時事日記

テレビのワイドショーや情報番組に出演している批評家がはたして正しい論評をしているのか?を検証しています

スポーツライター玉木正之の解説はなぜ中身がないのか

2022-02-04 16:12:51 | 日記
 スポーツライターの玉木正之、バンクーバー冬季オリンピックのあった2010年ごろまでは一般週刊誌などに時折り記事が掲載されることもあったのだが、現在はほとんど目にしない。
 掲載されていた週刊誌はというと、スポーツ専門誌(Number、等) などの掲載は無く、よくいう一般週刊誌で週刊朝日やサンデー毎日といったものだった。

 それでは過去に掲載された記事というと、野球、ラグビー、サッカーなどの球技から陸上、フィギアスケートといった人気競技の時事ネタが主であった。
 ただ、その内容はというと、自分の感想をただ書き綴っただけで内容がまったくなかった。専門的な解説はその道の専門家の論評をただ引用するのみで、試合や競技が面白いか否か、選手の気迫や気持ちがどうしたなど、それとスポーツ哲学(70年代学生運動していた独自の思想)といった自分の好き嫌いを基準にした感想をただ述べるにすぎないものだった。

 玉木正之の経歴はというと1970~80年代にGOROなどの大衆週刊誌の記者をしていた。出版社の社員かフリーだったかは不明。
 スポーツ関係の運営やマネージメントにはまったく関わったことはなく、スポーツ博士などの資格もない。
 ようは専門知識はなく、大衆週刊誌のスポーツネタを面白可笑しく記事にしていただけの人間だった。
 ※今でいう東スポや夕刊ゲンダイ、夕刊フジの記者と同じような事をしていた。

 1980年代から90年代中盤までの日本は多くの週刊誌の編集者や記者がテレビやラジオなどのメディアに出演することが多く。そのまま文化人枠でタレントやコメンテーターをする者も数多くいた。
・利根川裕
・石川次郎
・山田 五郎
などは代表例。
その他にも週刊プレーボーイの記者などが頻繁に深夜テレビの情報番組に出演していた。

 2010年ごろまで一般週刊誌はそこそこ発行部数があり、中身のないライターや文化人の感想文でも記事として掲載されていた。玉木正之以外にも数多くそういった輩は存在していた。
 ただ、スマートフォンが普及してからはというと、週刊誌は発行部数を大きく落としていき、ネットに週刊誌のWebサイトを立ち上げるようになっていった。
 ネット上でのスポーツ記事はその競技に興味を持つ者のアクセスがほとんどで、それまで紙媒体で購入していた一般人(主に高齢者)とは明らかに異なり、記事の内容のクオリティ(専門性、現場での実地や検証、正確な数値)が要望されて、一般週刊誌も専門誌同様に各競技ごとの専門ライターでなければ記事にできない状況になった。

 そのような時代背景により玉木正之は週刊誌などからはまったく必要のない存在となっていった。

 なお、玉木正之は過去に学校課程における体育の授業を批判した記事を掲載(参考に画像を貼っておきます)していたが、自分は社会人になって会社での朝のラジオ体操や休日の水泳など、学生時代の体育の授業は大変役に立っている次第です。












妄想スポーツライター玉木正之(私は現場取材は一切しません、あくまでニュース記事の感想を述べるだけです)

2020-08-22 18:49:55 | 日記
8月上旬放送のひるおびにて、玉木正之が2021年夏季に東京オリンピックを開催する可能性を問われ、「開催国の安倍首相とIOC会長のバッハの任期が2021年までの可能性が高いことから、両者の願望により開催にこぎつけるのでは」という見通し述べた。
ちなみに当方は生放送では観ておらずネット動画に拝聴。

相も変わらずの自身の勝手な思い込みのみの主張であり、根拠は両者が自身の任期中にオリンピックを開催したという実績作りを優先するのでは、という考えとの事。それと延期した際のコスト高をとも述べている。

そしてご存知の通り8月28日に安倍首相は健康状態を理由に辞任を発表して、玉木の観測がこの早い段階での間違っていたという結果に至ったのである。
そもそも大方のメディアの観測では、
◆安倍首相⇒最優先政策は憲法9条の改正。この問題を生涯の目的として政治活動をしているといっても過言ではない。オリンピックはけして憲法改正ほど優先順位が高いわけではない。
◆バッハ会長⇒自身の任期中にコロナという大きなリスクを伴っての強硬開催に踏み切るとは到底考えにくい。
両者とも強硬開催したオリンピックが失敗したときのダメージを考えると、リスクを取るとは思えない。
といったものが主流である。

