2020 01/03 N2YOサーバの渋滞状況は回復しています。北上してきたBD-IGSOペア(東輪2,西輪5)の同期太陽合ピークアウトしました。続いてBD中輪3-3が太陽合生起します。
ついでインドNavIC東輪1Eが太陽合へ向けて南下してきています。(なお、これまでの本ブログのNavIC東輪1Cとの記述は東輪1Eの誤りです。印東輪に1Cはありませんでした。訂正します。過去記事の"1C"は"1E"と読替をお願いします。これから過去記事を少しずつ修正してゆきますが。)
12月のBD-IGSO三姉妹(東輪3,中輪3-1,西輪6)の三機編隊南下は見事な同期太陽合を見せてくれました。この三姉妹が半年後の6月に見せるであろう、今度は三姉妹編隊北上の太陽合生起での同期ぶりが楽しみです。春4月と秋10月にやはり見事な三機編隊同期太陽合を見せるIGSO三姉妹(東輪1,中輪7,西輪4)とともに、アニメGifにおいて一番見応えのあるところです。1月と7月の太陽合のBDSーIGSOペアにおいては、昨年末に軌道編入された新中輪3-3を加えて、本年からは準三姉妹の太陽同期合を生起するようです。つまり北斗IGSO系は、トリプル三姉妹が(準)同期太陽合編隊飛翔を、半年ごとに北上と南下を交互に切り替え、年間で合計6回生起することになるでしょう。
以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2020 01/03 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。
2020 01/03 QZS/IGSO軌道の3倍拡大アニメGIFを記録します。
前年と比較しての同期差のズレの変化が、インドペアや中国三姉妹やペア、日本QZSS各機においてどうなってゆくのかが興味深いところです。IGSO/QZSSの軌道運動位相差を太陽系慣性座標規模で捉える基準として、太陽合同期状態の分析が効果的といえるでしょう。まずはしっかりとした2年目のデータを揃えることを目標とします。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。
平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。
中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。
ついでインドNavIC東輪1Eが太陽合へ向けて南下してきています。(なお、これまでの本ブログのNavIC東輪1Cとの記述は東輪1Eの誤りです。印東輪に1Cはありませんでした。訂正します。過去記事の"1C"は"1E"と読替をお願いします。これから過去記事を少しずつ修正してゆきますが。)
12月のBD-IGSO三姉妹(東輪3,中輪3-1,西輪6)の三機編隊南下は見事な同期太陽合を見せてくれました。この三姉妹が半年後の6月に見せるであろう、今度は三姉妹編隊北上の太陽合生起での同期ぶりが楽しみです。春4月と秋10月にやはり見事な三機編隊同期太陽合を見せるIGSO三姉妹(東輪1,中輪7,西輪4)とともに、アニメGifにおいて一番見応えのあるところです。1月と7月の太陽合のBDSーIGSOペアにおいては、昨年末に軌道編入された新中輪3-3を加えて、本年からは準三姉妹の太陽同期合を生起するようです。つまり北斗IGSO系は、トリプル三姉妹が(準)同期太陽合編隊飛翔を、半年ごとに北上と南下を交互に切り替え、年間で合計6回生起することになるでしょう。
以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2020 01/03 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。
2020 01/03 QZS/IGSO軌道の3倍拡大アニメGIFを記録します。
前年と比較しての同期差のズレの変化が、インドペアや中国三姉妹やペア、日本QZSS各機においてどうなってゆくのかが興味深いところです。IGSO/QZSSの軌道運動位相差を太陽系慣性座標規模で捉える基準として、太陽合同期状態の分析が効果的といえるでしょう。まずはしっかりとした2年目のデータを揃えることを目標とします。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。
平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。
中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。