれれば、それなりに納得できる。

11:35頃入店。

店の造りは、弱い逆L字カウンタ7席と、2階にも部屋があるようだが、そちらは詳細不明。店主のルイスさんと女性店員1名で切盛りしていた。

カウンタの一番奥に座って、注文を聞かれたので、醤油ラーメン(￥700)とホロホロ鶏カラ揚げ(￥300)を注文したが、から揚げは今日は無いとのことだった。ホロホロ鳥の出汁が売り物なのに、ホロホロ鳥が入手できないということは、今日のスープは普通の鶏で取っているのかと勘ぐってしまう。

支払いは前払い。二人で切盛りしているのであれば、小さな券売機でも置いた方が良いと思うが。。。

卓上には、タバスコ、酢、醤油、一味唐辛子、ラー油、それにGABANのホワイトペッパーが置いてある。


店内は、あっと言う間に満席になり、次の客は2階に通されていた。

7分程で、ラーメンが運ばれてきた。

かなり大き目の丼で、丼自体、結構熱い。見た目は醤油醤油していて、中盛りを頼んだつもりは無いが、麺の量は200gほどありそう。

スープ：鶏ベースの醤油スープ。ホロホロ鶏の味というのは、今まで飲んだことが無いのでまったく分からないが、鶏っぽい味に仕上がっているので、まずは満足。煮干系の味も然りだが、生姜の味も結構目立っている。それなりに考えられた味だとは思うが、ホロホロ鶏のから揚げが無かったことで、本当にホロホロ鶏なのか、疑問の残る一杯。

麺：中細チョイ縮れ麺。加水率は低くも高くもなく、麺自体は、それほど嫌いではないが、このスープには、やや中途半端で、しっくりこない。

具：叉焼、メンマ、海苔、刻み葱。叉焼は、ばら肉が2枚で、かなり柔らかくて味付けも、適度な甘みがあり旨い。情報では、ホロホロ鶏の肉を提供するように書かれていたので、期待していたが、から揚げも提供できない状況なので、致し方なし。メンマはごま油の風味がする割りと固めのもので、それなりに旨い。刻み葱は、万能葱と通常の長ネギで、どちらもタップリ入っていて満足。


ということで、私の評価は
+(PLUS)

ホロホロ鶏のカラ揚げが無かったのが残念（しつこい！！）。。。

住所：東京都千代田区神田須田町2-12-5
営業時間：11:30～15:00 18:00～22:00（土曜日は昼の部のみ）
定休日：日、祝日
駐車場：なし（近くにコインパーキングあり）

2009年の実績
162杯目/155軒目


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