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スパルタカスI(後半)#8~13

2013年09月21日 22時56分50秒 | Spartacus
スパルタカス ブルーレイBOX [Blu-ray]
アンディ・ホイットフィールド,エリン・カミングス,クレイグ・パーカー,ヴィヴァ・ビアンカ,ジョン・ハナ
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
 
 
SPARTACUS I:Blood and Sand #8~13
 
スパルタカスの名を受け入れ、剣闘士として生き抜く決意をした彼は、以来王者の名を欲しいままにし、バティアトゥスは彼のおかげでひと財産築いていた。市場で奴隷をまとめ買いし剣闘士にする。だがスパルタカスの活躍ぶりにグラベルの妻イリティアは不満顔。グラベルの後援を取り付けるためにも彼女の機嫌を取っておきたいバティアトゥス夫妻は、彼女に剣闘士の卵を後援するようそそのかす。
以下、ネタバレです。
 
王者の座から転落したクリクススは養成所での立場も一変。ナエウィアへの愛もあり、ルクレティアにも弱々しく接し興味を失うように仕向ける。王者扱いされない屈辱に耐えられないクリクススは王者の座奪還への想いを強くする。クリクススに対し深い劣等感と恨みを持っていたアシュールは、これに乗じてバティアトゥスに彼を別の養成所に売り飛ばすよう進言。それを知ったナエウィアはクリクススに警告する。しかし、スパルタカスに稽古で挑みボロ負けして一層屈辱を味わうのだった。
 
イリティアは新人剣闘士のセゴワクスを後援することにし、上流階級の友人たちを養成所に招待する。クリクススはルクレティアの関心を得るため、かつてのように彼女を抱いて満足させる。イリティアの策略によって、スパルタカスはセゴワクスに命を狙われる。それを救ったのはクリクススだった。セゴワクスはナニを切られ磔の刑に。クリクススの剣闘士としての誇り高き精神に、ドクトーレは彼こそが真の王者に相応しいと考える。
 
クリクススはようやく訓練に戻り、王者奪回のため激しく闘志を燃やす。ドル箱のスパルタカスを殺そうとしたイリティアに怒るバティアトゥスに対し、ルクレティアは彼女をきちんと操るとなだめる。ちょうどその頃、クラッススの従姉妹、リキニアの希望で彼女とスパルタカスの密会をセッティングすることに。ルクレティアはスパルタカスのセックスが鈍っていると考え、奴隷のミラを送り込む。しかし彼はそれを侮辱と受け取り寝ない。アシュールは剣闘士に復帰しようとするが、バティアトゥスから許可されない。
 
ルクレティアはイリティアの中にもリキニアと同じ欲望があることに気付く。だが彼女が望んだ相手はクリクススだった。彼を独占したいルクレティアはある計画を思いつく。仮面をつけ秘密の饗宴が行われるが、なんとスパルタカスが寝た相手とはイリティアだった…。ルクレティアの策略でスパルタカスと寝てしまったイリティアは、それを見たリキニアに笑いものにされ衝動的に彼女を殺害してしまう。後始末をしたルクレティアは、それをタテに彼女を意のままに操るようになる。一方、バティアトゥスは自分を殺そうとしたソロニウスの手下をアシュールたちに殺害させ、ソロニウスに首を送りつける。
 
ウァロは妻が強姦された相手を殺したと知り、再び家族を愛すると誓う。弱みを握られたイリティアはその屈辱から、スパルタカスへの憎しみを一層強くする。そんな折、長官の息子ヌメリウスの15歳の誕生日の宴がバティアトゥスの家で開催されることになる。バティアトゥスは闘技会に夢中のヌメリウスを喜ばせるため、スパルタカスとクリクススの模擬試合を開くことにする。ヘクトールから鍵を盗んだナエウィアはクリクススとの密会を重ねるように。しかしそれをアシュールに知られてしまう。
 
