夏目友人帳 ２話 露神の祠

一応説明。夏目友人帳とは？
主人公夏目は幼い頃から妖怪が見えるため、人から気味悪がられ親戚をタライ回しにされ、最終的に祖母が以前住んでいた土地にやってきた。
そこで祖母が妖怪から名前を奪い収めた「夏目友人帳」という存在を知る。名前を呼ばれた妖怪は呼んだ者の意思に逆らえない、つまり友人帳を持つものはそこに名を記した妖怪たちを従えることができると言う。
夏目は知り合った妖怪ニャンコ先生（本名は斑）と共に、妖怪たちに名前を返していく、という内容です。
名を返してほしい妖怪の他にも友人帳を狙う妖怪、そして今後は妖怪祓いをする人間なども絡んできて、妖怪と人の触れ合いを描いていくストーリー。

この話の面白いところは「人も妖怪もみんな仲良く」というようなものではなく、必ずしもハッピーエンドとは限らないところ。人間もそうですが妖怪とわかり合うのは難しいのです。人と妖怪の間で揺れる夏目の心情が今後どうなっていくのかが注目です。

じゃあ感想いきます。



夏目に肝試しをしようと誘うクラスメート。それはいい。


後ろにいるのを気にしなけりゃな。
当然クラスメート達には後ろのが見えません。猛ダッシュで逃げる夏目。


まあ追いつかれますが。
「夏目レイコだな？」
「違う、レイコは祖母だ。祖母はもう亡くな・・・」
「友人帳をよこせ！」

何で妖怪は人の話を聞かないんだ・・・。


あっさりとっ捕まる夏目。まあ・・・仕方ないけど。


ニャンコ先生登場。


本来のお姿はこちら。「さっさと失せろ」と一応追い払う。声が井上和彦さんなので美声です。

そんなこんなで、友人帳を狙う妖怪に追い回される日々でもある。大変だな・・・。
居候している夏目は居候先の藤原夫妻に迷惑をかけたくないと考えてます。


夕飯の時に


食卓に出てきた妖怪。しかもコロッケつまみ食いしてるし。


盛大に味噌汁を吹く夏目。そりゃあそんなのがテーブルの上にいたらビビる。


名前を返してもらいに来た「露神」という妖怪。さっそく名前を返そうとしたら他の紙とくっついてしまっていて返すことができない。


無理にはがそうとしたら


「ビリビリするぅ！」
妖怪にダイレクトにダメージが行くため却下。
それにしてもその状態はとても「ビリビリする」程度ではない気がするのだが。


結局もう一枚の紙の方も一緒に名前を返すことにした夏目。しかしどんなのかわからないんじゃ探しようがないな、と言っていたら露神が知ってるとの事。

似顔絵作成。



↑リアクション



↑そしてその絵。
毛が三本あったら間違いなくＱ太郎だった。


露神は昔は人間に信仰されてたけど時代の移りとともに信仰は薄くなり、姿もどんどん小さくなっているらしい。今お参りに来ているのはハナさんという女性だけ。
そのハナさんを見たにゃんこ先生が「あまりうまそうな匂いがしないからそう長くない」と言っていました。

ちなみににゃんこ先生は　



肉食のようです。（この後夏目にブン殴られた）
上の図は寝ぼけて食いかかろうとした・・・らしいが本当に寝ぼけてたんだろうか。


翌日露神がＱ太郎を見つけたと言うのでその場所へ。




影を移動するＱ太郎、思いのほか動きが早い。そして夏目の感想。



↑「絵と全然似てないじゃないか！！」
全くですね。


名前の書かれた紙をくわえて息を吹きかけると名前が妖怪にかえるという仕組みです。
絵じゃわかりにくいけどここの名前がかえるシーンはけっこうお気に入り。
名前も返して一件落着。


しかし翌日露神のところに会いに行くと露神が光り出す。
「オメデトウ！露神は土砂神に進化した！」


・・・ではなく。
最後まで信仰してくれていたハナさんが亡くなったので、もう自分は消えると言う。ずっと思い続けるだけで触れることのできなかったハナさんにやっと触れられる・・・と嬉しそうに露神は消えていきました。



今回は少し切ないほのぼの系話でした。原作と比べると露神のハナさんへの思いがちょっとわかりづらかった気もしますがまあ良し。


００やギアスに比べ突っ込みどころが少ないアニメなのでそのまんまレビューになってしまいますが自分的にはまあいいかなと思います。
オススメなのでコレを見て「見てみようかな」と思う人がいてくれたらなあという感じで感想書くので。

他の方の記事は様々な反応ですね。癒されるかつまらんか２通り。なんてわかりやすい（笑
確かにあまり盛り上がりもない感じなのでドカーン、グサー、ギャー！なアニメに慣れた人には物足りないかもしれないかな？
でもね。こう、疲れて帰ってきてふとテレビをつけたらストーリーもクソもない色気と萌えばかり追求されたフィギュア製作決定済みのようなアニメに比べりゃ面白いよ。
普通にストーリーは良いと思いますよ。ちょっと昔のアニメ見てるみたいな感覚になりますね。