2024.6.9
昨晩(土曜日)から降り出した雨。夜明けとともに風も強まり、「らくらく山歩会」の6月例会は、ジンクス(雨が降らない)を破って、雨具が必要となるようだ。
集合場所の上斎原チェーン脱着場へ着くと、なんとも不思議???なことに雨も止み風も吹かず、三ケ上山の上空から雨雲も去っている。
予定通りに、林道終点の登山口から歩き始めた。
今月の参加者
登山の様子
緑の葉が覆い被さるように広がる登山道は、整備されていて雨の後でも滑る心配もなく、いつものように笑い声のなか登って行った。
突然現れた倒木に行く手を阻まれ、お道化てみたり、登山道わきに咲く花に見とれたり、緩い勾配の登山道は余裕綽々く、付かず離れずまさに「らくらく山歩」のようだった。
ガクウツギが山の斜面いっぱいに咲き、見上げればクマノミズキやサワフタギなど、こに頃は白い花の咲く時期であることを実感した。
山頂までの距離半ばの頃、芝生広場のような、休憩にはもってこいの場所でしばし給水タイム。ウリハダカエデの実は秋にはヘリコプターのように飛んでいく面白い姿。葉の形も楓らしくない大きな手の平のような形、木肌が瓜のような縞模様になっているのでついた名前。
登山道は広く、赤松の太い幹や楓、リョウブなど日差しを遮る心地よい登山道。ギンリョウソウがあちこちで見られた。
この先、一気に下り坂~続くブナの根の張る急登の始まり。
あと500mの小さな標識を過ぎ、あと400mの白い案内板の先には「巨石越え」「ロープ坂」。難なくこなして杉の巨樹の下で一休み。
森林限界を超えて、360度の大展望の道を山頂へと進む。雲の広がる曇天ながら、遠くに見える山々の名を確認しあって山頂にある「役行者」の碑に到着した。
役行者の石碑がピークだけど、三角点はいったん下り15分ほど歩いていく。然し余りにも風が強く、先へ行くのを断念。
安全第一、ここで下山開始。
登山開始 8:50
山頂到着 10:10
登山口着 11:20
当にコースタイム通り。山頂での強風は台風並みだったけど、風の飛ばされること見なく、足を滑らせ転倒することもなく、予定通り6月例会「三ケ上山登山」を終えました。
昼食は「恩原高原スキー場」でニッコウキスゲの花を見ながら食べよう。と全員そのままで乙原高原まで移動🚗。
ところが、乙原高原到着と同時に小雨が降り出して「?????どこでお弁当を食べるの????🍙🍙」。
捨てる神あれば拾う神ありの諺通りに女神様が現れて「どうぞ、中でお弁当をお食べください」と、「LILIES CAFE」の方がレストランを提供してくださった。
お陰様で、暖かい場所で雨にも風にも合うことなくランチタイム。素晴らしい感謝の気持ちで座らせていただいた。
どんな悪条件でも、これまで中止したことが無く、歩き続けた「らくらく山歩会」の例会登山。今回も予定通りに登山と散策とを終えることが出来ました。
決して無理をしない、だけど決まったことは実行したい。これからも安心して歩くことが出来るよう、企画から実行まで、みんなで相談しながら例会登山を続け行きたいと思いつつ、「6月例会」を無事に終えることが出来ました。
次回の山旅につづく