goo blog サービス終了のお知らせ 

遊歩のリュックと登山靴

日常の近場の山歩きから縦走登山、「らくらく山歩会」の毎月の例会登山の
山行記。豊かな自然を愛し、大切に守っていきたい。

真夏の山さんぽ :ブロッケン現象と咲き誇る高山植物の大山(弥山)へ

2024-07-31 09:39:26 | 日記

2024.7.28

早朝4:00いつもの大山・南光河原駐車場は既に満杯の賑わいだった。一番奥まで入り、漸くスペースを見つけゆっくりバック駐車、ヘッドライトを頼りに支度を整え、リュックを背に登山口へと向かった。自宅を出る際には満天の星空だったが、星は見られず雲間から三日月を淡く見ることが出来た。

辺りは真っ暗、ライトを頼りに慣れた登山口からの石段を登って行った。(登山届も忘れずにポストへ)

今日の天気予報は晴れ・気温35度。果たしてどんな景色が見られるのか?女性3人は、真夏の大山の暑さを何度も経験しているので、今回は「早朝発ち・ゆっくりペース」で山頂を目指した。

 

振り向いた途端に現れた『ブロッケン現象』真ん中に見える阿弥陀如来像はもちろん私の陰。光背もしっかり見られた。

 

こんなに楽な「大山登山」は初めてだわ~♫ 山頂到着⛰

 

 登山の様子

登山口 4:20  1合目 4:40   2合目 5:56   3合目 5:15   4合目 5:38  5合目 5:52  6合目避難小屋 6:15

       

      

  

樹林下とは言え、辺りは真っ暗中歩き初めたが、3合目では空も明るくなり、小鳥のさえずりも聞こえてきた。無理のないゆっくりペースだから延々と続く木段も調子良く登ることが出来、6合目の避難小屋の広場でおやつタイムの休憩をとり、再び上へと登って行った。

  

 

7合目 6:48   8合目 7:22

6合目を過ぎると、辺りの景色は灌木の中に様々な花で彩られ、大山夏山登山の楽しみが象徴される景色へと変わって行った。

 

ギボウシ・蝦夷アジサイ・シモツケソウ・クガイソウ・キュウシュウコゴメグサ・ホソバノヤマハハコ・クサボタン・クルマバナ なかなか上へと登っていけない!

    

  

   

  

   

 

急登を登り終え、ようやく最初の木段へ到着7:27  辺りは花で覆われ、目線の先は山頂への稜線が青空に映えていた。

  

元谷から弥山へ絶景に感動していると、周りから歓声が聞こえてきた。振り返るとそこには『ブロッケン現象』が現れ、見事な阿弥陀如来様が光背に包まれて輝いていた。大きく手を振れば影も手を振る・・・・!  光背の中の影は周りがどんなに多くても、ただ一人本人しかうつることが無い光の現象。この時間、この太陽の位置、そして何よりスクリーンとなる霧。

滅多に出会うことが無い、自然現象に感動し、瞬間で消え去った阿弥陀如来様の余韻に浸りながら歩き始めた。

   

  

9合目 7:43  山頂到着 8:00  シコクフウロ・ダイモンジソウ・コオニユリ・シュロソウ

   

  

   

あっちを向いても、こっちを向いても男性ばかり。登ってくるのも男性。そんな中なんてカラフルで、朗らかな女性3名。雲に感動~花に感動~景色に感動~涼しさ(19℃)に感動!!!

   

下山開始 8:50

充分に休憩して、体力回復。元気になったから元の夏山登山道を下って行きましょう。それにしても登ってくる登山者の多いいこと、立ち止まり交互に譲りあいながら、私たちは下山したけど、真夏の登山道の暑さは只者じゃない。頑張って!と声をかけあいながら登っていく登山者を見送った。

       

6合目避難小屋は超満員。樹林下での登りから解放され、広がって見える山頂~ユートピア~三鈷峰の稜線、眼下に見える日本海への山麓風景と、見飽きることの無い俯瞰と涼風は、ここで時間をかけて、ゆっくりする人たちの気持ち、分かるわ~(^^♪

  

  

