何だかんだで今年も残すところ一ヶ月足らずとなりましたが、クリスマスから年末、そしてお正月にかけて、テレビの映画劇場でも様々な大作・話題作が観られそうです。
その中で、当ブログ的にたいへん嬉しいのが、NHK-BS2のラインナップ。既にあちこちで取り上げられている話題ですが、まずはカレンダーをご覧下さい。
チャップリンの初期短編や、溝口健二特集等、マニアックなオールドファンの皆様に嬉しいシリーズもありますが、ずっとスクロールしてみると──
12/24（日）午後7:30～11:47 ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 特別編
12/26（火）午後7:50～9:59 ムーラン・ルージュ
12/27（水）午後8:00～9:38 恋する遺伝子
12/28（木）午後8:00～9:59 ニューヨークの恋人
デイヴィッド・ウェナム及びヒュー・ジャックマン出演映画が４本ほぼ連続で！
いやはや、ウチのためにあるようなラインナップですな
どうせなら、ここに『ヴァン・ヘルシング』もはいっていればねえ……実は我が家は衛星放送が観られないんですが、ご覧になれる環境の方は是非どうぞ。
『恋する～』はここ、『ニューヨーク』はここに感想を上げています。珍しく「普通」のイイ男を演じるヒュー、全然普通じゃない「白馬のプリンス」なヒューが続けて観られてお得。しかも、公開年が同じで、作品の舞台も同じニューヨークということも興味深いです。
『ムーラン・ルージュ』はまだ感想を上げていませんが、バズ・ラーマン監督（これもヒュー繋がりとも言える）の絢爛たる映像美や、楽曲の使い方の面白さと共に、当ブログ的には、やはりデイヴィッド・ウェナムの女装と、リチャード・ロクスボロ（ロクスバーグ）の怪演をお奨めしておくべきでしょう。
そして！総合テレビでは年明けて1/3（水）の深夜（木曜午前）0:15～1:55、知る人ぞ知る、リチャード・ロクスボロ主演『シャーロック・ホームズ バスカビルの犬』が登場！→こちら
今回さすがに「獣犬」じゃないのね……
あ、表記が「ロクスバラ」だ。実際それがいちばん原音に近いという説もあります。しかし、何もそこで、シャーロキアンにとっては神に等しいジェレミー・ブレット氏のお名前を引き合いに出さなくても……
いや、でもこれはこれで見物ですよ～。何たってロクス＝ホームズに、イアン・ハートのワトソン。いろんな意味で貴重な一作です。
『王の帰還』「特別編」ということは、いわゆるエクステンデッド・エディションを一挙放映してくれるんでしょうか？これについてはまた改めて。
