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映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

おでかけおかえり

2025-02-06 22:01:43 | 雑記

先月末、義母(亡夫の母)が他界し、昨日はお通夜、今日は告別式が行われ、自分も家族3人で出席しました。子供たちは故人の孫に当たります。
葬儀に出席するため、息子は一昨日に帰省し、娘も二日間の休みを取りました。

昨日は中華まんを家で蒸して息子と二人の朝食としました。息子は黒いネクタイが見当たらないため(なぜか黒ネクタイはなくなる率が高いです)午前中に近くのショッピングセンターまで買いに行き、ついでにお昼用の唐揚げ弁当も買って来てくれました。
早く家を出られれば良かったのですが、昨日は生協配達日。そういうことになるとは思わず商品を注文していて、それらが届くまで身動きできません。受け取ったらすぐ出られるように、できる準備や荷造りを済ませておきました。

生協の配達はいつもより若干遅めながら無事到着。それらを整理した後、娘と待ち合わせるため、息子と共に最寄駅へ。
娘が到着したのも思ったより遅くなりましたが、とにかくかさばるカートを引きつつ電車を乗り継いでJR五反田駅まで行きました。葬祭場や火葬場に近い駅です。お通夜と告別式両方に出席するに当たり、駅周辺のホテルに一泊することにしました。早い時間の告別式に出席するためにラッシュアワーの山手線に乗るのは避けたかったのです。
しかし初めて来る場所だったため、ホテルがある所も行き方も判らず、駅前の周辺地図や手持ちの地図を見ても道に迷い、危うく逆方向の別ホテルへ入りかけたりしましたが、結局、娘のスマホに入っているアプリが一番役に立ちました。カートを抱えて歩道橋を登り降りしたり、心身ともに疲労困憊しつつ、辿り着いたのがこちら。

【公式】三井ガーデンホテル五反田

当初は別のホテルを予約したのですが、その直後に三井ガーデンの方が駅に少し近く、またトリプルルームも取れることが判ったため、急いで宿替えをしました。いずれにせよ、週末ではなく週の中日だから可能だったと思います。近い割に場所が判るまで苦労しましたが……

フロントは高層の15階。チェックインを済ませた後、部屋に大きい荷物を置き、子供たちはフォーマルスーツやワンピースに着替えました。月曜日に娘が買った新しい服というのは、そのフォーマルワンピースのことです。部屋はベッド3台を設置できるくらいですから、割と広めでした。窓際のソファやデスクは息子の荷物置きとなりましたが、服を掛けるロッカー、冷蔵庫やお茶(コーヒー)セットなどはまとまっていて使いやすかったです。
準備を整え、ホテルを出て再び駅へと向かいましたが、往路よりは判りやすく楽な道を通って行くことができました。
駅前でタクシーに乗って目的のセレモニーホールへ。地図上では近く見えても意外と離れています。自分たちが着いた時には、喪主である義弟夫妻はもちろん、親戚の人たちも既に控室に集まっていました。自分たちもまずお線香をあげてから、一旦は控室に大きい荷物などを置かせてもらいました。

お通夜を進めてくださるお坊様は、夫の実家が昔からお世話になり、葬儀関係全てお願いしているお寺のご住職で、葬儀を取り仕切るのも以前からお世話になっている葬儀会社です。
お経にお焼香とつつがなく進み、ご住職のお話を聞いた後は、棺の中のお顔を拝見してから控室で軽いお夕食をいただきました。
供されたものはオードブル類と握り寿司。晩ごはんをいつどこで食べるのか心配していた娘も無事食事にありつけ、お酒も数種類呑んでいました。自分はひたすら烏龍茶です。
夫が他界してから殆ど会っていなかった親戚の人たちとも久しぶりに顔を合わせ、少しお話もできました。義母のきょうだいも(義母は8人きょうだいの長女でした)今は数少なくなり、時の流れを感じます。その中で97歳(仏様の数え方では98歳)まで存命だった義母は、大往生と言えるでしょう。
思えば自分と息子は昨年末、病院までお見舞いに行けて良かったです。義弟の話によると、あのあと一度退院し、また入院して看取ることになったようでした。

