
昨日8時間くらい外に出て、都心部へも行ったので、今日は大事を取って家での休息日としました。
朝は早めに起きて、テレビ体操も午前午後とこなし、食事も朝昼晩ちゃんと作りました。夜は前から作りたかった常備菜も二種類作れて満足満足。昼と夜は残り物なども組み合わせてプレートメニューっぽい物が出来ました。簡単ぬか漬けキットで久しぶりにぬか漬けも作れたし、ひとりメシ生活もなかなか楽しいです。
洗濯は午後からになりましたが、天気が良いのですぐ乾きました。
午後の『科捜研の女』再放送は、何度も観たことのある、マリコの中学時代の友人失踪話(スペシャル)だったので、他のことをやりながらの流し見。
夕方から夜にかけては観たいTV番組もなかったので、田村正和さん追悼企画として再放送された『疑惑』(原作・松本清張)録画をやっと観ました。
弁護士・正和さんが担当することとなった被告人が沢口靖子さん。マリコさんとは大違いの「悪女」っぷりが新鮮で、女優・沢口靖子の底力を見た思いです。彼女の夫がマリコの初代相棒役(兼メンター)刑事だったり、警察側にマリコの元夫がいたり、正和さんに彼女の弁護を依頼する弁護士さんが元京都府警本部長だったり、クラブ時代の彼女の同僚が解剖医の先生だったり——その他にもテレビ朝日の刑事ドラマやサスペンスでお馴染みの顔ぶれがいろいろと。
などと書いているとネタ的ドラマのようですが、ちゃんと良い作品でした。クライマックスからラストにかけては思わず涙が……
原作はもっと後味悪い終わり方のようで、過去何作も存在する映画化ドラマ化作品では、弁護士役が女性に変更されたことも多いようです。正和さんの弁護士さんはカッコ良いだけでなく、つらい過去による痛みを常に感じさせ、事件を追及する演技も古畑とはまるで違いました。当たり前と言えば当たり前ですが、スターであると同時に、やはり「役者」さんだったのだと改めて感服した次第です。
そして、悲しいどんでん返しを含む終盤の展開には、かつてテレビ朝日を代表する刑事ドラマだった『特捜最前線』を思い出してしまいましたが、エンドクレジットを見て納得。プロデューサー・五十嵐文郎、脚本・竹山洋。シリーズ中盤の円熟期を支えたプロデューサーと、特捜から広く世に出たと言っても過言ではない脚本家です。そういう意味でも感慨深いドラマで、録画保存決定しました。
夜10時からはEテレで【グレーテルのかまど】【100分de名著】を視聴しました。名著の方は今週からブラッドベリの『華氏451』。現代でもなお通じるストーリーとテーマ。今後の放送も楽しみです。