南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.9.7 インテル設計部門Qualcom買収か 大谷45-46 明日にも北斗4?星座太陽合との十字形交差点に到達見込み QZS-4太陽合完了

2024年09月07日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.9.7 インテル設計部門をQualcom買収とのニュースが流れています.
https://jp.reuters.com/economy/industry/7W2LMVM3JZKAZCMY7WCDH4AVZM-2024-09-06/


これはエンゼルスからドジャーズに大谷選手が移ったなどより遥かに1万倍以上ドデカい買収話です.しかし日本では大谷45-46の方が記事がデカいのは,さすがに野球好きの後期高齢者の当方でも,日本マスコミ自体が失われた30年になってしまっているなと思います..

インテル設計部門をQualcomが買収という話は,日本の失われた電子産業30年トータルの話に繋がるドデカいお話であろう.
日本がCPU開発で先頭を切っていた1970年代中半に,インテル等外国勢がCPUの重要性に気づき,80年代に入って16bit CPUにおいて一気にインテル主導がはじまり,90年代の32bitCPUにおいて日本中の電子産業が,インテル従属下に沈み,スマホはQualcomに圧倒され,日本の電子産業の失われた30年が起きたわけです.

インテル買収の動向には日本技術陣は注目せざるを得ないが,おそらく世界中で,この動きを最も注視しているのが,中国・台湾の電子・情報産業技術陣であろう.(前世紀末には当方も台湾に出かける度にミニPCやノートPCを購入してバラしたり増設したりして評価していたのを懐かしく思い出します)

明日にも北斗4?星座との十字形イベントの交差点に到達する見込みです.QZS-4は太陽合を完了しました.二組のIGSO座の太陽合の軌道が十字に交差する十字形イベントの開始を確認できるように集中します.



数年以上のスナップショットによる長期天体測定やデータリダクション継続では,重要なイベントを逃さず記録するのは,なかなか大変です.
記録・測定機器が不調になったり,人為ミスが重なったりしてデータをロスしてしまうこともあります.
スナップショットを失わせることが多いWindowsUpdateを,イベント期間はできるだけ回避することも大切です.

β角プロットを用いて,座としてのQZS-4と北斗4?星などとの十字形交差イベントの時間軸を衛星ごとに記録して,合生起の前倒しが,衛星ごとに,どれだけ起きているかの評価をしたいと思っています.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF