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ハンニバル シーズン2 #3「Hassun(八寸)」

2015年03月03日 21時12分08秒 | HANNIBAL
Hannibal Season 2 Volume 1
Brian Reitzell,Brian Reitzell
Lakeshore Records


HANNIBAL Season 2 #3 Hassun

 グレアムは裁判の朝、電気イスで処刑される幻想を見る。裁判で検察側はグレアムがホッブズを射殺してから、ホッブズ像を鮮明に描きすぎて心をとらわれ、キャシー、マリッサ、ジョージア、アビゲイルの四人を殺害したと追及。FBIのプラネル監察官の制止にも関わらず、クロフォードはグレアムの精神の崩壊を招いた責任は、彼を事件捜査の現場に引き戻した自身にあると、FBIの非を認めてしまう。
※以下、ネタバレです。

 そんな中、裁判の行方を左右する殺人事件が続発する。その日の審理終了後、グレアムの弁護士ブラウアー宛に封筒に入った人間の耳が届く。クロフォードは結果がどうであろうと自分の証言に満足していた。そして余命の短い妻のためにイタリアへ連れて行き死に場所にしようと考えていた。レクターはベラが死んでもFBIは存在する、一時の感情を満たすために死んではいけないと諭す。

 耳が切断されたのは48時間以内でグレアムには不可能な犯行だった。犯人は意図的に裁判に合わせ送ってきていた。レクターはグレアムの“崇拝者”の存在に言及。グレアムは博士に不利な証拠はないし、このままでは正気を疑われるとレクターにすがる。すると、真犯人が存在を示そうとしている、君が心配なのさと言われる。

 フレディ・ラウンズが証人として出廷し、アビゲイルと話した時に父親同様にグレアムが自分を殺し食べたがっていると証言。弁護側はラウンズが名誉毀損で6度訴えられ、全て示談になっている事実を反対尋問して終わる。ブルームが証言台に立つ前に、グレアムと恋愛関係にあれば信憑性に欠ける、検察はそこに漬け込むと彼女に理解させ、グレアムの前で「彼には仕事柄興味があるだけ」と言わせる。

 切り取られた耳の形状からアビゲイルの切り口と一致。そのナイフは証拠保管室に送られ裁判所の職員サイクスが管理していた。サイクスの自宅に突入すると、仕掛けられていた発火装置で爆発炎上する。サイクスの死体は鹿の角に刺され、口を切り裂かれ、片耳がなかった。これはキャシー、マリッサ、ジョージア、アビゲイル殺しの集大成だった。

 犯人は別にいると示しているようであることから、クロフォードは事件に疑念が生じていると判事に相談。プラネルから罪悪感を軽くしたいだけと批判されるが、グレアムは終始無実を主張していて弁護方針も変わるはずと反論。

 チルトン博士が証言台に立ち、グレアムは本性を隠すため仮の人格を作り上げクロフォードにも見抜けなかったと主張。どの犯行も周到に準備され彼が本当に混乱していれば犯行は不可能だが、演じているだけと証言。弁護側はグレアムがFBIに協力してきたのと、冷血な殺人鬼とでは矛盾すると尋問。虚栄心と気まぐれが彼の原動力で、他より賢いと証明するため殺人犯を捕まえていたと証言。その間もグレアムは妄想の世界に入り釣りをしていた。

 レクターはサイクスの殺人現場写真と報告書をグレアムに見せる。犯人は銃でサイクスを撃ち、鹿の角に体を刺してからナイフで耳を切り取ったと見立てる。今回は殺害後に切断しているから同一犯じゃないと主張する。不都合な真実を無視し誰も気づかないことを願うと言うと、レクターは疑いを払拭したくてと答える。私を信じて欲しい、私が君を信じるように、君を自由へと導いてくれるとなだめる。犯人は君に詩を書いた、彼の愛を無駄にするのかと説得する。

 同じ手口の犯行をキッカケに合理的な疑いを作れば勝てると弁護方針を変更。ブルームは無意識と主張出来ないと反対するが、ブラウワーは彼女を証人にはせずレクターを証言台に立たせる。グレアムにはレクターが角が生えた黒い影に見える。レクターはサイクスの事件に言及し真犯人が別にいると主張する。彼は事態を受け入れられず、罪を犯した可能性に直面すると心は現実をすり替える、犯人扱いされても責めないと証言する。事件の犯行の手口は全く同じではないが、同一犯の手口が必ずしも同じとは限らないと主張するが、判事が却下。

 その後、レクターはオフィスで誰も座っていない患者側のイスを見つめる。グレアムはベッドの上に佇んでいた。そんな時、裁判所で判事の頭が切り取られ、目には包帯が巻かれ、持たされた天秤には心臓と脳がかけられていた。判事は執務室で殺され法廷に運ばれ飾られていたと分かる。天秤にかけられた心臓と脳は真実が見えず、知能も心もないと意味していた。判事が死に審理無効にすることが犯人の目的だろうとレクターは見解をクロフォードに話す。

 プラネルはクロフォードがグレアムを信じようとしたから裁判は方向性を間違えた、グレアムを切り捨てるべきだと忠告する。グレアムの前に大きく黒い牡鹿が現れる。鉄格子は開かれていて出ようとすると、背後でレクターに呼ばれ目が覚める。ブルームが面会にやってきて判決が出れば回復に専念出来たかもと話す。グレアムはこの犯人も自分と一緒に法廷を出た、僕を助ける気だと意見する。そして救いたいという彼女の手を握りしめる。

八寸とは角盆に、酒の肴となる珍味を2品を品よく盛り合わせたものだそうです。へぇ~
もう、グレアムったら自分の裁判なのに興味なしって感じで妄想で釣りしているし、
レクター博士が鹿人間に見えちゃうわで笑い要素満載でしたw
そしてレクター博士のグレアムへの愛がもう!もう!(*´艸`*)
罠にハメておきながら、真犯人の存在をちらつかせて助けちゃうんだから!!
極めつけは主張を却下した判事を殺して飾っちゃうんだもんな~
きっとグレアムには全部お見通しで、証拠を掴む機会を伺ってるに違いない。
レクター博士、大嘘つきのラウンズもそろそろ食べちゃいましょうよ!

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視聴環境:スター・チャンネル



©︎2009 シーサイド発


2 コメント

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愛のドラマだよねw (( ̄(工) ̄))
2015-03-03 21:28:23
どんどん博士がかわいく思えるよー。
早くラウンズを始末して調理してほしい!愛のドラマに邪魔なのよ。
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⇒( ̄(工) ̄)はん (らるふ)
2015-03-03 21:34:36
レクター博士の切ない片思いだね~w
「彼の愛を無駄にするのか?」のくだりにニヤニヤしちゃったw
そうだそうだ、ラウンズは愛の邪魔者!早く食っちゃえ~
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