シーサイド発

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HOMELAND シーズン7

2018年06月13日 22時32分43秒 | クライム・サスペンスドラマ
HOMELAND/ホームランド シーズン7 DVDコレクターズBOX
クレア・デインズ,マンディ・パティンキン
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


HOMELAND Season 7 #1〜12

 シーズン6のあらすじはこちら

 キャリーとフラニーはワシントンに住む姉のマギー一家の元に身を寄せていた。一方、暗殺計画に関わったとして拘束されたソールや連邦職員たちは未だに釈放されていなかった。キーン大統領は軍事法廷でマクレンドン中将(ロバート・ネッパー)に対して極刑を求め、自らの番組で大統領を批判し続けていたオキーフにも逮捕状が出されていた。
※以下、ネタバレあらすじです

 マクレンドン中将は軍法会議で不名誉除隊となりキーンはそれを覆すよう指示。事態を憂慮した首席補佐官のウェリントンはNSA補佐官のポストを条件にソールに取引を持ちかけるが全員の釈放を条件に断られる。キャリーは拘束された200人の市民権侵害を告発するためペイリー議員と情報提供者を引き合わせようとするが、FBIのダンテ・アレン捜査官が証言を断る。キャリーは姪を巻き込んだことで姉から病気の再発を疑われる。一方、終身刑となったマクレンドンだったが毒を盛られ死亡する。

 マクレンドンの死を格好の攻撃材料と見なしたオキーフはキーンへの非難を強める。これを重く見たウェリントンは改めて200人の釈放とソールの起用を提言する。釈放されたソールは安全保障担当補佐官として会見を開き、他の200人も釈放されると司法の健全性を証明。しかしキーンはオキーフに関しては例外で、ソールが投降を促す。一方、キャリーは医者からリチウムを長年服用すると効かなくなると告げられる。ウェリントンの自宅を監視していたキャリーはある女性を特定しようとしてPCがランサムウェアに感染。脅迫してきた相手に自分で対処し半殺しの目に遭わせる。

 感情をコントロールできなくなったキャリーは再び精神科医の元へ向かう。鎮静剤で眠り躁状態を断ち切れと助言される。ウェリントンの自宅に出入りしていたシモーヌはマクレンドンの死亡に関係があると判明。キャリーは家宅侵入で逮捕されてしまいダンテに助けられる。一方、ソールはオキーフに投降を促すが銃を手にした住人たちが立ちはだかる。対話では解決せずオキーフは援軍を呼んで留まり続ける。同じ頃、ホワイトハウスではシリアの軍撤退方針のキーンと空爆を望む軍人たちが対立していた。ウェリントンはオキーフに注目が集まるのを避けるため独断で空爆の指示を出す。

 勝手に空爆を承認したウェリントンに大統領は怒りを爆発させる。そんな中、シモーヌがヘイゼルトンに着くまでに5回現金を引き出していたことが判明。ソールはオキーフを投降させようと説得を続けていたが、オキーフが身を寄せている家の飼い犬が逃げたことをキッカケに事態は急変。犬と少年がFBIに撃たれ、捜査官が人質に取られる。少年を搬送後、オキーフは生放送で大統領が射殺命令を出したと糾弾する。新聞記者が、少年が失血死したとデマを流したことで父親が捜査官を射殺。FBIが突入して全面攻撃し多くの死者を出す。そしてオキーフは逮捕される。

 大統領やウェリントンが事件の後始末に追われ、殉職した捜査官の妻に追悼会の参加を頼む。結果、遺族が彼女を受け入れたことでデモは落ち着き始める。オキーフを説得できず、悲劇を防げなかったソールはデマを流し大虐殺を招いたのはロシアの手口と同じだと考え捜し始める。一方、キャリーは新たな作戦を実行すべく、昔の仲間を招集。彼らと共にシモーヌを締め上げて暗殺事件の報酬だと認めさせる。ウェリントンが事件の黒幕だと証明しようとするが、シモーヌは襲われて脅迫された事を言わずセックスするだけだった。

 シモーヌに上院司法委員会への召喚状が届くがウェリントンに罪をなすりつける気だった。それに気づいたキャリーはソールと話しダンテが仕組んだと知る。一方、ソールはCIAの元同僚でロシアの専門家サンディとDARPAのクリントの協力を得てロシアの積極工作だと証明しようと動く。ルーカスビルとウェリントンの動画はフェイクアカウントによって拡散され黒幕はグロモフだと掴む。イヴァンはグロモフに警告し手を引かせようとして失敗し、始末されてしまう。キャリーはダンテの正体を暴こうとマックスたちと調査する。