登山口到着 11:25

 花いっぱいの大山。こんなにゆっくり登り、花や景色を堪能し、山頂近くでは思いがけないブロッケン現象まで。何度登ってもその度に違う感動がある大山。

花も良し、人も良し、山も良し。山登りは楽しいです。今度はどこを歩いてみようかな⛰

次回の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらく山歩会 ’24 //7月例会 3日目 : 車山~蝶々深山~物見岩~八島ケ原湿原 ゆったりのんびり草原を歩く

2024-07-13 21:32:46 | 日記

2024.7.9

早朝、蓼科湖沿いの小道を散策した。さすがにリゾート地だけあってキャンプ場やおしゃれなカフェやペンションなどが多くあり、ホテルに併設された彫刻公園では、驚くことに「北村西望」の作品が66点も展示されていて、著名な作家の作品を間近かに見ることが出来た。

今朝もまた、バスでビーナスラインを登り、車山ビジターセンター前で下車し、「楽して100名山登山」と言うことでリフトを乗り継ぎ、車山スカイテラスまで登ってしまった。いよいよ登山開始で、標高1925mの車山山頂へ登頂。

 

  物見岩にて

 

登山の様子

下界は晴れていても、2000mともなれば雲の中。目指すあの丘のてっぺんが車山山頂1925m。9:21

  

「車山神社」の前を通り、アンテナの建つ施設を回ればそこが「車山」山頂。山頂広場は「風の通り道」でここでも霧と風に遭遇してしまった。ここはやっぱり『霧ケ峰』なんだな~! 山頂ではミヤマウスユキソウ(エーデルワイス)・ジャコウソウが咲いていた。9:25

  

  

山頂から見下ろす下界(白樺湖方面)は晴れている・・・・・。雲があんなに低く垂れ下がっている、下界から見ればここは雲の中なんだ!

  

先ほど登ってきたリフトを見ながら、車山乗越へと下って行った。

  

  

標識は分り易く、分岐や曲がり角など、いくつも有り安心して歩くことができた。アワショウマ・ニッコウキスゲ

  

  

車山乗越(1815m)まで下ってきた。道はそのまま真っ直ぐに蝶々深山まで伸びている。 9:53

高原の風に吹かれて軽やかに、緩やかなアップダウンを繰り返して歩いてい行った。

  

紫色の花は『ツルカコソウ』蔓夏枯草 シソ科と言って絶滅危惧種だとのこと。初めての出会い、見ることが出来たことは幸いだった。紅色の花は『コウリンカ』紅輪花共に乾いた草原に咲くと記してあった。

 

  

蝶々深山で全員集合!! 上空の雲行きが怪しくなってきた。もう少し降らないでいてください、と祈る気持ち。10:25

 

遠足できている東京の中学2年生。後になり前になりと、賑やかな声に元気をもらいながら一緒に歩いた。

  

物見岩が近づいてきた。 10:53

  

彼方に「鷲ヶ峰」の大きな山が見えてきた。11:07   ゴールの八島ケ原湿原迄、あと少し。登山道は草原の中を下って行った。

  

  

八島が原湿原近くの「バイオトイレ」まで下山してきた。11:40

  

      

  

八島ケ原湿原と木道の登山道には、数多く様々な夏の花が咲き、高原のお花畑を満喫することができた。0:23駐車場

  

 

長いようで短かった3日間。全行程を全員がケガもなく、大きな疲れも見えず歩き通せたことは、今回選んだ山がすべて良かったのだと思った。歩行時間、標高差、景色や植物(花)、無理をせず皆が楽しく歩ける山、そんな山を選んで、これからも歩き続けていけたらと願っています。

次回の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらく山歩会 ’24 //7月例会 2日目 : 坪庭から北横岳 ⇒ 三つ岳 ⇒ 雨池山

2024-07-12 11:00:03 | 日記

2024.7.8

蓼科湖近くのホテルから見上げる「北横岳」、全山が雲の中。果たして無事に登山が出来るか?蓼科の朝は、風も爽やかで心地よく参加者の体調も絶好調、早々にバスに乗り、ビーナスラインをどんどん登って行った。

北八ヶ岳ロープウェイに乗り空中散歩で山頂駅に到着。なんと気温は14度、防寒用に雨具を装着して登山開始。

  参加者の朝の笑顔 ロープウェイ乗り場にて

 

登山の様子

ロープウェイ山麓駅到着。8:15 バスとはお別れしてロープウェイで山頂駅へ。

  

