日常のぼやき

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薄桜鬼黎明録 斉藤ルート

2010-12-21 | ゲーム
薄桜鬼黎明録 斉藤ルート。


感想。

やべえ、超面白ぇw

沖田の胃がキリキリ話の次にやったせいかな、凄く面白かったです。斉藤ルートという名の龍之介ルート、またの名を斉藤お母さんと一人っ子龍之介の巻。



ちょっと、斉藤の世話の焼きようがハンパないんですけどw何これ、ものっ凄く意外ですw
もうこれはアレだ、斉藤お母さんルートですよ。


やりたい事もみつからず居候している龍之介はこの先自分の命の保障がない事、隊士でない立場からの歯がゆさとかがありつつも斉藤と交流する話。
自分の道を悩んでいた沖田と違って斉藤は最初から自分の道を見定め、覚悟を決めてきていたのでその辺はあまり触れない感じ。かわりに今度は龍之介が自分の道に悩んでました。
自分は何がしたいのか、いつまでここにいるのか。やりたい事はなく、武士になりたいわけでもない。
そんなやきもきした心情が凄くわかりやすかった。まあ、主人公だから当たり前かw

出て行くにしても残るにしても、自分の身を守るくらいの事は身につけておけという斉藤。剣術を始めた龍之介だったが、不満たらたらでした。まあそうだろうね、剣を学びたいわけじゃないから。
何かと理由をつけて稽古に行きたがらない龍之介と、嫌がらせのように毎日稽古に呼びに来る斉藤。

お母さんだ!勉強しなさいと言うお母さんと息子の図だこれ!!w

もう言い訳の仕方が子供そのものだ龍之介wそんなに嫌かw
そうそう、土方と沖田ルートにはギャグがなかったのでこのルートはニヤニヤしてしまいました。おかずの取り合いとか、山崎との喧嘩を仲裁する場面とか、何でこの人自身はクールなのにギャグ担当になってしまうのかwまあ前作からそうでしたけどねww


ひょんなことから龍之介に絵の才能がある事がわかり、それを一番最初に評価してくれたのは斉藤。
「絵の事はわからないが、この絵は魂がある」と言ってくれて、絵を描き続ける龍之介。斉藤の推薦で龍之介の絵を使った広告(だと思う)を使ったところ大成功。皆から褒められて、照れくさそうにするも満更じゃない龍之介。やっと活路を見出したかな、と嬉しかったです。



そうそう、あと斉藤の昔の話を新八から聞かされる話はよかったー。昔のみんなの様子とか、いろいろ聞けましたからね。前作では土方と斉藤の会話でしか聞けなかった、斉藤が初めてみんなと出会った時とか沖田と本気で試合をしたとかのあたりが描かれてました。
実はこの辺りの事は、前作からずっと気になってたんです。ええ、土方と斉藤のただの会話だったにも関わらずです。ど、どんな出会いだったんだこれ?!と前作のあのシーンは結構何度も見ました。
ありがとう描いてくれて。やっとすっきりした。


あとは・・・芹沢暗殺での、斉藤と新八のガチバトルは思わず見入りましたね・・・芹沢暗殺をとめようとする新八と、行かせまいとする斉藤の真剣での戦い。隊士同士でここまで本気で戦うシーンってなかったのでぐっと引き込まれました。
しかも真剣勝負なのに、斉藤は新八に峰打ち。殺すつもりなんてない、仲間を生かすために戦ったという斉藤。殺す事だけではなく、人を生かすための戦いもしてたんじゃないか・・・としみじみ思いました。
仲間の間違いを正すために戦う、と叫んだ新八も凄く良かった。前作からそうですけど、新八って本当に良い奴ですね。


芹沢暗殺後は斉藤のはからいで龍之介は新撰組を抜けて本格的に絵の勉強をする。その後会津で羅刹になった斉藤と再会、あんたの絵を描くと約束して別れました。
その後、千鶴と暮らす斉藤の元に完成した絵が届けられ、千鶴と二人で見る事に。その絵は本当に美しくて、二人で見入っていました。
あ、こっちにその絵はみせてくれないんだ・・・と残念な気持ちもあり、まあそういうもんかなあという思いもあり。新撰組、戦、斉藤を見つめてきた龍之介の絵は同じ境遇にあった千鶴が見るからこそわかるんだなあと思います。
凄く今更ですけど、そういえば千鶴と龍之介の立場って似てましたね。



全体の感想としては、龍之介の話と斉藤の話が上手く織り交ざっていて見やすかったです。性格は違うけど、似たもの同士だったんですかね。迷い、悩みながらも自分の信じた道をひたむきに走る二人の生き方が上手くつながってたと思います。
ただ、どうしても違和感があるんだよなあ・・・黎明録で千鶴と攻略キャラのいちゃいちゃを見るのが。確かに前作をやってる人にはご褒美なんだろうけど、この作品で夫婦な二人をやられるのが凄く不自然な感じです。あくまで個人的意見ですけどね。
沖田ルートはもろにそうですが、龍之介の話じゃなくて新撰組のみんなの話だからそういうエピローグもありなんでしょうけど、この作品そのものに千鶴がいないからどうしても違和感が。
各キャラにそっと寄り添っている千鶴、それを見る龍之介、という図だけで結構満足なんですけど。
じゃあエピローグ見るなと言われそうですけど、それは嫌w千鶴のスチル見たいもんねw


あ、ちなみにBAD ENDも見たのですが・・・芹沢暗殺に巻き込まれて死亡でした。芹沢と共に帰ろうとする龍之介に声をかけるも、結局何もいえない斉藤が切なかった。
死ぬのわかってたけど、暗殺を失敗させるわけにはいかないから何もいえない、そんな思いがひしひしと伝わってきました。本当・・・不器用な奴(苦笑)
まあある意味一番「らしい」BAD ENDですね。本人に切り殺された沖田ルートに比べれば可愛いもんですよw


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