 一晩無断で家を空けたキャリーは、再び姉のマギーと衝突。フラニーを連れて衝動的に家を出たキャリーはダンテを頼る。元妻から話を聞き当時カブールCIA支局長だったキャリーに心を奪われていたことを知る。一方、ソールはウェリントンの元を訪れ、シモーヌの正体を暴露する。次にマックスを連れ出してダンテから盗んだデータを調査をさせる。シモーヌは偽証して政権の転覆が狙いだと連邦裁判官に掛け合うが却下される。ダンテとシモーヌの渡航歴から同じ時期に同じ場所へ行っていたと判明しダンテを拘束する。その頃、キーンは辞表を出したウェリントンを訪ね逃げ出すのは許さないと却下する。

 翌日、キャリーはおびえた様子のフラニーを学校に送り届けた後、自らダンテを尋問したいとソールに掛け合う。だが自白を引き出せないばかりかフラニーの迎えを忘れてしまう。マギーから自主入院するか親権を渡せと迫られる。一方、ペイリーは上院司法委員会のメンバーと共にシモーヌの証言取りやめと引き換えにキーンの辞任を要求する。そこでキーンはロシア大使に偽証が行われれば敵対行為とみなすと突きつける。モスクワは偽証の中止を指示、グロモフは隔離中のシモーヌを捜し出して拉致。一方、キャリーは弁護士を呼ばせダンテに毒を盛ると、彼は暗殺とシモーヌの関与を認める。だがダンテは心停止で搬送されてしまう。

 ダンテの行方が分からないことを知ったグロモフはシモーヌだけをロシアに帰らせ事態の収拾を図る。一方、キャリーは意識が戻ったダンテの協力を取り付ける。ソールは大統領の弾劾を阻止するためペイリーに全てを明かし取り込む。ダンテから暗号を聞き出したキャリーはツイッター社のサーバーに侵入し暗号文を送る。ダンテの裏切りに気づいたグロモフは仲間を撃って病院に潜入。ダンテはキャリーに毒を盛られたと知るが殺されてしまう。一方、マギーはフラニーの親権を得ようと動いていた。キャリーは娘を連れ出そうとして轢きかけた上に、ダンテの死に直面し精神が崩壊してしまう。

 キャリーは電気けいれん療法を受けることにする。マギーがフラニーの単独親権を求めた審問が開かれる。キャリーは仕事を捨てる覚悟だったが面会権の提案を飲むことに同意。一方、再び攻勢に出たペイリー議員は憲法修正第25条の発動を画策するが、ウェリントンが副大統領のワーナーの支持を取り付ける。だがワーナーがペイリーと面会していると知ったキーンは造反者を解任。ワーナーはそれを違法だとして最高裁に申し立てる。そんな中、シモーヌとグロモフがロシアに逃げたと考えたソールはキャリーのチームの力を借りる。

 ソールやキャリーたちは秘密工作のために外交任務と称してモスクワへ飛ぶ。それを聞きつけたペイリー議員は、彼らの目的を探ろうと刑務所のアダールに面会。キャリーがいるなら秘密工作で、組織を離れたロシアの専門家を探せと助言される。ペイリーの秘書ジャネットはクリントを違法行為だと脅しシモーヌの奪還が目的だと聞き出す。一方、モスクワではソールたちがロシア側との協議に臨み、グロモフも同席させろと要求する。アンソンらがシモーヌの捕獲へ向かう頃、大統領を更迭するためジャネットはロシア大使に作成の内容を漏らす。

 奪還作戦がバレて逃走を余儀なくされる作戦チーム。キーンは閣僚の解任が却下され、副大統領のワーナーにより職を解かれる。作戦の許可も無効となりソールたちは帰国するしかない。そこでキャリーはロシア側の亀裂を利用し、対外情報庁のヤクーシンの隠し資産を消してシモーヌを渡すよう迫る。ヤクーシンは部隊をGRU本部に出動させシモーヌ確保に動く。混乱に乗じて突入したキャリーは「あなたは捨て駒だ」と説得しシモーヌを引き込む。シモーヌとキャリーは互いに成りすました変装をしてGRU本部を脱出する。

 サンディはクリントが奪還作戦を漏らしたと気づく。一方、シモーヌに変装したキャリーはアンソンと共にアメリカ大使館を目指すが、グロモフが差し向けた警察によって行く手を阻まれる。キャリーは離陸するまで時間を稼ごうと徒歩で逃げる。ソールと合流したシモーヌは出国を急ぐが、空港の手前で止められてしまう。搭乗許可を求められたワーナーだったが、ペイリーはお飾りの副大統領に戻る気かと助言。ロシア大使と会い解放するよう要求し、ペイリーを追い出す。ソールたちが出国した頃、キャリーがグロモフに見つかる。

