goo blog サービス終了のお知らせ 

遊歩のリュックと登山靴

日常の近場の山歩きから縦走登山、「らくらく山歩会」の毎月の例会登山の
山行記。豊かな自然を愛し、大切に守っていきたい。

らくらく山歩会 ’25 // 7月例会 :とっとり出合いの森「木陰の尾根道で涼風を満喫」

2025-08-19 21:38:57 | 日記

2025.8.17

 猛暑の続くこの日、例会参加者は19名。

雨が降ろうと矢が降ろうが中止をしたことが無い「らくらく山歩会の例会」。今朝も朝から真っ青な空と照り付ける太陽に負けずと尾根道歩きの低山へと歩きはじめました。

 

  今月の参加者

  

出合いの森の駐車場は季節の花「百日紅」が満開で、空高く青空へと伸びている花、アスファルト舗装の中から芽を出し根付き、開花した花など、鮮やかなコントラスト比に感動。

9:30 スタート

駐車場から、尾根道へ取りつき反時計回りに「風の広場・展望デッキ」へと登って行った。                                       

  

  

「展望デッキ」では、真正面に湖山池や家山、湖山池に浮かぶ青島など、緑溢れるやかな真夏の景色を堪能した。急ぐ旅でもあるまいし、ゆっくり木陰で休憩をしてから先へと歩き始めた。

やがて木立が切り払われた展望の良い場所へ。「大山が見える」と書かれた札が立っていたけど、大山の方角には樹木が延びていて見ることが出来なかった。

  

   

    

 

いつもならここを左の坂道へと進むのに、今回は違うけど???  「どんなとこを通るのかな?」期待と不安で初めて歩く尾根道へ。なんとそこには『送電線の鉄塔』が立っていて、危険防止のために通常は通らない、特別なコースだった  

            

尾根道に咲く花は無く、樹林下のため景色はほぼ変わらない。そんな中での休憩中「夫唱婦随」はたまた「集団移動」???のセミの抜け殻を発見!!!

   

11:00 何度かのアップダウンを繰り返し、最後の坂を登り終えたらようやく「展望台」へ到着です。正面に「出会いの森管理棟」、その先に見えるのは「鳥取空港」。誰言うでもなく「飛行機は飛ばないかな~?」「11時20分東京行きがあるわ」「それまで休憩して、飛行機の離陸を見てから歩こ~」

   

  

  

  

 

人さまざま。無心に待つ心境は、非日常の姿です。さりげなく待つ人、少しでも前に出て見たい人、高い方がよく見えると台に乗る人。人間って面白いで~す

  

 

東京へと飛び立つ飛行機も見たし、ゆっくりと体も休めたし、あとはひたすら歩くのみ。最後の坂を登り尾根道は勾配のきつい坂を下っていく。

  

  

  

ここでの分岐を左へと進む。下草の茂る林の中で薄紫色に咲いているのは「ホソバギボウシ」。今月の例会は花を見ることが無いと諦めかけた矢先に出会った擬宝珠の花。

見慣れていても、違う場所で見れば感動もする。百日紅、ノギラン、ギボウシ、出会いの森での8月の花でした。

  

  

  

例年だど、セミの声を聴き、カブトムシ・クワガタを見ることもあるけど、今年の夏はちょっと違うみたい。動物も植物も酷暑の夏に辟易として、活動を休止しているかのようだった。それでも私達19名は元気で、ひとまず「出合いの森」の尾根道歩きは終わりました。管理棟の中で昼食を食べ、食後のお散歩で「出会いの森」の園内散策に出かけていきました。

 

 

 

それでは「昼さんぽ」へ出かけましょう

  

  

管理棟出て「水遊びの広場」を通り、「遊びの道」へ。

         

  

  

  

 

 

老いも若きも???チャレンジ精神旺盛な集まり。昔取った杵柄とばかりに取りついてみたけれど、手も足も・右も左も分からなくなって挙句は絶叫ばかり・・・・・

この瞬間ばかりは暑さを忘れて、見る人頑張った人が共に楽しんだ例会でした。

暑い中の低山歩き、「とっとり出合いの森」での新しい尾根道コース、童心に返った遊びの道でのアスレティック。案内して下さった市村さん、ありがとうございました。

 

次回の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山ユートピア:お目当ての花(ヤマオダマキ)と出会う場所へ