お通夜の始まりから2時間くらいで散会した後、自分たち3人は葬儀会社の人が手配してくれたタクシーでホテルに戻りました。ホテル併設のコンビニで温かいほうじ茶を買い、それを持って部屋で一休み。娘は酔いをさまし、息子は館内探検(?)に行って、それから楽しみにしていた大浴場へ。三井ガーデンは大浴場を備えている施設が多いのも魅力です。しかし!女湯の方は設備の不具合により、内湯が使えないと…… 外湯(露天風呂)には入れますが、楽しみ半減です。
そのせいか、大浴場はかなり空いていました。お湯が張られずビニールシートで覆われた大きい浴槽は悲しく、浴室全体の温度も低くて、比喩的にも実際も寒々しい雰囲気でした。その分、熱めの外湯に長い時間ゆっくり浸かることにして、それはそれで楽しかったです。

長くお風呂にいたこともあり、今夜の『相棒』は観られませんでした。でも家で録画してあるので、帰ってから観ることにします。NHKの【歴史探偵】はお休みでした。
自分と娘は比較的早くベッドに入り、部屋の明かりも消しましたが、息子のスマホはいつまでも煌々としていました。

──ここまでが昨日の話。
今朝は6時にアラームをセットして、眠くても頑張って起きて着替えもして、朝ごはんを食べに行きました。



朝食会場はこちらのレストラン。ランチやディナー営業もしているイタリア系レストランで、昨夜、外から見た時の雰囲気も良かったです。ホテルサイトに写真も載っていますが、素敵な外テラス席もあります。今の季節は寒すぎて、外には出たくありませんが。



朝ごはんはビュッフェ形式で、こんな感じにいろいろ取ってみました。サラダに温野菜、ポトフ、ソーセージやコールドミートにオムレツ。この写真には収まりませんでしたが、パンも数種類。プレーンのピッツァやラザニアもあるのがイタリアンですね。和食系も少しあったようです。調子に乗ってデザートまでいただきました。

部屋に戻って、少しお腹を落ち着けつつ荷造り。子供たちはフォーマルに着替えも。BSで『カーネーション』再放送を途中からと、『おむすび』(この時間帯の通称「早むすび」)も観ることができました。旅先出先でないとBSが観られないので、これも旅行の楽しみの一つでもあります。
そうこうするうち支度ができたので、またフロント階に上がってチェックアウト。その直前、部屋に忘れ物をしたことに気がついたりして、少し手間取ってしまいました。
これもホテルのサイトに写真が載っていますが、ロビーラウンジは広く、そこからの眺望を楽しむこともできます。夜景なら更に素敵だったと思います。今回は時間的にも気分的にも余裕がなく、それらを観察することもできなかったのが残念です。

ともあれホテルを出て駅へ向かい、昨日のタクシー乗り場へ行ってみたけれど、タクシーは一台もありませんでした。近くの通りを走るタクシーは何台もあるのに、乗り場まで来るクルマはなく……気は焦りましたが、タクシー乗り場は駅の反対側にもあり、そちらの方がまだ望みがありそうに見えたので、そこで待つことにしました。程なくして1台来てくれたので、それに乗って今日もセレモニーホールへ。慣れている運転手さんだったのか、昨日より早く安かったです。

告別式の出席人数は昨日より少なめで、義弟夫婦と自分たち家族の他は、ごく近所の近しいご親戚のみという内輪な式となりました。でも、それで良かったのかもしれません。式が終わった後、飾ってあったお花で棺の中を埋め、蓋を閉じて出棺となります。今は釘打ちもせず、皆が手を添えながら蓋を閉めるという形です。
お棺と喪主はクルマで、その他は歩いて近くの火葬場へ向かいました。最後のお別れのあと1時間近くは控室で待つこととなりますが、親戚の人たちや子供たちとも、亡夫のことや先に亡くなった義父のことなど、いろいろな思い出を話すことができました。