 シモーヌが委員会で証言しキーンの疑惑が晴れ、罷免を主張したペイリーは逮捕される。キーンは作戦本部を訪れ感謝を伝え、キャリーの帰国を約束する。一方、拘束されたキャリーはCIAの策略だと声明を読むよう薬と引き換えに強要されるが拒否。ソールは帰国に向け水面下で交渉を続けるがロシアが拒否。キーンは国民に向け、指導者1人では民主主義は救えない、国民の信頼を失った指導者ならなおさらだと言って辞職を発表、ワーナーが大統領に就任する。7ヶ月後、ロシアとエストニア国境でキャリーと囚人3人の引き渡しが行われる。だがキャリーは完全に正気を失っていた。

<シーズン7からの追加キャラクター>
◆デヴィッド・ウェリントン(ライナス・ローチ)/主席補佐官
◆ラルフ・ワーナー(ボー・ブリッジス)/副大統領
◆サム・ペイリー議員(ディラン・ベイカー)/上院司法委員会
◆ダンテ・アレン(モーガン・スペクター)/FBI捜査官
◇シモーヌ/ウェリントンの恋人でロシアのスパイ
◆エフゲニー・グロモフ(コスタ・ローニン)/ロシアの工作員
◆アンソン(ジェームズ・ダーシー)/カブール時代のキャリーの同僚
◇サンディ(キャサリーン・カーティン)/元CIAのロシアの専門家
◆クリント/DARPAの情報科学者

前半はだいぶオキーフがやらかしてくれた。もう彼はシャバの外に出ることはなさそうかな。
マクレンドンの暗殺から始まったロシアの積極工作。政権を転覆させるまでの計画がとんでもなかった。
暗殺未遂があってからキーンは人を信じないし、200人を逮捕させたことで独裁者に映る。そういった面もロシアにとっては好都合だったでしょうね。
キャリーたちがカモにされてたと知った時の驚きの顔ったらなかった!他人を欺くことはあっても自分が利用されるとは思っても見なかったはず。
ランサムウェアに感染した時に脅迫してきた相手に色じかけして、半殺しが結構怖かったwロシアでも色じかけしようとしてたけど、流石に通用はしてなかったけど。
このシーズンはキャリーにとって苦難ばかりでした。薬も効かなくなっている上に金もなくて、フラニーの養育権まで危うくなって散々。親権を取られるのは嫌だろうけど、マギーなら安心して預けられるし何よりキャリーひとりでは無理。それに必ずソールが現れてキャリーの気がそっちに行ってしまうもの。
最終的には拘束されても国家を守って、キャリーほど自分を犠牲にしている(報酬もないのに)人はいない。完全に正気を失ったキャリーの顔芸は今まで一番でした。
次シーズンでファイナルとなりますが、これまで尽くしてきた英雄たちが死を遂げているだけにキャリーには幸せになって欲しい。平穏とは無縁なキャリーなので、やはりどこかの組織で彼女の能力を役立てて欲しいな。
そう言えばフラニーの子役は双子だったそうで、よくブロディの血を引いたように見える子役がいたもんだと感心した。他のドラマでも小さい子は双子を使うことが多いですね。アメリカの役者さんたちの裾野の広さを感じる。

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


視聴環境:FOX



©︎2009 シーサイド発


2 コメント

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来シーズンが。 (ココ)
2018-06-21 12:25:35
ファイナルなのですか…。クインが死んでしまってガッカリでしたが、何だかんだで相変わらずハラハラさせてもらいました。ずっと続いて欲しかったので残念です。

ソールに必要とされるのは嬉しいけど、フラニーとの生活と両立は無理ですよね。マギーとのやり取りにも胸が痛みました。社会派ドラマとしてはリアルだけど、その辺が支持されなかったのかな。
→ココさん (らるふ)
2018-06-22 22:53:27
クインがいなくてもさすがホームランド、面白かったですね。
毎シーズン舞台も変わるので続けようと思えばいくらでも出来そうだけど、ダラダラやるよりは良いですね。
キャリーの精神もかなり危険な状態ですしね。
フラニーか仕事かだとどうしてもキャリーは仕事を選んでしまいますよね。
ファイナルではキャリーにも幸せをつかんで欲しいなぁ。

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