2025-08-17 21:48:21 | 日記

2025.8.1

8月最初の大山は、夏恒例の大山ユートピアへ。年々崩壊が激しくて登山道も行ってみなけりゃ分からない。

平日の朝は、大山参道は静かで誰も歩いていない、石畳を大神山神社へと歩く。

参拝を終えて神社裏から登山開始。鳥の声だけが聞こえる静寂な登山道を歩き始めた。

 

午前6:00 大山寺(大神山神社)

  

  

7:00 下宝珠尾根分岐

  

  

7:47 中宝珠越通過 Updownを繰り返し、崩れ落ちた崖を木の根を捕みながら乗り越え、樹林越しに見える大山北壁の美しさに癒され中宝珠越に到着。

 これから先、登山道はもっときつくなり激坂登りや大岩を跨ぎ崩れ落ちそうな危険個所が続く。

  

  

8:30 難所も難なく通過すると、大山北壁の雄大な景色が迫ってきた。暫し感動!!

  

  

8:50 上宝珠分岐到着 登山道はまさに「花盛り」

  

ナンゴククガイソウ・クサボタン・シモツケソウ・ミネウツギの花は背丈ほどもあり、登山道を埋めたお花に「ごめんね」と言いながら跨ぎ進んで行った。

  

 

 

9:05 トラバースを終えて「三鈷峰」、「ユートピア」への分岐点到着。今回はユートピアへと向かう。

  

9:40 ユートピア避難小屋を通過し、一面に咲くシモツケのお花畑を堪能して「象ヶ鼻」の岩場へ

  

 

9:50 リュックの中で出番を待っていた「今日の食料」を出しての~んびり。至福のひとときを過ごした私。

10:15 こんなことはして居れないわ。お目当て探しの冒険一人旅へ。ここから上、かなり度胸がいるけど・・・・

さっそく花が咲いていました。ダイモンジソウの花、背丈が低くて地面に張り付くように咲いていた。 

 

     

 10:20 象ケ鼻よりさらに登り、標高1600m付近でようやくお目当ての「ミヤマオダマキ」と出会うことが出来ました  

     

見渡せば、ガレ場には様々な花が咲き、ここは限られた者の「ユートピア」。慎重に慎重に登った者へのプレゼントのような思いで花を眺め、幸せな気分で下山しました。

   

11:00 ユートピアと分れ、下山開始。 下りでは違う角度で見るせいか色鮮やかに咲く、大山の花を満喫した。

  

  

0:13 下宝珠の分岐の崩壊は激しい。菰を敷き土砂の崩落を防いであるけれど、数年前と全く姿を変えた登山道に「破壊」という言葉が頭から離れなかった。

  

  

13:15 大山寺の参道帰着。

ユートピアでの滞在に2時間も費やしたことに驚く。なるほど、大山ユートピアはそれだけ魅力ある「花の山」なのです。夏山登山道に比べ数段も変化に富んだ、技術的にも体力的にも難易度が高い山「大山ユートピア」、いつも思うこと「これが最後かな~????」

次回の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらく山歩会 ’25 // 7月例会 :楽して登ろう北アルプス 乗鞍岳登山(肩の小屋口~肩の小屋・剣ヶ峰往復~畳平)

2025-07-30 10:10:11 | 日記

2025.7.23

高原の朝は爽やか、早朝散歩で~す。「休暇村 乗鞍高原」とシラビソの林の向こう一番奥に見えるのが剣ヶ峰。

 

今日も晴れの一日が始まりました。高原の朝は爽やかな空気と澄んだ青空、今日が一番ハードな登山の予定。肩の小屋口からバスを降り、肩の小屋までは雪渓の脇の岩場を1時間余り歩く。私には初めてのコースだから期待と不安が入り混じった複雑な心境でバスを降りた。

 登山の様子

休暇村乗鞍高原からはヘアピンカーブの急な登りが続いていた。この道路は「戦時中、軍事作戦のために作られた道路。現在は東大乗鞍宇宙線観測所が建っている」今から60年も昔、山を削りくねくねと道路を作り、無線電波をキャッチするために立てたという観測所。大きな大きな無駄だとしか言えないと私は思った。

肩の小屋口バス停でバスを降り、岩場の続く登山道を1時間余りの予定で、今まさに咲き始めた高山植物の花を観ながら肩の小屋まで登っていく。

      

 

チングルマ  コイワカガミ  ミネズオウ

   

モミジカラマツ  チングルマとアオノツガザクラ  ヨツバシオガマ

  

     

 

イワギキョウ   ウサギギク 

  

 

肩の小屋到着です。真正面に聳え立つのは「朝日岳」、さあ気合を入れて登っていきましょう!!