ロープウェイで標高2230mの山頂駅へ到着。防寒用に雨具を着て坪庭へと歩き始めた。8:57

   

  

坪庭を歩き、北横岳への登山口に到着 9:10

   

登山道には、ゴゼンタチバナ・キンロバイ・クロマメノキ・シャクナゲの花が咲き、下界では見ることが出来ない花の名を教えあったり、言い合ったりして、緩やかに登っていくと、道は勾配もきつくなり、露出した石を避けながら慎重に高度を上げていった。

  

ゴロゴロと点在する大きな石の登山道、さらに木道や壊れて使えない梯子など、変化に富んだ登山道を慎重に登って行った。

   

下山時には、ここでチームが二手に分かれる三ツ岳への分岐点到着。9:57  この辺りゴゼンタチバナオサバグサが多く咲いていた。

  

北横岳ヒュッテ到着。10:08  ヒュッテ周辺にはシロバナヘビイチゴの花が群生して、今が見頃だった。

  

ヒュッテの外にある木製のベンチとテーブルで一休み。水分補給など怠らず、安全登山を再確認し山頂へと歩き始めた。10:13

  

山頂間近の木段。先頭の山口リーダーはどんどん登っていくけど「まだ先が長いのかな~?」と喘ぎながら付いて歩く。キバナシャクナゲが綺麗に咲いていたけどゆっくり見ることもできない。山頂直下では吹き付けるの風の強さで、なかなか先へ進めなかった・・・・!!!! 南峰到着10:30

   

そして北峰まで4分で到着。10:34

  

 濃い霧と風の中、北横岳の二つのピークを制覇した。山頂での展望は見られなかったけど、困難の果てたどり着いた二つのピーク。それ以上の感動と喜びを得ることが出来た。

 

喘ぎ乍ら登った登山道、下山の時はより一層の注意を払い、気を引き締めて足元に注意。

  

  

北八ヶ岳の山は、様々な苔で覆われている。今回のルートも苔は美しい自然の美しさで、歩く者に感動を与えてくれた。「本日休業」の札がかかった北横岳ヒュッテ、中に入ることが出来なかったので、せめて写真で記録を残そうと一人ヒュッテの前で。11:05

 

そしてようやく三ツ岳への分岐迄戻ってきた。坪庭への下山組と別れて三ツ岳の岩場へチャレンジが始まる。11:20

女性9名+男性1名、ルート探しの任務は長身の男性にお任せ。後続へのルート指示をしながら岩場へと進んでいく。11:30

  

  

濃霧の中、立ちはだかる巨岩を越えて行かなければならない。目印の○や➡を探し、岩を乗り越えてルートを確認。

  

   

やれやれ、ようやく三ツ岳(第Ⅲ峰)に到着。 0:34

  

三ツ岳(第Ⅱ峰)到着 

  

  

  

 三つ岳(第Ⅰ峰)まで艱難辛苦を乗り越えて、全員無事にたどり着くことが出来た🙌 13:16

  

  

三ツ岳のⅢ峰からⅠ峰まで、歩き通せた安堵感はあるものの、これから先は激下りで、岩の点在する坂を雨池山との鞍部迄下って行かなければならない。慎重に慎重に足場を確認しながらも、彼方先へ目をやると、雨池が遥か遠方に見えてきた。雨池峠の場所が大体わかってきた。

鞍部まで下ってきた。この辺りは苔で覆われた平地で、お昼の休憩をし13:34、暫しの間寛いだ気分で過ごした。13:34

 

再び歩き始めた。登山道は北八ヶ岳らしい穏やかな登り坂で、シラビソやダケカンバ、コメツガなどの針葉樹の林の中を登りきると、そこが雨池山山頂。13:52

 

山頂から天池峠までは、歩き易く前方に縞枯山を見ながら、ゆっくりと下って行った。雨池峠に到着 14:12

     

  

  

なんとま~元気な女性たち‼  この方たちには「疲れ」と言う言葉は無縁のようです。山口リーダーも女性パワーに圧倒されっぱなし。

縞枯山荘の青い三角屋根が見えてきた。14:24

ロープウェイ山頂駅まであと少しで到着、激登り・激下りを歩き終えた10名、なんて素敵な笑顔でしょう。

  

 

