2025.6.22
梅雨入りはしたけれど、連日の猛暑に「一雨欲しい」と言い続けていたら、なんと今日は午後から雨が降るらしい☔☔☔
待望の雨を待つとは言うものの、やはり「らくらく山歩会」は雨は降らない。
集合場所の香取公園駐車場からは見えるはずの大山は雲の中。眼下には日本海・島根半島はすっきりと見えているから天気予報は大正解で、当分は雨の心配は無さそうだし、さあ大休峠を目指して歩きましょう。
今月の参加者
・・・・登山の様子・・・・
香取牧場の牧草地から林道を登っていくと、登山口方面への分岐がある。そこで車を降り「香取登山口」までの山道を歩いて行った。
嘗てはこの道も車で行けたけど「車両通行止め」のゲートがあり、道幅いっぱいにヤマアジサイやイタドリが精いっぱい広がっていて、山道らしい雰囲気へと変わっていた。
8:45ゲート通過
ブナや楢の木に交じり、ヤマボウシの白い花が咲き、思わず足を止めて眺めてしまうほどの、自然が作るの芸術作品だった。
途中、甲川への分岐があり「甲川から甲ケ山」へいく登山道の案内板があった。
山道歩くこと10分余り「大休峠」への登山口へ着き、いよいよ登山道歩きが始まった。9:00
傾斜は緩やかで、樹間を渡る風もさわやか。川床からの中国自然歩道との合流地点でちょっと一休み「赤碕特産のミニトマト」の差し入れは甘くておいしかった。9:20
登山道脇にはトリアシショマ(鳥足升麻) オオナルコユリ(大鳴子百合)サワフタギ(沢蓋木)など初夏に咲く花が咲き出していた。
この辺りの登山道は、アップダウンも無くおおむね平坦で、とても歩き易い道だった。今度は「大栄スイカ
」の差し入れ。水分補給かな?
ギンリョウソウ(銀竜草) アマドコロ(甘野老) ヤブデマリ(藪手毬)
中国自然歩道の標識も有り、泥濘そうな箇所には木道も設置してあって歩き易い。登山道は濃い緑の葉が覆い、低山歩きの雰囲気満載だった。
歩き進んで行くと現れた「石畳」。慶長年間(1600年頃)、近くの村人により作られたと記されていたけど、人力により石を運び設置されたこの石畳、当時から多くの人々が大山詣でや、牛馬市へと関金や東伯から歩いて通ったであろうと往時を忍び、感嘆と長い歴史に思いを馳せた登山道だった。(今では苔むしていて滑りやすく、かなり危険を感じた人もあったようです)10:20頃
大休峠避難小屋到着で~す。10:40~11:15
ハスノハイチゴ(蓮の葉苺) ヤブデマリ(藪手毬) オオナルコユリ(大鳴子百合)
香取登山口へ戻ってきました。 0:33 山道をもう少しだけ歩きましょう。
予報的中、雨になりました。カラフルな傘や雨具が緑の中で一層華やかに見えました
林道分岐点到着 0:43
先月の一向平から大休峠までは、標高差や歩行距離も今回の倍以上あり、かなりハードだったけど、今回はウォーキング気分でとても歩き易いコースでした。空模様が心配だったけど行程終盤になって雨が降り出し雨具を装着したり、傘を差したり「天気予報があたったようで・・・」暑さと雨不足で萎れかけていた生き物には「恵みの雨」。
菜園で野菜を育てている方たちは「もう少し降ってほしいわ」と、明るくなってきた空に願っているのも滑稽だった。
雨もまた楽しいもの、どんな天候でも中止になったことが無い「らくらく山歩会」の月例会。これからもっともっと暑くなる盛夏です「栄養・休養・運動」が大切な3つです。暑さの負けないで夏を乗り切りましょう。
次回の山旅につづく