どちらにしても、机上だけで情報を集め調べても、それを現場で検証しなければ正しい答えは導き出されるはずもないし、結局は自身の願望を答えにするだけのただの妄想論評となる。これを何十年も繰り返す玉木正之は自身の批評や今後のスポーツ界の行方といった予測をどう思っているのか。

結局のところ肩書はスポーツライターということになってはいるが、スポーツ専門紙の連載はないし、一般週刊誌(Web)でも年に数回意見を掲載する程度で、記録の残る紙媒体ではほとんど信用されていない。というかプロとして認められていない。
テレビ局が主にワイドショーのコーナーにて、あるスポーツ事案での主張を局として言うと結果責任を持つことになりそれを避けるため、個人のライターに代わりに言わせているただの道具といったところが玉木の役割なのであろう。

結局はその程度の人間で、まともな人間はワイドショーのコメンテーターなんかしない。ただしワイドショーも専門性を要する事案はちゃんとした評論家やOBに出演依頼をするケースはあるが…

◆玉木の過去の妄想的言動
①ゴルフはスポーツではない
主な主張の理由はゴルフ場は自然破壊につながるとのこと。それでは広大な森林伐採を要するスキー競技だって同じだと思うのだが…
②プロ野球における管理野球
川上、広岡の管理野球は野球をダメにすると主張。
だが今では「管理野球」という言葉が「マネージメント」という言葉に変わり、球団のマネージメント能力が問われる時代。玉木の先見の無さを証明した。

駅伝批判の玉木正之 大学長距離選手の実情をまったく知らなかった

2020-05-03 21:31:18 | 日記
2019年3月のテレビタックル(テレ朝)にてスポーツライターの玉木正之が駅伝を批判していた。特に人気のある箱根駅伝を痛烈に。

その最たる理由は日本のマラソン選手は駅伝にちからを入れすぎるため、その反動でマラソンが弱くなってしまっているとの事。
特に大学の長距離競技が駅伝にちからを注ぐため、日本のマラソン選手が育たず世界より弱まってしまっているとのこと。

◆玉木正之の主張を簡略にまとめると
・大学生の長距離選手が駅伝で走る中距離を主な練習に軸足をとる
・大学生長距離選手がマラソンには適さない山道の練習に力を入れる
・マラソンより駅伝にモチベーションが高まる大学生選手が多い

はたして、この玉木正之の批判は信憑性が高いのか?
そこで全国にある大学の陸上部実態を調べてみた。

◆全大学の長距離選手
およそ7000人(長距離競技はかなりキツイので故障などの理由で部を辞める者も多いとのこと)
◆社会人またはプロのマラソン選手(長距離トラック含む)
実業団選手およそ800人
プロ先週およそ10人
◆大学卒業後に実業団などで長距離競技を続ける者
およそ70人
全体の約1%程度

そもそも大学卒業後にマラソンや長距離トラック競技の道に進む人は圧倒的に少ないのが実情。
しかも少子化と実業団減少の影響で年々人数は減る一方である。
これはすべての学生に言えることだが、学生時代の部活を仕事として生きようと思う人間がどれだけいるのか。普通に考えれば分かることで、ほとんどの者が思わないし出来ないと考えている。特にスポーツの世界は自分のレベルがどの位置にいるか明確に把握できるので先に進むか進まないかは判断がしやすい。
現実にスポーツに限らず音楽も芸術も部活ばどでやっていたからといって、それを仕事にして生ける者などごく僅かな人間しかいないのは誰もが知っている。

結局、玉木正之が主張している駅伝批判はまったくの的外れな見解で、ほとんどの長距離競技の大学生は箱根駅伝や出雲駅伝など全国大会を目標に好きで競技をおこなっているだけというのが実際である。
これは現役のプロランナーや実業団選手、卒業を控えた長距離競技の大学生などの多くが雑誌や新聞などのインタビューで話していることからも分かることである。
まぁ、現場をまったく取材せずニュース記事だけを頼って感想をいうだけの玉木正之では、正しい論評などできるはずもないのではあるが…

◆テレビ番組での真相
事の真相は、朝日が主催している全国高校甲子園大会での投手酷使問題でいつも高野連と朝日新聞が叩かれるので、その矛先を読売新聞主催(毎日、産経も主催)の駅伝批判としたかったのかと…
なにせ玉木正之は大学時代に左翼活動してきてその仲間(同志)が朝日新聞に多くいた関係で色々朝日グループとは関係が深く、この番組企画も駅伝批判を目的とした朝日グループと同調したと思われる。


