全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

ぶれない

2020年02月09日 | 山歩記
今日は龍良山


 



会社の先輩の引っ越し手伝いでお山に行けなかった快晴の昨日とうって変わり

今日は生憎の曇り空

あとで晴れてくるらしいけど…

ただ

朝はすごく天気が良かったのでコタツ布団を干してきたのは前の投稿の通り

昨日は布団を干したんで今日はコタツ布団…

ごくごく自然な流れです

52歳のバツイチ男の家の中って

すごく凄惨悲愴なイメージがあると思うけど

私はコテコテ生粋のA型人間…相当な神経質体質

ほぼ毎日ダイソンをぶん回し、仕上げはフローリングワイパー

玄関・リビングと寝室には複数のスティックタイプの芳香剤にローズアロマの消臭元

1階、2階のトイレ、お風呂洗面台の掃除もほぼ完ぺき

たまに遊びに来る友人に他の女性の影を疑われても致し方ない自慢の居住環境


目標は桑野伸介…

フォルムは全くかけ離れているけれど

落ち着きを取り戻した頃に心に決めたこれからのライフスタイルは

今も全くぶれていません



広い駐車場に停めたプリウスの脇

早々に準備を整え
 


登山口を目指します
 


ほどなく龍良山登山口着
 


今日もここから登ります


山麓に広がる未斧の森
 


その歩き始めは非常に緩やか



じきに暑くなってくるんで

歩き始めを比較的寒く設定したウエアリングが山歩きのセオリー

ただ

それをそのままここに当てはめると寒い思いをしてしまいます…

そこそこ着込んで

天童の杜を歩きます
 

 

 

 

 

 


先日放送されたテレビ番組で一躍有名になった

杜のシンボルツリー《スダジイ》
         


ここでやっと暖機(運転)終了

羽織っていたジャケットをザックに収め



日差しの薄い原始の杜を

ひとりゆるゆる歩きます
 

 

 

 

 

 

 



崩れ落ちた岩の上をチョンチョン歩いて
 


龍良木槲鞍部着
 


ここから先は

大小の岩と立木倒木が複雑に絡み合う稜線歩き
 

 

 

 

 

 


北西の季節風を身体に強く感じ始めると

やがて山頂


見晴らしの大岩
 


やべ~ 雲低っ

厳原の方って雨降ってんじゃないかなぁ

干しっぱなしのコタツ布団が心配になり

そわそわしながら

龍良山山頂着
 

 

 


すぐに帰って…なんて思いもしたけど

今さら心配してもせんの無い事

山でのしきたりを忘れず暖かいコーヒーと食べ物で腹ごしらえ

ここでもぶれはありません


暖かいコーヒーを一口含み

ぐるりと頭を廻らすと

北東(厳原)のお空はすっかり青い…
 


ならばと

のんびりモードに突入です


心なしか明るくなってきた周りの景色に気を良くし

コーヒーを2杯飲み干したあとで

如月の龍良山を後にします
 

 

 



今、世界中を震撼させている新型コロナウイルス

特に横浜港に接岸しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客対応は世界中の耳目を集めています

国内へのウイルス侵入を一生懸命食い止めようとしている現場関係者

それを指揮監督督励している上層部


ただ、事態が長引くと色んな意見が噴出し

様々な場所からおかしな圧がかかったりして来る場合が多々ある事も世の習い

ありとあらゆる批判は上層部が全て引き受け

その基本方針が決してぶれる事無く

命がけで働いている現場の人たちをつまらない意見批判から守ってもらいと思います


上がぶれると下で働く人間は大変ですから…ね


陽の射してきた

帰路は小走り
 

 

 

 


最近始めたトレーニングで体幹が鍛えられ

身体のぶれがありません

齢52…今年53になるんだけど


この杜からしてみると
 

 

 


まだまだ

鼻たれ小僧
 


いやいや


分子レベル…以下だな
 



まだまだ鍛えれば何とかなるみたいです



深い杜歩きもやがてお終い
 

 

 

 

 

 

 

 



山茶花の花を間近に見ながら



 



プリウスに歩み寄り


助手席側のドアを開け

一眼レフを投げ込みます



 



たまに

座ってくれる友人



 




その人がこれから先

もし

困ってしまって私を頼ってきたときには必ず助けてあげよう…


そう思う私の感情は



 



決して


ぶれる事はないと思います

願い

2020年02月09日 | 山歩記
今日は龍良山

 





現在の天気は予報通りの曇り空

午後からは晴れ間が広がって的な占い

でも、朝、家を出る時は予報に反してキレイな青空だったんで

信じきれずコタツ布団をベランダに干してきてしまった

今更ジタバタして帰ったところでしょうがない…

腹が減っては何とやら

慌てずお昼の腹ごしらえ

 



途中から一人になったんで

家の調度品とかはそこそこ大きくて立派

コタツ布団もかなりデカくて上等な生地

雨に濡れたらリカバリーが大変


神様 お願い!

天気予報を当てさせて





Move forward

2020年02月01日 | 山歩記
暖冬です

家の電気代は安くて済むし

冬場は落ち込むプリウスの燃費もヒーターを使わないから

5月並みの低燃費継続中


山歩き…

せっかく買い揃えた冬のアウターが全く使えないからちょっとあれなんだけど

まぁ

補って余りある…んで

良しとしましょう


暖かい今日は白嶽さん

いつもの白嶽トンネル取り付きルート

駐車場にプリウスを停め

 


荒れた小径を駆け上がり
 


今日もここから登ります
 


極寒期の2月のはじめ

モンベルのスーパーメリノウールのインナーの上にウイックロンクールの半袖のみ

例年ならば凍死するレベルの軽装だけど今年は例外


最初の軽い登りで汗が出ます

無駄な汗をかかない様にスピードをコントロール


急ぎたがる足を押さえつつ

それでも 

前へ前へと進みます
 

 

 


今日の予報は尻上がり

今はまだ雲がかかっているけど
 


あの頂にたどり着く頃には

きっと綺麗な青い空が広がっているはず


誰とも会わない深山の路を

ひとりゆるゆる歩きます
 

 

 

 



たまに覗く青い空
 


ちょっとあそこから確認してみよう…

件の測量地点
 

 


お~

もうちょっとで青いち


さぁて

もうちょっと歩いてみるか
 

 

 

 

 



鳥居着
 


上見坂白嶽はここで終わり

これから先は共通ルート

神々の棲まう

原始の杜を進みます
 

 

 

 

 

 

双岩の鞍部を越え

東岩峰白嶽神社参拝
 

 


そして

西岩峰
 

 


到着です
 


見上げるお空は蒼いけど
 


水平方向は

ちょいモヤ…
 

 

 



来週(仕事で)行く郷崎
 


は見えない…あの奥だな


誰もいないことを良いことに

ちょっとセルフィー
 


からの


西岩峰上(おひとりさま)ランチタイム

久しぶりの

のり弁
 


コーヒーも飲み終え
 


暖かな西岩峰を後にしたあと


蒼いお空に誘われて

ついつい登ってしまった東岩峰
 

 



下って

帰りの道も一人です


 


 


 


 

 

 

たまに

立ち止まり

振り返って

仰ぎ見る白嶽さんは


 



どうだと言わんばかりの蒼一色




山も


そして人生も


ひとりで歩くことになって


やがて2年



慣れてしまえば意外と快適


 
 




過ぎた過去は振り返らずに


ただ前へと進んで行けばいいんです…




Move forward


Only move forward…



 



Move forward with confidence