    

 

どんどん登っていく先頭集団(4人)

  

少し遅れて頑張っている(5名)   私???それどころじゃない!  見渡す限りコマクサの大群落。見とれているとドンドン遅れてしまう~! 待ってくれ~!!!!

   

 

ほらね、こんなに近くにも咲いていました。癒される~っ🌸

      

「権現池」は見る場所、見る高さで池の色が違っていた。

      

時間は10時50分。蚕玉岳と剣ヶ峰への鞍部で10:50のポーズ これを登れば山頂(乗鞍本宮)。あと一息です。

     

山頂(乗鞍本宮)到達です。思い思いに「ハイ・ポーズ」

   

 

本宮前で「チーム谷川」のメンバーが揃いました。「トレーナー、みんな元気で登りましたよ~」  聞こえないでしょうけど報告で~す。山頂からの下山、登りでは見えんかった景色が多きく広がって見え、みんなが歓声を上げて見入る景色でした。

    

肩の小屋まで下山してきました。山頂への挑戦を断念した宮川さん「お待ちどおさまでした」

 

 

ここからは畳平まで、車道を歩きお花畑への遊歩道を歩きます。きっと高山植物の花が素晴らしいことでしょう。 花の名前を順番に『コマクサ・ウメバチソウ・ヨツバシオガマ・ハクサンイチゲ・コバイケイソウ・イワツメクサ・チングルマの綿毛・ウメバチソウ・イワギキョウ・小谷さんと山口さん』

   

   

   

 

花も見ました。山頂へも到達しました。青空と澄んだ空気。なんて楽しい乗鞍岳登山だったことでしょう。何よりも楽しい仲間のグループ登山。事故もなくケガもなく、予定通りに行動できたことは大喝采大拍手です。

常に参加者に気を配りコースタイムを見ながら、全体を引き回してくださった『山口リーダー』有難うございました。本当にお疲れさまでした。

そして参加して下さった、「らくらく山歩会」の会員の皆様。おかげさまで3日間気持ちよく過ごさせていただきました。これから先も、身の程を弁えた登山計画・旅行計画をたてて、毎月の月例会を行いたいと思っています。

今回の例会では、計画から実行まで携わった頂いた「桑本さん・岩本さん・小谷さん・中村さん」ありがとうございました。

次回の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらく山歩会 ’25 // 7月例会 :楽して登ろう北アルプス 西穂山荘から上高地へ下山後に明神迄散策

2025-07-29 21:40:09 | 日記

2025.7.22

山小屋の朝は早い。5:30に朝食を済ませ、山荘前広場で上高地までの下山についての諸注意などを終えて、6:30に下山を開始した。

先ほどまで遠くに見えていた焼岳がだんだん近づいてくる。焼岳への分岐地点までは緩やかな下りで山の斜面を焼岳方面(南)へと降りて行く。谷を挟んで見えていた霞沢岳や六百山がだんだん高くそびえて見え樹林が深くなっていく。ここから先は標高差800mの下り、慎重に下りて行こう。

 

 空は青い・山は緑・みんなが元気

   

 

登山の様子

夜明け前、笠ヶ岳がモルゲンロートに染まり、北アルプスの山らしい夜明けの景色を見ることが出来た。

向かい側の霞沢岳は真っ青な空に稜線が鮮やか。今日の山行が素晴らしいことを予言してくれているようだった。

  

    

                 

焼岳への分岐を過ぎると、高山植物の花が一気に増えてきた。中でも「グンナイフウロ」は草丈もあり、目線の高さで咲いていて美しかった。 

 

  

  

シラビソの幹のオレンジ色の標識は、積雪時は丁度目線の高さで確認できるでしょう。「宝水」の標識を見て谷底を探す裕子さん「水は何処だろう?見えないわ」「残念!」。その直後左側に穂高連峰が見えてきました~🏔🏔🏔

  

この辺り、岩場の激下り。慎重に足場を選んで下山。ツバメオモトの花はもう終わっていました😢

    

ようやく激坂下りを終えて、ほっと一休み。順調なペースで下りてきましたよ。

   

もう登山道は平坦になっていた。アカマツの古木の妙な枝分かれに「???理解できない????」。西穂高登山道の入り口には立派な門が建っていた。

  

   

 

全員無事に、田代橋まで下ってきました。長かったけど楽しかった~ 

河童橋へは、梓川沿いの遊歩道を10分余り歩いていく。途中ウェストン碑も見たりしながら、清らかな梓川の流れに歓声を上げて童心にかえって遠足の様でした。

  

