39歳の若さで他界した「スパルタカス」で主演を務めた俳優アンディ・ホイットフィールド。癌宣告を受けてからその生涯を終えるまでのドキュメンタリー。
3/1からNetflixで配信になりました。
アンディはイギリスのウェールズで生まれ、オーストラリアでモデルとして有名に。夢見ていた俳優への道を進みますが、俳優業だけでは食べて行けなかったそう。その頃に妻ヴァシュティの妊娠がわかったそうです。
その後、いくつかのドラマでゲスト出演などを果たした後、ようやく掴んだ「スパルタカス」への出演。6年契約を結び、ドラマは大成功を収め、映画出演のオファーも舞い込み順風満帆だった…。
そんなアンディが癌宣告を受けたのは「スパルタカス」シーズン1の撮影を終えた頃。ステージ4と診断され余命3~6ヶ月と宣告された。絶望の中、専門医を探し、100%寛解すると診断されます。
アンディは絶望の真っ只中にいても希望を捨てず、化学療法を始めます。リンパ腫が寛解し喜んだのもつかの間、また別の場所に転移していることが判明。
何度も寛解しては再発を繰り返していきます。それでも決して諦めず、不可能はないと信じてガンと闘う姿は「スパルタカス」そのものでした。
治療に向かう途中で「I am Spartacus !」って言って自分を奮い立たせているような場面もありました。泣ける 。゚(゚´⊃д・`*)゚。+。ェ-ン
一度寛解して仕事に復帰できそう!ってなった時にはウァロ役のジェイ・コートニーと別々の役で「Paradise Lost」のオーディションを受けていたそうです。
化学療法や他の治療法を試すもののアンディのガンには効かないと分かり、いよいよ放射線治療を受けます。これまでは激痩せしたり髪が抜けるということはありませんでしたが、見た目や身体にも影響が出てきます。最後の望みだった治療法を試しても大きな塊は消えず打つ手はないと宣告されます。
アンディが鍼治療のためニュージーランドに旅立ってから1週間も経たずに、妻ヴァシュティはアンディの遺体を抱えることに…。亡くなる前、アンディは子供たちと別れをする時に、言った言葉がとても感動的でした。(そこは見て知ってもらいたいのであえて言いません)それから一年経った頃に驚く体験をしたそうです。それは子供たちにとって父親の象徴のようなものでした。今後、蝶々を見たらアンディかな?って思いそうです。
アンディと家族の愛溢れるドキュメンタリーを見れて、懐かしむ気持ちと、悲しみ、そして彼の精神力の強さを実感しました。
スパルタカスのシーンも時折挟まれていたりもするので熱い想いがこみ上げます。
そしてこれを見終えるとスパルタカス観たくなりました!
タイトルの「Be Here Now」はアンディの腕に彫られたタトゥーなんですよ。
スパルタカスファンのみなさん、是非Netflixで視聴してみてくださいね。
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視聴環境:Netflix
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