猪瀬直樹と玉木正之 まさに人間のクズ同士

2015-10-24 22:28:41 | 日記
猪瀬直樹と玉木正之、このふたり東京五輪に群がる寄生虫だな。


2013年8月に放送した東京MX「東京からはじめよう」で東京五輪の必要性を延々と語ってた…


建前は別として、本音でいうと猪瀬は五輪招致の実績と名声、玉木は仕事が激減して困っていたところに東京五輪がらみで仕事を獲得しようとしたもの。

玉木、東京五輪招致活動時は猪瀬のすり寄っていて、東京開催の決定後に猪瀬が失職したとたん、舛添からは仕事もらえず、手のひら返しで行政批判。
(どこの国の五輪だって必ずひとつやふたつ問題は発生するもの)


このふたりのように、70年代に学生運動をしていた連中って、反体制しか能がない。


この歳になると仕事がなくて、国にもしがみついて仕事に繋げようとする。昔の志などどうでもいいらしい、本当に情けない…

まともに取材もしない奴がライターを名乗るな 玉木正之

2015-09-28 23:30:35 | 日記
スポーツライターの玉木正之が経済専門誌『東洋経済(9月28日付け)』の記事で、新国立競技場建設問題についての国への批判を展開していた。

この新国立競技場建設問題の記事は2度目で、1度目は高額建設費への批判高まりによる見直しが決まる前の記事、そして今回が2度目の見直し後の問題点を指摘した記事である。


しかし、内容はというと、全てのソースが他のニュース媒体からピックアップしたものを並べているだけで、国やJSCといった関係者の声は一切反映されていない。当事者の声がないのは玉木自身が直接取材行為をしておらず、なおかつ関係者(JSCはもとより政治家、官僚、ゼネコン)とのパイプもない為に具体性や説得力に欠けたものとなっており、ただ個人の主観的意見を述べただけの陳腐なものである。

これではYAHOOニュースの一般コメントとまったく同レベルで、プロのライターがレポートしたと呼べるものかと大いに疑念を抱かざろうえない。
(我々、一般人のブログと同程度の自己満足表現文章といったところか…)

そもそもピックアップしたニュースソース自体に誤りがあったならば、論評そのものが根本から崩れることになる。
そんなものを金を取って記事に載せているかと思うと怒りはなはだしい次第である。

具体内容として、
本人が特に主張している、『新国立競技場はスポーツ競技に特化した建造物でなければ』についてだが、スポーツ競技に特化したスタジアムは味の素スタジアムや横浜スタジアムなど現状でも充分対応出来ていると意見する有識者は多い。
更に有識者の意見として、東京オリンピック後の運営を考えれば、この先の人口減で日本スポーツ界の衰退が容易に想像出来るとし、世界レベルのアーティストのライブが開催出来る会場としての併用案の方が将来性を考えれば得策ではないのかとのことである。
(そもそも国立競技場で行われるスポーツ競技は、年間を通してわずかな回数しかなく、スポーツに特化した運用では採算が合わないと思われる)

玉木は過去の主張などでも分かるように、スポーツ界の分析力や将来性への先見の目など、幾度も明らかに間違った主張を述べてきただけに、到底信用は出来ない。


まあ、東洋経済は当然のことながら、経済に関わる批評家、ライター、専門家を中心とした記事となっているため、スポーツ関係などは専門外、よって今回の新国立競技場建設問題などは適当な人選による、とりあえず知名度がそこそこあるスポーツライターに依頼したというところではないか…?
ちなみに東洋経済は前回の衆議院選挙蒔に事前の選挙予想の記事を政治評論家の有馬晴海に書かせた。この有馬も評判が悪い者のひとりなのだが、東洋経済は経済以外の記事にはレベルの低いライターを使うことがよくあり残念というか呆れるというか、読まなければよかったと後悔させられることがある。


今回の新国立競技場建設の問題は元をたどれば東京オリンピック開催が元凶なのは間違いない。
オリンピックにおいてこのような当初の計画が変更されることや予算が大幅に膨れ上がることなどは容易に予測がついていて、東京に決定する前は反対派が半分近くを占めていた。ところが、ロンドンオリンピック後の高揚感や例のおもてなしプレゼンなどで多くの国民が東京オリンピック賛成に変わり(一種のプロパガンダによる催眠状態といったところか)今日に至っていると思える。

ちなみに、玉木正之も東京オリンピック開催を強く推進していた者のひとりだったのだが、今回の新国立競技場建設問題などは容易に予測が出来なかったのか?と疑問に思うのだが、開催決定前は何一つ懸念を示さなかった。本当に予測が出来なければ無能としか言いようがない。
ただ、玉木の場合、スポーツライターとしては古くから能力不足を出版界から指摘されており(スポーツ専門誌などの仕事はまったくない)、東京オリンピック開催で少しでも仕事が増えれば良いと自己利益のことだけを考え、東京五輪を推進していたと想像できる。