

映画『オーストラリア』主演の二人以外にもう一人、重要な登場人物を演じるのがデイヴィッド・ウェナム。日本版公式サイトでは「ウェンハム」表記になっていますが、正しくは「ウェナム」です。本日は久しぶりにこの人の話題をお届けします。熱心なファンの皆さんは既に殆ど御存知のことばかりだと思いますが……
アメリカでアカデミー賞授賞式が行われ、オーストラリアを代表する「あの人」がホスト役を務めた2月22日、シドニーでは<トロップフェスト映画祭>が開催されていました。
これは豪俳優にして映画監督(ロバート・デ・ニーロ&ダコタ・ファニング主演『ハイド・アンド・シーク』等)でもあるジョン・ポルソンを主催者とする短編映画のための映画祭ですが、今年の(も?)審査員及びプレゼンターとして、デイヴィッドも出席したのです。
画像は Getty Images でご覧下さい。
『オーストラリア』組からは更に、もう一人の主演俳優とも言うべきブランドン・ウォルターズくんも出席していますね。
でもデイジー……そのグレイのハットとグレイのシャツのコーディネート(?)は正直微妙よ……

そのデイヴィッド・ウェナムさんの新しいお仕事が、来る4月21日から24日まで、シドニー・オペラハウスにて上演される Jerry Springer: The Opera という作品。
シドニー・オペラハウス公式サイト
「オ、オペラ!?」と思いましたが、どうやらミュージカルのようです。でも、
「ミュ、ミュージカル!?」
と思ってしまうことに変わりはありません

全世界のファンが
「デ、デイジー、もしかして歌っちゃうの!?

と、おののき動揺したものですが、なんでも主役のご本人だけは「歌わない」役だとか……?
作品についての詳細は、すなみさんがるるむく日記で丁寧に解説して下さっていますので、是非ご覧下さい。
ロンドンやブロードウェイでも上演されて、それぞれオリヴィエ賞、トニー賞を受賞するなど、かなり話題となった舞台のようです。
デイジーは司会者役なんですね。オペラハウス公式写真の、あのメガネ姿で演じるのでしょうか。
とにかく、デイヴィッド・ウェナム久々の舞台での主演とあって、初日のチケットは早くも売り切れた模様。
まあしかし、彼は歌わないと聞いて、がっかりしたようなほっとしたような気持ちです。
デイジーが歌えるか否かという積年の疑問は今回も解決しませんでしたが、そりゃ同世代の同郷俳優に、オスカー授賞式までも歌って踊ってワンマンショーにしちゃうような人がいたら、おいそれと「歌える」とも言えないよねえ、と思ってはいました。
が、それにしても、ミュージカルねえ……司会者役ねえ……うーん……と、いろいろ考えてしまうのでした
