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日常のぼやき

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屍姫赫 9話 その胸にトキメキを

2008-12-01 | Weblog
今回は前回の話の後日談と、新章のさわり部分ですね。
屍と戦うマキナの美しさに惚れた(?)女の子の話です。


とある女子生徒・・・乳の異様にデカイ女の子が中学代の友人と肝試しにやってきました。そこで屍と遭遇し、ピンチ。
そこに潜入していたマキナが屍と戦い、一応助かりました。いつの間にかいなくなってしまったマキナを探して彼女は旅に出るのでした・・・

完。




嘘です。まあ、マキナというか死に魅了された彼女はマキナを探しまくるわけです。で、とある寺でマキナと言い争う男との場面に遭遇。
まあ・・・言うまでもなくマキナとオウリです。オウリはミナイがどこに行ったのか聞き出そうとしてただけなんですが。


翌日、実はこの二人が同じ学校だったことが判明。
ワー、ナントイウグウゼンダ。


・・・ムカついてないよ。「ありきたりすぎるだろ」なんて思ってないよ。


彼女はオウリにマキナの事を聞くも、オウリははっきりとは答えず。そのうち、彼女の体にまとわりついてからかいまくるにゃんこにイラっときて、猫を追い払おうとしたらうっかり、本当にうっかり彼女の乳を触ってしまいました。


いやあうっかりうっかり★


・・・バーカwwwwwww



で、彼女は激怒。「こんなちゃらんぽらんな奴にあの人を任せておけないわ!マキナ様は私が舐めるように守る!失せろこの女の敵があ!」みたいな事を言って立ち去りました。(だいたい合ってる)




一方マキナはケイセイからオウリの事を聞きました。死んだものに恐怖を抱かず、普通の人間として接するオウリは普通じゃない、という事でオウリの過去を明かします。


オウリが3歳くらいのときにあの施設にやってきた。
しかし3歳とは思えないほど日常的なことが何もできなかったとか。服の着方、食事の仕方、トイレの使い方・・・できない、のではなく「知らない」と言った感じですね。普通の人としての生き方がわからないような。
この辺、どうしてオウリはこうだったのか気になりますね。たぶんケイセイと出会う前に何かあったんでしょうが・・・。

そして、決定的に欠けていたのは「感情」。喜怒哀楽が全くなく、まるで人形のようだったらしい。
そんなある日オウリが黒猫を拾ってくる。黒猫の世話をするうち、感情のないオウリがだんだん普通の子供のようになっていったとか。



黒猫は、車に轢かれ突然死んでしまった。


「死」というものが理解できなかったオウリ。また生き返ると信じるも、ケイセイに「死んだものは生き返らない。生きてる自分達にできるのは供養と泣くことだけだ」と教えられ、オウリは泣くのだった。それは、オウリが初めてあらわした「感情」。

オウリは普通の人よりも「死」を忘れにくい。それは、自分が辛いばかりの悲しいこと。


ようやくオウリという人間がわかってきましたね。9話にしてようやくですか・・・。タイミングが良いのか悪いのか。まあ「なんでコイツは屍を前にしても平気なんだ」という疑問を解決するには良いタイミングだったかな。

オウリ視点の過去回想によると、黒猫は戻ってきた。たぶん、屍となって、かな。



何か目が増えてるしね。
さて、本物の目はどれでしょう?耳に一番近いのだったらそれはそれで面白いけどな。




乳魔人はようやくマキナと再会。オウリみたいな何もわかってない奴はダメだ、と言う彼女にマキナは

「貴様にオウリタソの何がわかるクソ野郎!」

と言い(若干違います)一蹴。マキナに冷たくされたからというよりはオウリに負けたのが悔しくて、彼女は泣きながら立ち去りました。
そこにオウリが、今度は落ち着いた様子でマキナにミナイの事を聞ききました。
死んだ人の事は思い出してあげることしかできない。でも、思い出すにはあまりにもミナイの事を知らなさ過ぎる。ミナイの事を教えて欲しい、と・・・。

そして、マキナには猫が見えていました。でもただの猫としか見えてない・・・。マキナに正体ばれないんじゃ、ただの屍じゃないのかな?あの猫。




オウリはようやくミナイの死を理解、というより受け入れることができたのでしょう。長かったけど、そういう考えに至れたのはケイセイの教育が良かったんですね。

っていうかもう、乳女は間違いなく次回敵として出てくるだろ。
今回オウリの友人から「お胸様」と呼ばれてたし、屍名は「オムネサマ」だな。
何事もなくマキナ達の事をあきらめて平穏な日常を送るようになったらそれこそ拍手ものだよ。

っていうか次回は赤沙も出てくるようだし、話も本腰入りましたね。予告で乳女が全くいなかったけど、出番なくこのままフェードアウトだったらかなりウケます。


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