Loomings

映画・舞台の感想や俳優さん情報等。基本各種メディア込みのレ・ミゼラブル廃。近頃は「ただの日記」多し。

日記です

2023-09-19 22:19:05 | 雑記

今日もちょっと寝坊して朝ドラは朝食後に録画視聴。でもじっくり観られて感動できたから、その方が良かったかも。
そして今日も朝から暑かったです。9月もそろそろ下旬にさしかかろうとしているのに、いい加減うんざりです。
というわけで引きこもり生活が続いています。

午後はDVDで『古畑任三郎』の「すべて閣下の仕業」をやっと観ました。3rd シーズン終了から5年後に作られたという作品。ゲストに松本幸四郎(現・二世白鸚)を迎えた全2時間にわたる大作です。海外ロケを敢行する一方、殆どは日本での凝りに凝ったセットでの撮影によるものだそうで、この一作だけのためにこれだけのセットを組む贅沢は、現在不可能なのではないでしょうか。実際これを以て最終作とする意図もあったようで、その後のファイナル三部作より風格はむしろ上だったと思います。
或るとんでもない理由から大使館の招かれざる客となった古畑が、今泉くんも西園寺くんもいない中(代わりに実質的相棒を務めるのが八嶋智人さん演じる花田くん)、ひたすら大使「閣下」と対決し追い詰めて行く、原点に還ったかのような展開。随所に散りばめられた笑えるシーン、或る人物のメタ的設定(もっとも三谷さん自身は元々「メタ」にする意図はなかったそう)等、いつものこのシリーズらしさもありながら、かつてなかったような悲劇的かつ苦い終幕となりました。
全てを暴き、明らかにした後の古畑が、いつもの人を食ったような態度や口調でなく静かに語りかけるところで、田村正和さんの演技に胸打たれました。名優二人の演技対決も見事でしたが、時おり見せる真っ当な正義感こそが刑事としての古畑の芯にあるものだということも、改めて理解できました。
それこそメタ的なことを言うと、閣下に殺害される被害者役が『相棒』の二代目相棒・神戸尊こと及川光博さんだったのが、いま見ると感慨深いです。そして大使夫人を演じた三田和代さん。暇を持て余した我がまま気ままな奥様に見えた彼女が真情を吐露するシーンで、この方が30〜40代の頃に——いえ60代であっても、皇妃エリザベートを(ミュージカルでなく)見たかった!と思いました。思えば、劇団四季がミュージカル劇団のようになる前の看板俳優の一人でしたね。

DVDを観ながら(映画館のごとく)チョコその他スイーツなどけっこうつまんだので、晩ごはんは白米抜き。メインはレンジで作る鶏とねぎとしめじの鍋でした。鍋料理にはまだ少し暑いけれど、冷凍庫を空ける必要もあったのです。

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