宴当日、ヌメリウスはクリクススではなく、ウァロと闘わせることを希望する。しかしそれは全てイリティアが仕組んだ罠だった。イリティアにそそのかされたヌメリウスの命令によって、親友ウァロを殺さなければならなくなる。政界に進出したいバティアトゥスだったが、長官から家柄がある者に任せろと言われ、血で償いをしてもらおうと考える。自らの手でウァロを殺したスパルタカスは、その苦しみからウァロの幻覚を見るようになっていた。賞金を全てウァロの妻に送ってほしいと頼む。
 
ふさぎ込んでいた彼は余興試合で受けた傷の悪化に気づかず、ついには倒れてしまう。頂上戦を前に瀕死の状態に陥った彼の代わりに、バティアトゥスはクリクススを試合に出すことに決める。クリクススが王者復活に意欲を燃やす一方、ナエウィアは彼の身を深く案じるのだった。その頃、バティアトゥスは自分に屈辱を与えたティトゥス・カラウィウス長官に激しい復讐心を燃やし誘拐する。彼の尋常じゃない様子にアシュールはバティアトゥスの宿敵ソロニウスに陰謀を密告する。
 
クリクススは頂上戦で勝ち、完全復活を遂げる。そこへ長官がさらわれたと知らせが入る。アシュールに導かれたソロニウスは長官を助けようとするが、既に殺されていた。そこへ皆が駆けつけ、長官殺害の罪をまんまとソロニウスがかぶることに。アシュールは功績を認められバティアトゥスの右腕として屋敷に住むことに。そしてナエウィアを抱かせて欲しいと希望するのだった。一方、スパルタカスはウァロやスーラの幻覚からスーラを連れてきたアウルスの腹に傷がないと警告される。彼に傷がないことを確かめ、スーラはバティアトゥスの命令によって殺したと吐かせる。
 
バティアトゥスは、闘技場でスパルタカスにソロニクスを処刑させ、敵を葬り去る。スパルタカスは、怪我が回復して以来バティアトゥスが自分と会おうとしないことに苛立っていた。使用人のアウルスから妻スーラの死の真相を聞き、その胸の奥深くに復讐心を抱くスパルタカスは、ミラだけにその事実を打ち明ける。一方、クリクススと密かに愛を重ねていたナエウィアは、バティアトゥスからアシュール付きの奴隷になるよう命じられてしまう。スパルタカスはバティアトゥスの殺害を密かに考えていたところにウァロの妻が奴隷として屋敷で働いていると知り留まる。
 
ルクレティアが妊娠しお祝いムードのバティアトゥス夫妻だったが、グラベルはスパルタカスが跪けば後援を与えると言う。アシュールがナエウィアと寝たと気づいたクリクススは激怒してアシュールを襲い、その場を台無しにする。激昂したルクレティアはナエウィアを痛めつけ、よそへ売り飛ばしてしまう。その直前にナエウィアはバルカが殺されたことをドクトーレに密かに打ち明ける。後援を撤回したグラベルに激怒したバティアトゥスはイリティアが殺したリキニアの腐った手を見せて脅す。
 
スパルタカスはバティアトゥスらを殺して脱獄を図る計画を立て始めていた。後援を得てからの訓練所はグラベルの兵士が番兵として残り、剣闘士たちも不満を募らせる。ガリア人剣闘士たちはクリクススに義理立てして計画に乗ろうとしない。スパルタカスはなんとか彼を仲間に引き入れようとする。その頃、ナエウィアから自由になったはずのバルカが殺されたと聞いたドクトーレは、その真偽をバティアトゥスに問いただすが、命令に背いて息子を殺したからだと言われる。そして要職に就いたらドクトーレをラニスタにすると昇格の話をされる。
 
ルクレティアは自分を裏切ったクリクススを亡き者にするため、スパルタカスと対決させようとする。スパルタカスは計画の実行にあたり扉を開けていて欲しいとミラに頼むと、代わりに抱いて欲しいと望まれる。クリクススは自由を手にしナエウィアを見つけ出そうと考えていた。スパルタカスはバティアトゥスに妻を殺されたとクリクススに打ち明け説得を試みるが…。スパルタカスとの戦いでルクレティアに毒を盛られたと気づいたクリクススは計画に加担する。
 