 

河童橋たもとで山口リーダーからの諸連絡を受け、明神へ向かって歩きました。

  

  

  

明神橋までの右岸ルートは木道あり、自然路ありと歩き易く途中の岳沢湿原の「清流と梅花藻」遠景に見える「六百山」との景色には、自然美の美しさに心癒されました。1時間余りで明神池や穂高神社奥宮に着き、明神橋を渡って「明神」でお昼にしました。ゆっくりお弁当を食べたら上高地まで「左岸ルート」を下っていきます。

     

  

 

梓川を挟んで、明神岳を見ながらその山容に「登れるのかな~?」「あの向こうに西穂高岳があるけど見えないわ」と、なんとも賑やかに歩いていると、いつしか「小梨平」「野営地」を通り「上高地」河童橋に到着。

  

 

河童橋は溢れるほどの観光客で、写真を撮るのも大変!そんな中で出会ったのが「日の丸観光バスの二人のドライバーさん」。ここから先はお二人にお任せで「休暇村 乗鞍高原」へと乗鞍エコーラインのヘアピンカーブを登って(バスで)いきます。

 

 

 

今日のおまけは「休暇村 乗鞍高原」のホテル

   

 

今日の疲れと、明日の乗鞍岳登山に備えて「ストレッチ」。皆さん、サマになってますよ~

  

 

 

休暇村 乗鞍高原。食事も温泉もお部屋からの眺めもすべて100点満点以上でした。そして星空の輝き    

一日歩き終え(34,000歩、7時間半)、ゆっくり温泉に浸かり、お腹いっぱいおいしい食事を食べ、狭いけれども皆で集まって「反省会兼ストレッチ運動」と、24時間を2倍以上の楽しさで過ごすことが出来ました。

さあ、ぐっすり休んで明日の「乗鞍岳登山」に備えましょう。

 

明日の山旅(肩の小屋口から肩の小屋)・(肩の小屋から剣ヶ峰往復)・(肩の小屋から畳平)につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらく山歩会 ’25 // 7月例会 :楽して登ろう北アルプス 新穂高ロープウェイで西穂山荘へ  第1日目

2025-07-28 21:43:46 | 日記

2025.7.21

今月の参加者

早朝3:40琴浦町を出発。途中「道の駅北条」「道の駅喜楽里」「日の丸本社」と県内各地からの会員を乗せて一路「岐阜県:新穂高ロープウェイ駅」へと向かいました。

 

 

北アルプス最南端の山「西穂高岳」 今回は、新穂高ロープウェイの山頂駅から、西穂山荘まで登り翌日は「上高地」まで下山の予定。

先ずは山荘迄登り、宿泊手続き後に「丸山」まで登り展望を楽しむ計画です。

 

登山の様子

第1ロープウェイから第2ロープウェイへは「しらかば平駅」で乗り換え。ここからは2階建てロープウェイで、展望も開け北アルプスの山々を望むことが出来る。(あいにく山頂付近は雲の中だった)

  

     

 

 

 

山頂駅を下りると、そこは遊歩道が整備された「頂の森」で、家族連れや若いカップルなど多くの観光客とすれ違った。

 

  

「頂の森」を過ぎると、いよいよ西穂山荘への登山道の始まりで、シラビソの林の中を緩やかに登って行く。

  

  

  

中間点を過ぎると、登山道らしい岩場の連続で、息切れしそうで遅れがちな仲間を待ち、調子を合わせて全員が無地に山荘へ到着しました。

    

  

  

山荘到着後、宿泊手続きは山口リーダーへお任せして「丸山」へと登ってい行った。南に焼岳、北に西穂高岳、東に霞沢岳、眼下に上高地と、展望の開けた山頂に感動し、暫し間景色を堪能しました。

  

  

  

 

景色を十分堪能し、空模様も怪しくなってきたので下山開始。

        

 

おまけは「食後のひととき」

別館には売店があり、ビールで乾杯!!

 

  

一日のフィナーレは赤い夕陽の絶景でした

  

   

 

早朝からの移動・登山・長かった一日も夕日と共に終わりが近づきました。山荘の夜は早いです、8:30には消灯。

計画通りに丸山まで登ることが出来、展望を満喫。山荘での生ビールで元気を取り戻し明日への英気を養い、8時にはぐっすり  楽しい一日でした。

 

明日の山旅(上高地へ下山)につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする