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ゆずりは ~子想~

幼い葉が成長するのを待って、古い葉が譲って落ちることから名付けられた「ゆずり葉の樹」。語りつがれる想いとは・・・

トラウマ

2006年09月26日 | 子ども
人には、いろんな生い立ちがある。
その人には、その人だけの環境とそれに対するその人だけの思いや感情がある。
人の感じ方は、千差万別。
傷つけられ方も、痛みも、そして喜びも、感じる幸せの度合いも、千差万別だ。

あなたには、いったいどんなトラウマがあるのだろう。
聞いても聞いても、もっともっと奥の深い傷が、さらけ出さないでいる傷があるような気がする。
それとも、傷が深すぎて、なかなか表に出てこない、出すことができない、どう出したらいいのかわからないような傷つきがあったのだろうか。

「子育てに自信が持てない」
「子どもをかわいいと思えない」
そうだね。
そうだね・・。
私もそんな時、あるよ。いや、いっつもそう思っては撤回し、撤回しても頭をもたげてくる「愛せない」という気持ち。その繰り返し。
きっと、こんなふうにつらく重たい時期は、永遠に続くものなのではなくて、意味があって今こんな風になってしまっているんだと、自分に言い聞かせる。
子どもも成長過程。
親である自分も、いまだに成長過程。

かわいいと思えるようにと努力するたびに裏目に出て、「ママこんなにがんばっているのになんでそこまでワガママ言うん!?」
だったら、優しいふりなんかしなきゃよかった。
がんばってみるんじゃなかった。
あなたたちによかれと思って行動したことなのに、しなきゃよかった。
なーんて、自己中心的な母である。
思いっきり取り乱して怒った後に来る自己嫌悪・・・。

そう。
子育てに楽観的で、気軽そうに振舞って見えるかもしれない私でも、こんなんですから。安心して。

そして、過去のトラウマが自分の子育てにまったく影響していないとは言えないけれど、ほとんど関係はない!自分の子育てがうまくいっていない時にだけ感じる問題は、トラウマが原因なのではなくて、ただ今の自分を納得させるための逃げ場がほしいだけ。犯人探しがしたいだけ、なんだと思いたい。
何年も子育てをしていると、ある年齢期に必ずやってくる反抗や嫉妬心や試すような態度。今、その時期を通っている。いづれ、さざなみになる日が来て、また大波・小波がやってくるのだと思うから。
一緒に乗り越えよう。大波を。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ありがとう (さおりん)
2006-10-06 00:42:20
お久しぶり!

今、子育てに行き詰まっていて…

このブログを読んでちょっと元気をもらいました。

大波。

確かに私にとって大きな大きな大波

きっと綾花にとっても大きな波に違いない。

一緒にうまく乗り越えたいと思います。

といいつつ不安な私。
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