南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.9.2 台風明け北多摩38℃酷暑 モニタリングQZS-4太陽合ピーク状態到達 北斗4?星座太陽合との十字合イベントへ向け急接近中

2024年09月02日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.9.2 台風10号明けの北多摩は38℃の酷暑となりました.

地上の台風はひとまず山を越したようですが,太陽フレアの方は活発化しています.
SDO衛星AIA171 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュースhttp://swnews.jp/)をお借りしまして記録します.


QZS-4は太陽合ピーク状態に到達しました,北斗4?星座との十字合イベント到達へ急接近しています.しっかり記録しリダクションをしてゆきます.



二組のIGSO座の太陽合の軌道が十字に交差する「十字合」イベントデータを落とさないように集中します.これが数年以上にわたる長期天体測定やデータリダクションの継続の凡人には難しいところです.再び,QZS/IGSO太陽合の座が交差する現象に集中します.特に座として,QZS-4と北斗4?星との十字合イベントの各衛星ごとに,どれだけの合生起の前倒しが起きているかの評価をしたいと思っています.

β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.
ただ時間スケールが長すぎて,見落としも起こしやすいことに注意が必要です.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF