NHK「ニュースウオッチ9」元キャスター大越健介氏の日刊スポーツ2015年4月30日付けのインタビュー記事に、以下のような発言があった。
「公正公平、放送法の精神はもちろん、最初からストーリーを作り、相手の話をはめ込むやり方は公平公正ではない。相手が誰で、どんな意見でも、伝えたいことをねじ曲げない。こちらの恣意(しい)で組み立てない。言いたいことをきちんと伝える。扱おうと思った時点で十分恣意的ですから」
プロのジャーナリストとして、非常に立派で尊敬に値する言葉であると思う。
大越氏は東京大学の野球部出身ということで、スポーツに関しては野球関係の解説が多い。
ことプロ野球関係の新聞・雑誌及びテレビ(専門番組)の批評に関しては、出身OBやそのチームをひいきにしているライターが、とかく結論ありきの主観的記事をファン向けに掲載することがほとんどであり(特に地方のローカル誌)、その内容の無さに筆者は興ざめすることが多々ある。
今、時代に求められているプロ野球の批評は(他のスポーツも同様と思われるのだが)、客観的な解説と正確なデータと情報を提供してほしい読者がほとんどではないかと思われる。
○野球太郎
○小関順二氏のスカウティングリポート
等
大越氏の「最初からストーリーを作り」という言葉は、他のジャーナリストにそういった手法を取る者がいると、暗に批判しているのではと考えられる。
(朝日新聞が謝罪した従軍慰安婦記事などが典型な例では)
新聞や週刊誌、スポーツ専門誌などは、大越氏のような真っ当なジャーナリストによる記事のみの掲載を心から願う次第である。
「公正公平、放送法の精神はもちろん、最初からストーリーを作り、相手の話をはめ込むやり方は公平公正ではない。相手が誰で、どんな意見でも、伝えたいことをねじ曲げない。こちらの恣意(しい)で組み立てない。言いたいことをきちんと伝える。扱おうと思った時点で十分恣意的ですから」
プロのジャーナリストとして、非常に立派で尊敬に値する言葉であると思う。
大越氏は東京大学の野球部出身ということで、スポーツに関しては野球関係の解説が多い。
ことプロ野球関係の新聞・雑誌及びテレビ(専門番組)の批評に関しては、出身OBやそのチームをひいきにしているライターが、とかく結論ありきの主観的記事をファン向けに掲載することがほとんどであり(特に地方のローカル誌)、その内容の無さに筆者は興ざめすることが多々ある。
今、時代に求められているプロ野球の批評は(他のスポーツも同様と思われるのだが)、客観的な解説と正確なデータと情報を提供してほしい読者がほとんどではないかと思われる。
○野球太郎
○小関順二氏のスカウティングリポート
等
大越氏の「最初からストーリーを作り」という言葉は、他のジャーナリストにそういった手法を取る者がいると、暗に批判しているのではと考えられる。
(朝日新聞が謝罪した従軍慰安婦記事などが典型な例では)
新聞や週刊誌、スポーツ専門誌などは、大越氏のような真っ当なジャーナリストによる記事のみの掲載を心から願う次第である。