山頂駅へ着きました。15:06

坪庭のシンボル、キツツキ君に無事下山の挨拶をして、先に下山したメンバーと合流。満足しきった登山組、ゆっくり散策して早めに山頂駅へ戻った坪庭散策組。お互いに今日の北横岳での出来事を報告し、讃えあいながらロープウェイで山麓駅で待つ、日ノ丸観光バスへと戻っていきました。

大山の標高は1711m、今回登った北横岳山頂は2480m。山麓駅は1771mだから大山山頂より60mも高い所までバスで登ったわけ。下界では晴れていても山頂は雲の中、雨に合わなかっただけでも幸運だった。下界の暑さをすっかり忘れたしまうほどの涼しさの中での今日の登山。しっかり記憶に留めておこう。

車山(霧ケ峰)の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

らくらく山歩会 ’24 //7月例会 1日目 :花の宝庫『入笠山』で360度の大展望と初夏の花を満喫

2024-07-11 21:22:47 | 日記

2024.7.7

今年の夏の例会第1日目は信州・長野県富士見町『入笠山』で花を見ながら、360度の展望を楽しもうと、梅雨真っただ中の7月初旬に計画。数日前までの天気予報では予定の3日間はすべて☂マーク、諸連絡では雨具は必携で雨対策だけは忘れないでと、すっかり雨行軍覚悟だった。

"らくらく山歩会は雨が降らない"なんて、ずーっと言われてきたけど、今回だけは晴れ女の威力もがた落ち‼

旅立ちの早朝、満天の星空を見上げて「よっしゃ~、神様有難うございます」と呟き、すこ~し色めいてきた東の空に頭を下げて家を出た。

 

 今月の参加者

  

 

 登山の様子

0:30 富士パノラマリゾート駐車場へ到着。鳥取からの長旅も周りの景色に圧倒され疲れもどこかへ~~~~!

 

13:00 入笠山湿原へと歩き始めた

   

湿原入り口のゲートを抜けると、目の前には「入笠湿原」が大きく広がっていた。

  

  

  

  

アヤメ、クリンソウ、ニッコウキスゲ、ヤナギラン、キバナノヤマオダマキ、クガイソウ。今が盛りの花々のお出迎えをうけ、湿原から草原を登り、「山彦荘」に到着。ここで道を左へと林の中を歩く。13:20

  

雑木の中に唐松や、シラビソが混じる林は、時には岩がゴロゴロとしたところも有り、登山気分で登って行った。

  

岩場コースと岩場迂回コースと道は二手に分かれ、岩場コース5名・迂回コース10名と別々のルートで山頂を目指す。

   

岩場コースと言うけど、気抜けするほど超らくちんなルート。しっかり鎖も有るけど使った形跡はなかった。

   

見上げれば、レンゲツツジやサルオガセなど、下では無かった植物も見えて、ゆとりある「岩場コース」を登って行った。

  

歩きながら、ふっと見上げた先は新緑の緑と、抜けるような青空。一歩進んだそこが山頂で視界の先には日本一の富士山。山頂到着14:08

 

八ヶ岳を背に「岩場コース」の5名。山頂からは南に南アルプス、その先に富士山も。迂回コースより相当早い山頂到達だ。

  

富士山・鳳凰三山を見ながら、迂回コースのメンバーを待つリーダー山口さん。14:15  八ヶ岳方面がすべて視界に収まって見えた。

 

八ヶ岳を背に「ハイ・ポーズ」 鳥取市・倉吉市・北栄町・大根島組もハイポーズ

 

「御嶽山~乗鞍岳」を背に全員集合。 琴浦組もハイポーズ!

 

下山開始14:35

  

  

  

  

  

  

           

 

ゴンドラすずらんの山麓駅へ到着16:16

吸い込まれそうな青い空、視界の全てが緑の湿原。そこに点在する数々の花。人生のご褒美のような大きな満足感で入笠山を歩くことが出来、ただただお天気の神様に感謝した一日でした。

北横岳の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初夏の山さんぽ :氷ノ山登山  快適登山の結末は・・・・・・!!!!

2024-06-17 22:02:44 | 日記

2016.6.16

梅雨入り間近の6月半ば、数日前から気になるのが天気予報。しかもそれは地元では無くて「八頭郡若桜町」の天気予報で、晴れるか曇るか・・・将又大雨か?

