日常のぼやき

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自分の小説を読んでもらえた事の分析

2021-10-23 | Weblog


エブリスタで自分の作品がランキング2位になった瞬間をスクショした図。
いやもうこれ、賞に選ばれなくても満足なんですけど(´;ω;`)ありがたい。マジ。

今回の動向として。
もともと「ヒエン」は読んでくださる方が過去一多かったのですが、17日に完結してから急激に閲覧者数が増えました。これ自分なりに真剣に分析してみました。

まず、エブリスタ内で行われている竹書房とのコラボ企画でホラー募集が9月から始まってます、応募は約3か月近く。募集のお知らせは一カ月以上前からあったのかな。
この企画用に書き下ろしたのが「ヒエン」です。9/1の募集と同時にアップして応募もしてます。

物語が動き始めた中盤くらいから徐々に見て下さる方が増え始め、最終回後にジャンル別ランキングで10位以内という初めての快挙だったわけですけど。それまでは30位前後を行ったり来たりって感じでした。
ランキングにのれば当然人の目に触れるわけで、みんなが読むからランキングがあがる、上がるから他の人が読む、の循環が生まれて一週間3~4位をキープ、とうとう先日2位になりました。

じゃあ、何故こんなに読まれたのか?を考えたんですけど、いろいろな要素はあります。
・完結が日曜だったこと
 これは当然見る人が多いです
・話を上げたのが朝5時くらい
 新着と完結はトップページに載り、他の人が作品を上げるたびにどんどん次ページにうつっていくのですが朝の5時という微妙な時間にあげた為、他の人が起き始める時間までわりと長い間トップページにいました。まあ、日曜だから遅くまで寝てる人って限られますからね。特に子供がいる家とかは親世代は普通に起きると思いますし、エブリスタは女性が圧倒的に多いので朝読む人は多い印象です。
・感想を頂けたこと
 完結後すぐにとある方が感想をあげてくれました。感想を書くとその人をフォローしている人も当然見るので、ツイッターなどのように別の人が興味を持って読んでくれた現象が起きたのだと思います。ジャンルは多数あれどホラー読む人は全体的にホラー読む傾向が強いので、ホラー好きな人をフォローするのはやっぱりホラー好きな人ですからね。

これらの要素があって、特に最後が大きかったのだろうなと思います。
でも個人的に、もう一つこれじゃないかなと思う要素があるんですよね。竹書房企画のホラーコンテストですけど、条件は「ホラーであること」「文字数が6~15万文字(短編)10~15万文字(長編)」この二つだけです。たったこれだけなんですけど、まあこの条件を満たしていない応募が多い事。
一番多いのは文字数が全然違う事。思いっきり少ないか、無茶苦茶多いか。何故そんなことが起きるって、みんな自分の作品を見てほしいからです。要は、応募したいんじゃなくCMの場に使ってるんですよね。条件二つしかないのに、20万文字とか1万文字の作品平気で応募してるんですよ、それも結構な数。数えてないですけど、パっと見の印象は半数近くあるんじゃないかなと思います。
うん、なんていうかね。気持ちはわかるけど、企画してる竹書房に失礼じゃないか?と思うわけです。エブリスタを使ってだんだんわかってきましたけど、結構「自分の作品を見て!とにかく読んで!」という人が多い気がします。文面とか、ゴリ押してくる頻度とか、でも紹介文は全部コピペっていう告知が作業になってる人。悪いわけじゃないけど、あまりお近づきにはなりたくないなと思います。

あと、エブリスタは他の小説サイトにない特徴として「表紙」「作者の一言」「一行で表すあらすじ」設定ができるんです。やらないのは自由ですけど、これ個人的にはこのへんってやった方が目に留まりやすいんですよね。
自分自身が本読むとき、買う時はある程度立ち読みして「これは!」と思うものだけ買いたい派なので、あらすじや表紙などは結構重視します。鮮やかな表紙は絶対目に留まりますし、特にあらすじは興味のトリガーを引けるかどうかの重要なアイテムです。
表紙ない、あらすじない、この辺は読む気起きないから当然クリックしないです。一行あらすじ説明文も「コンテスト応募作品です!」とだけ書かれていても、どんな内容なのかわからないと読んでみようかな、って気がおきないです。応募作品です、は告知であってあらすじじゃないんだなあ。
まあ正確には一行あらすじじゃなく「ひとこと紹介文」なんですが、紹介文ってやっぱり「こんな作品ですよ」をあらわしてほしいんですよね。応募作品です、はあらすじの一番最後に書いておけばいいわけで。
ツイッターなどの短い文でいかに面白いバズりそうな文面を作るか、と一緒です。目にとめてもらえるにはどんな一言にするか、それを真剣に考えて書いてくれると「お、なんか面白そう」と思うもんじゃないですか。本で言うところの帯とかもそうですよね。

ちょっと長くなりましたが、今回の(というか自分の作品は全部ですが)作品は条件にきちんとあてはまり、あらすじや一言紹介文入れたから「読んでみようかな?」と思ってくださった方が多かったのではないかと思います。「ああこれは読まなくていいや」ではなく、「1~2ページ読んでみようかな?」と思ってもらえたのかな、と。

ヒエンを読む人はホラー好きだなと確信できるのは、他のホラー作品も読んでくださってるからですね。ギャグとかは全然読まれてないけど、ホラー系は毎日誰かが読んでくださるようになりました。
いや、活動続けてみるもんだなあ٩(ˊωˋ*)و 

ホラーコンテストに限らず、他のコンテストも条件に合ってない作品は応募自体ができないシステムにしてくれるとありがたいんですけどね。文字数制限満たしてないの弾くだけでだいぶ違うと思います。自分のをみてみて!だけじゃなく、他の人の作品もリスペクトして、何より開催している会社に感謝と最低限のマナーをもって接してほしいです。

あ、ちなみにエブリスタ内で「推し」さんができましたよ。もうね。この人の作品大好きだああああ!全部!という超絶好みの方を見つけました。1話5分前後で思いもよらないホラーを書く人がいるんですよ! めっちゃ面白い!!
休みの日とか隙間時間にチマチマ読んでます。100作品近くあるので密かな楽しみです。


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