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空手の型競技不評なり・・・

2021年08月12日 | 空手

2020オリンピックで空手の型競技も行われましたが
一部の人達からは笑いものにされています

「変顔で奇声をあげて踊っているだけ」
という書き込みをいくつか目にしました。
フルコン系の知人も同じことを言っています。


私は伝統派といわれる空手を学んでおりますが、
確かにあの行為には疑問を感じています・・・


ハッキリ言って全空連ルールの型試合は
見栄え重視で
大きな声を出した方が高得点
開始前の型の呼称なんか何言ってるのか分からない状態です。


気合と奇声、目力とキメ顔を勘違いしているような??


かの宮本武蔵は「五輪の書」で観の目の重要性を説いています。
半眼で広く全体をとらえる見方です。

武道としてこういった目付は必要不可欠だと思います。

しかし型競技においては
眉間にしわを寄せ、目をひんむいて青筋を立てて大声で
「アアァァァァ~!!」
そしてキメ顔で静止!!

なんだか「観の目」からは程遠い状態に・・・

全空連にどっぷり浸かった人にいわせると
「競技だからあれでいい」「ああしなきゃ試合に勝てない」
だそうです。
競技だからそういうものだ、と言われちゃうとそれまでですが
でも武道でしょ??

選手の方々には失礼ですが、あれじゃ素人さんに笑われますよ。
過剰演出だと思います。

ただ、あのキレやスピード、バランス感覚は凄いの一言です!
四股立ち、猫足立ちなんか低い低い。
汗の量をみてもいかに激しい動きをしているかが分かります。

あんなに素晴らしい演武を行ったのに
キメ顔や奇声のせいで素人から笑い者にされているのが非常に残念です。


ついでに言っちゃうと組手もひどい
「寸止めで迫力がない」という人がいますが
あれを毎回当ててたら選手の体がもたないから寸止めは良いと思います。
(稽古中たまに突きを食らいますが、かなりの衝撃です)

私がひどいと思ったのは
試合中にチラチラと時計(スコアボード?)を確認している選手がいたんです。

真剣勝負の最中によそ見かい!
1人でモニタに向かって突っ込みましたよ。

一流選手なのでしっかり間合いを制していたから
それだけの余裕があったのかもしれませんが・・・
でも勝負の最中に時計のチラ見はダメでしょう。
あんな行為は無防備と同様の反則にすればいい!



と、私は思いますが同じ思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか??



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