息子が去った翌朝、ゆっくり起きて朝ごはんもゆっくりめ。
晴れたので洗濯も。でも昨夜遅くの涼しさはなく、日差しと共に暑さが戻ってきました。
後はテレビ体操をしたり、本を読んだりネットを覗いたり、家にあるものをテキトーに見つくろって食べたりと、いつもながらの日も戻ってきました。
先週の日曜に録画したテレ東【日曜ミステリー】の『さすらい署長』シリーズも観ました。わざわざ録画してまで観るものか?という気がしなくもないけれど、面白かったです——と言うのも躊躇われるような全く救いのない話でした。署長の飄々として穏やかな人柄や、地元(松島)警察メンバーズの雰囲気に助けられてはいましたが。そもそもの発端となった事件の被害者が、殺人こそ犯していないもののとんでもない悪党でした。
10年前の作品を再放送したのは、先ごろ亡くなった中村靖日さん追悼の意味もあったのかな?と思います。演じたのは盗撮魔という情けない役柄ですが、人を食ったような態度で県警本部刑事たちを翻弄するのは面白かったです。
それにしてもあの介護施設、職員に恐喝魔あり盗撮魔ありで、採用に疑問を感じますね。
夜のTVは今週もNHKドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』視聴。注目企業となった「ルーペ」で実績を上げながらも、細かいミスや失敗続きで迷走し、社内でも白い目で見られつつあった七実。ついに意図せずしてウイルスメールを社内外にバラまいてしまうという大失態により、創業時の仲間たちからも見放され——
その一方で、会社より彼女自身の人生や経歴に注目する記事なども掲載されるようになります。それが吉と出るか凶と出るかわかりません。
七実の苦闘と共に、パパが亡くなった時の状況も明らかになり、パパの仕事への想いや家族への愛情によって、今なお家族が支えられていることも描かれます。
そういうメインのドラマ自体は身につまされたり感動したりできるのですが、随所の「シュールなギャグ」やいわゆる「天丼」ギャグは、やはりノイズとしか感じられません。重い題材ゆえ、あえてシリアスな描写からハズす意図があるのはわかるのですが……