血界戦線 6話 Don't forget to Don't forget me

ＨＬには異界人を絶対に入れない、かつてのＮＹを愛した人たちによる人間しか入れない地区がある。そこでハンバーガーを買ったレオは外でネジという異界人と出会う。
彼は自分では買いにいけないハンバーガーが大好きで、激突した（というか撥ねられた）車の運転手たちからハンバーガーをもらっただけで許してしまうほど。
別の日にネジと会ったレオは、先日の運転手が料金割り増しでバーガーを買ってきてネジに売っているのを知り、自分が買ってくるからこんな真似はしないように告げる。そこからレオとネジの付き合いが始まり、友人となった。
ある夜、先日ネジを轢いた運転手がまたネジをはねてしまう。気が立っていた一人から激しく殴られたネジは霧を噴出、その場にいた人々は倒れてしまう。唯一ガスマスクをしていた運転手の相方は無事で運転手を車に入れて慌ててその場を離れた。
その後その場で集団昏倒、集団記憶喪失があったと知らされる。先の運転手も記憶がなくなっており、相方はネジの能力に気づいた。
この話を聞いたレオも今までの会話からネジの能力ではと思い探し回ってネジを見つける。本人にはそういう能力があることはまったく自覚がなかった。
この能力を利用して借金をなくそうと考えた運転手と相方たちによってネジ、その場にいたレオもついでに誘拐されネジは酷い暴行を受ける。それを止めようとしたレオの視界シャッフルに激怒した相手はレオをバットで殴り重傷を負わせた。それを見たネジの頭部が異様なほど膨れ、霧が爆発四散する。
何千人も巻き込んだ集団記憶喪失事件、レオは２週間の記憶がなくなった。ハンバーガーを買ったレオはネジと会い、会った事があるような気がした。二人は再び出会い、再び仲良くなる。


今回はシリアスなのでこれといってつっこみはないです。ただこの話原作でもかなり好きな話で楽しみにしてました。
ザップも言ってますが、異界人が行きかう姿が当たり前になっているＨＬですけど世間一般では脅威でしかありません。普通の人と異界人が仲良くなれるのは個人の話で（このホワイトの指摘はかなり納得）普通に見ればバケモノでしかない。
だから普通の人が今回のネジを見ても暴行されようが撥ねられようが止める人も助ける人もいないのが「当たり前」であり、レオの感覚がお人よし過ぎるというのが普通です。
それでも分け隔てなく接するレオのバカがつくほどのお人よしさが上手く描かれた話だなあと思います。

原作だとチョイ役でもう一回ネジが出てくるんですけど、アニメじゃやるかどうか微妙ですね。やってくれると嬉しいんだけど、というかやらないと不可視の人狼の話が丸々カットなんだけど。
オリジナルを入れてくるのでラストの締めが必ずホワイトたちになっちゃってますけど、今回は「レオナルドバーガー君」で終わって欲しかったなあ。

●二週間ときたか
原作じゃレオの記憶喪失部分は１ヶ月でした。・・・３ヶ月だっけ？忘れましたが結構長かった気がします。先週心配だったのはこの期間ですね、ホワイトのこと覚えてないんじゃないかと思って。期間短くなったなあ。
ところで２週間の記憶ないなら地下鉄の出来事を何でレオは覚えてたんだろうという疑問がわいたんですけど、２週間より前に会っていたと考えれば一応辻褄あうのかな？

●ブラック兄貴
ホワイトの兄のブラック。ホワイトが異界人を嫌悪しているかのような会話もあったし、前回フェムトに「その体は便利だろう」と言われていたので兄ちゃんは体を乗っ取られてるとか思った方がいいかな。
「ブラックって呼んで」と言ったときの一瞬の間はなんだろうね。

●次回
この話も結構好きです。男達の男達による・・・なんだろう、バカの集まり？良い意味でのバカですけどね。あと今さらだけどちゃんと予告やれｗ映像が今回一枚絵みたいな感じで何やるのかわからんぞｗまあリングに立ってる時点でなんとなくわかるだろうけど

今のところカットされた話はトーニオとスティーブンの日常の話。何をカットして何をやるのか読めないので予告が楽しみです。
ただ今回で６話、推定あと７話。各キャラエピソードを考えると最低でも３話は使うので、４話で何をやるんだろうと気になるところ。これ１２話まで普通に原作話やって、ラスト１話でオリジナルをブッこんでくるような気がします。辻褄合ってるならいいんですけど。

そういえば忘れてたけど、レオの視界シャッフル演出変わりましたね。こっちのがわかりやすいと思うので満足です。