そしてスパルタカスたちの反乱が始まり、殺戮を繰り広げる。クリクススからバティアトゥスがスーラを殺し、ルクレティアが毒を盛ったと知らされたドクトーレも仲間入りする。アシュールはドクトーレの隙を見てうまいこと逃げる。イリティアは自分たちだけ外に逃げ、鍵を掛けてしまう。ウァロの妻は夫の仇としてヌメリウスを殺害。そしてクリクススはルクレティアの子は死んだほうがいいと腹を刺す。ついにスパルタカスはバティアトゥスを追い詰め、首を切りつける。スパルタカスは主人に生き死にを決められ、大事な兄弟を死なせたくないと剣闘士や奴隷たちを養成所から解放。ローマを震え上がらせようと闘志を燃やす。
 
<キャスト>
◆スパルタカス(アンディ・ホイットフィールド)…トラキア人。ローマ軍の補助兵だったが、グラベルに楯突いて妻を奪われ、バティアトゥスによって剣闘士に。
◇スーラ(エリン・カミングズ)…スパルタカスの妻。グラベルによって奴隷として売られてしまう。
◆クイントゥス・バティアトゥス(ジョン・ハナ)…バティアトゥス養成所のラニスタ。政治に野心を燃やしスパルタカスを利用し出世を目論む。
◆ルクレティア(ルーシー・ローレス)…バティアトゥスの妻。夫の出世のためにイリティアを取り込もうと企む。クリクススを愛人にしている。
◆クリクスス(マヌー・ベネット)…カプアで最強のガリア人剣闘士。ルクレティアの愛人でありながらナエウィアを愛してしまう。
◆ドクトーレ/オエノマウス(ピーター・メンサー)…元剣闘士、ストイックな性格で剣闘士を鍛えるドクトーレ。
◆ウァロ(ジェイ・コートニー)…自由民だったが借金のために剣闘士に。スパルタカスとは親友。
◆アシュール(ニック・E・タラベイ)…シリア人の元剣闘士。脚が悪いためバティアトゥスの使い走り。
◇ナエウィア(レスリー・アン・ブラント)…ルクレティア付きの奴隷でクリクススを愛している。
◆バルカ(アントニオ・テ・マイオハ)…剣闘士。恋人のピエトロスと自由になるのを夢見ている。
◆ソロニウス(クレイグ・ウォルシュ・ライトソン)…バティアトゥスと対立するラニスタ。
◆ガイウス・クラウディウス・グラベル(グレイグ・パーカー)…ローマ軍副将。スパルタカスに恨みを持つ。
◇イリティア(ヴィヴァ・ビアンカ)…グラベルの妻でアルビニウスの娘。
◆アルビニウス…イリティアの父で、元老院議員。
◆カラウィウス…カプアの長官。
◆ヌメリウス…カラウィウスの息子。
 

バティアトゥスたちは汚い手を使ってのし上がり、ついには長官の下の職とか大出世。
誘拐に長官殺し、ソロニウスに罪をなすりつけてライバルまで抹殺。
そんなことばっかりやってるから最後に反乱起こされちゃうんだよ!!
アシュールもバティアトゥスにそっくりで姑息な手段で奴隷じゃなくなってるし。
クリクススは可哀想だなぁ。アシュールなんかにナエウィアを辱められるなんて。。。そりゃあ我慢出来ずに襲ってしまうよね…。
スパルタカスも悲運続きで、イリティアと寝させられるわ、彼女の策略でウァロを殺してしまったのは悲しい。
更には妻の死はバティアトゥスによって仕組まれたことだったなんて。
最後はすごい殺戮劇だったけど、爽快感があった。まんまとイリティアとアシュールには逃げられたけども。
バルカの死の真相が分かったことや、ウァロの奥さんヌメリウスに復讐できたから、死んだバルカやウァロが少しは浮かばれるかな?
やはりスパルタカスを演じてたアンディの死が悔やまれるなぁ。このままスパルタカスを演じて欲しかったのに。
あの強靭な肉体からは病魔に蝕まれていたなんて信じられない・゜・(つД`)・゜・ ウェ―ン
 
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アンディ・ホイットフィールド,エリン・カミングス,クレイグ・パーカー,ジョン・ハナ,ルーシー・ローレス
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