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[終]ホロウ・クラウン/嘆きの王冠 シーズン2 #8「リチャード三世 part3」

2016年07月20日 22時36分30秒 | The Hollow Crown
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The Hollow Crown Season 2 #8 Richard Ⅲ
[シーズン2 最終回]

 リチャードに王子たちを殺され、エリザベスは悲嘆に暮れる。そこへマーガレットが現れ、リチャードに呪いをかける。エリザベスは彼女から敵の呪い方を教わる。孤立し、精神が壊れ始めていくリチャード。彼は大軍を率いてイングランドに上陸した宿敵リッチモンド伯と戦うため、出陣する。
※以下、ネタバレあらすじです

 出陣の途中、母とエリザベス、マーガレットに行く手を阻まれる。母から「お前のせいで人生は地獄だった。産むのも大変で幼子の頃はわがままで、学校では短気で乱暴な問題児、青年時代は向こう見ずで無茶ばかり。大人になれば高慢でずる賢く残忍さを増した。楽しい時があったら教えて欲しい」と告げられる。そして神の裁きによりお前が戦地で勝利することなく死ぬか、私が嘆きと老いで死に二度とお前に会わないか、最も重い呪いと共に行けと呪いにかけられる。

 リチャードはエリザベスに王女を妃にしたいから説得して欲しいと頼む。息子から奪った王国を娘に返そうと話し、結婚しか道はないと思わせる。その頃、息子ジョージを人質に取られたスタンリー卿は加勢できないとリッチモンド勢に伝える。そしてエリザベスが王女をリッチモンド伯の妃にするのに同意した伝言。一方、反乱により捕らわれたバッキンガム公は、マーガレットの予言どおりで王に裏切られたと言い残し処刑される。

 スタンリー卿は密かに敵陣の野営地へ赴き、表立っては味方できないと話しに行く。夜中にマーガレットがリチャードの前に現れ、ヘンリー6世の亡霊を見せる。そして兄クラレンスやバッキンガム公、アン、甥たちから「絶望して死ね」と呪われる悪夢を見る。自分に憐れみを感じず、同情の余地がないと感じる。一方、リッチモンド伯はぐっすり眠り、幸先の良い夢を見て目覚めた。

 白バラ対赤バラの内戦の火蓋が切って落とされる。リチャードは先陣を切って戦うが、落馬してしまう。助けようとした腹心ケイツビーも殺される。そしてリチャードとリッチモンド伯の一騎打ちにより、王冠の行方が決する。リチャードが殺される直前にも鏡を持ったマーガレットが現れる。リッチモンド伯が勝利し、捕らわれていた弟ジョージも解放される。ヘンリー7世として薔薇戦争は終結したと宣言する。王女エリザベスとの結婚でヨーク家とランカスター家がひとつに結ばれる。

<キャスト>
◆リチャード3世(ベネディクト・カンバーバッチ)…兄王の死後、画策して王座に就く
◇アン・ネヴィル(フィービー・フォックス)…ウォリック伯の娘で王太子エドワードの未亡人、リチャード3世の妃に
◆バッキンガム公爵(ベン・ダニエルズ)…リチャードの側近だったが反乱を起こす
◇エリザベス(キーリー・ホーズ)…エドワード4世の妃。ふたりの王子を殺される
◇エリザベス王女…エドワード4世の王女
◆スタンリー卿…リッチモンド伯の義理の父親
◆リッチモンド伯ヘンリー…のちのヘンリー7世。スタンリーの義理の息子
◆ジョージ…スタンリー卿の息子
◇ヨーク公夫人(ジュディ・ディンチ)…エドワード4世、ジョージ、リチャードらの母親
◇マーガレット…亡きヘンリー6世の妃

リチャード3世は精神的に病んでいってしまっていたのね。あまりにも敵を作りすぎて味方まで敵にしてしまうからだわ。せめてバッキンガム公があのまま味方だったら治世は変わっていたかも知れませんね。
体も不自由なのに先陣きって戦う姿は素晴らしかった。戦争で死んだ王は彼が最後だそうですね。
リチャード3世はかなり歪んだ人物だけど、確かに演じ甲斐があるキャラクターなのかも。
それにしても最後までマーガレットの魔女っぷりが凄かった〜このとんでもない魔女を演じさせるためにあの配役だったのかなと、見終わってみて納得。
ようやく薔薇戦争が終結し、テューダー朝が誕生し長い治世が始まります。シェイクスピアはヘンリー8世も書いていたのでドラマもやって欲しいですね。

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視聴環境:hulu
*執筆当時の情報であり現在掲載されているかはご自身でご確認ください



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