お骨を拾う作業は何度経験しても慣れるということはありません。
ともあれ全て終わったあとは、再びセレモニーホールに戻って精進落としをいただきました。それがトップ画像です。この他に茶碗蒸しとお吸い物も付いています。別皿の天ぷらは胃もたれしそうで食べられませんでした。



デザートもありました。

食べながらもまた様々な思い出話をして、話すうちに新たに思い出すことなどもあり、義母だけでなく、義父や夫など先に行ってしまった人たちのことを話せる相手がいるのは幸せなことかもしれないと思いました。

四十九日のとりあえずの予定などを話し合った後、またタクシーを呼んでもらってセレモニーホールを後に、五反田へ。息子は新幹線で帰るため品川へ向かい、自分と娘は新宿方面へ行くため、駅ホームで別れました。
新宿から乗った下り列車は、初めのうちはけっこう人が乗って来ても、西へ向かうに従い空いてきます。自分はずっと、娘も途中から座ることができましたが、さすがに疲れました。

娘の最寄駅に戻り、かさばる荷物が置けるお店で一休みしようと《Afternoon Tea》へ。



ストロベリーハイビスカスのスパークリングジュレッティー。ハイビスカス入りのドリンクは異様に酸っぱいものが多いので、どうしようか迷いましたが、これはそこまで酸っぱくなく、苺の適度な甘みと酸味が爽やかでした。娘は苺のキャラメルミルクティーを頼みました。

そのあとは特に買い物もせず、早々に解散しました。自分はなるべく空いているバスに乗るため(タクシーは高いし、荷物の積み下ろしが意外と手間ですし)、結構長い時間バス停で待ちましたが、その甲斐あって(?)狙い通り乗れました。
それにしても今日は寒かったです。4枚重ね着(トップはダウンコート)してズボン下もいろいろ重ねばきしていましたが、それでちょうど良いくらい。重い荷物を持って歩いても汗はかきませんでした。

帰宅後は、とにかくまず荷解き。汚れ物とそれ以外を分けたり、黒いバッグやリュックに入れた身の回り品を元のバッグに戻したり、お金の計算をしたり。
朝も昼もしっかり食べたので、晩ごはんは「養々麺」。生協で出ると買うインスタントきのこ入りそばです。そばと言っても素麺に近い感じですが。揚げ玉や残っていたちくわも入れました。
録画しておいた番組の中では【孤独のグルメ】 再放送(惜しまれつつ閉店した「中華シブヤ」)に【じゅん散歩】町田編を視聴。薬師池公園も一度は行ってみたいです。

しかしそれよりやはり『カムカムエヴリバディ』ですね。ジャズトランペットコンテストが始まり、選考はジョーとトミーの一騎打ち(セッション)へ。そのセッションとカットバックで描かれるのが、「日本映画史上最悪の駄作」でありながら「日本映画史に残る」殺陣を見せるモモケンと虚無蔵さん。こちらも言わばセッションです。二つの勝負、二つのセッション。それ同士もまた映像のセッションとなる見事さ。それこそ『カムカム』の歴史に残る名シーンでした。
それにしても、松重豊さんのワンポイントかと思われた虚無蔵さんが、その後もあんなにあの一族に関わり続けることになろうとは…… 

シャワーの後。【クラシックTV】小澤征爾特集と【すてきにハンドメイド】 も流し見。しかし両番組とも途中で睡魔に襲われ、 あまり記憶が定かではありません。
【ソーイング・ビー7】と【ふるカフェ系ハルさんの休日】再放送で、どうにか気持ちを立て直しました。ソーイングはついにヴィッキーが去ることに……と言うより、トニーが決勝にまで残るとは思ってもみませんでした。
その後これを書いているのですが、書きながらも眠くてたまらず、寝落ちしそうです。

なお息子は意外と早く、3時台には静岡に戻れたそうです。何なら自分より帰宅は早かったのではないかと。

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