今回も、「山に登って脚力を鍛えよう」と日頃から体幹や筋トレ(ストレッチ)で鍛えてるいつものメンバーと、今日は我らがボス、通称「トレーナー」が参加となれば天気は、やはり〇〇。「自他ともに認める〇〇おとこ」なのだ。

 

 車3台で着いたのが「氷ノ山キャンプ場」。我がチーム11名と現地参加4名の総勢15名の集団登山となった。

 

 今回の参加者

 

 

 登山の様子

空は青く澄み渡り、遠くの山々が綺麗に見えている。さすが〇〇おとこの威力は強い!

虫よけトンボに「特急やくも」の缶バッチ。首には冷却タオルを巻き万全の登山準備で登場の元「機関士」

 

登山口通過 8:58

   

今日はキャンプ場も利用者が少ない。綺麗に草刈りもしてあり、風も爽やか空も青い。キャンプ場横の登山口から登山開始。

  

 

杉の林に入ると電柵が設置されていて、テープのある個所を外し山道を登る。標識も様々なものが有り、さながら「標識ウォッチング」のようだ。

  

小さな渓流を渡り、急坂で喘ぎ、小さな花に感動し、15名は列が乱れることなく登っていった。

     

登山開始から30分余り。急登を終え、次の登り迄の平坦な所で補水休憩。「ツキノワグマ生息」の看板に"長居は無用”と早々に歩き始めた。

    

氷ノ越え到着 9:50 (5分休憩)

      

氷ノ越から遠くに「氷ノ山山頂ヒュッテ」を確認。「あそこ迄頑張って、さー行こう❕❕」気合を入れて歩き始めた。

   

   

鳥取県の設置している標識「5/10」を通過。ここが大体半分かな?10:10  ここから先はブナの根っこの張りだした坂が待っている。

  

  

  

登山道らしくなって、「登山してる気分」で大岩を乗り越え、どんどん登っていく。

     

  

数年前のゲリラ豪雨による登山道崩壊のため閉鎖となっている「仙谷コース」との合流点を通過10:45

  

  

「甑岩」の下の巻道をトラバースして安全な登山道を登っていくと、山頂直下の木段が見えてきた。

  

そこに見えてるのに足が上がらない「太股が攣る~」「お腹が空いて力が出ない~」なんで喚き声が聞こえてきた。頑張て行こうね~!!

  

 

全員一緒に山頂へゴール出来ました 11:10

鳥取県では標高第1位、兵庫県では第2位。山頂にある建造物はすべて兵庫県の物。ネームプレートはどれも兵庫県。せめてお弁当だけは、広い山頂広場の西側:鳥取県側で一緒に食べようと陣取り、和やかなランチタイムを過ごした。

 

何処にも居なかった筈の雨雲があっちの方からやって来そうなので、そろそろ下山しましょうか。忘れ物無し、落とし物無し。準備良し。

下山開始 12:00

  

  

9/10の標識近くで「甑岩の上に行こうか」と寄り道をすることに。ここは戦国時代の見張り番が居た展望の良い岩の上。なるほど若桜町方面がずーっと先まで見えている。足を踏み外せば????

な~んて言ってる間に我らがボス、さっさとコシキ岩から下山すると去って行った。

  

「ボスが行くなら俺だって!」とおとこ気を見せる機関士。「行かないで~!」と叫ぶ妻女。はてさてその結末は❓

   

そんなこんなで、元のルートで全員無事に甑岩から戻り、朝登った登山道で下山。

???あっちに居た筈の雨雲が、本気で頭上にやってきた。ぽつり・・・ポツリ・・・・。

傘を出したり、雨具を着たり。私は雨のブナ林の雰囲気が心地よくて、靄のかかったブナ林を快適に歩いて下山した。

  

   

キャンプ場登山口 13:50

 

ポツリポツリと降り出した雨、下山途中のスギ林の中では雨の雫の音がすべての物音を消してしまう位の大粒の雨☂。久しぶりに雨に打たれて歩く快適さを思い返した。すべてが保護され尽くしている現代社会の暮し、偶には原点に返ることも必要なことだと痛感し、思い出に残る氷ノ山登山を無事終了。

〇〇おとこ様、やはりジンクスは破られなかったですね。

 

次回の山旅につづく

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする