QZSS/GNSSスマホ受信状況の確認のため、本ブログに新規に来られる方が多いので、説明が毎回くどくなっています。ご容赦ください。
2018 08/30-08/31 天変地異連発列島を目指す台風21号が900ヘクトパスカル(hPa)伊勢湾台風級へ発達する予報が気象庁から出ています。
https://www.jma.go.jp/jp/typh/1821.html
QZSSみちびきは早期サービスインで災害列島の避難民・国民の願いに迅速に応える必要があります。
u-blox受信機のQ1,Q2,Q3は、それぞれQZS-1,QZS-2,QZS-4に相当します。この3衛星は準天頂QZS軌道上を飛翔しており順調に受信できています。
また日本上空をカバーする新経度IGSOとみられるB17が以下のスナップショットのように濃いブルーになる時間帯が増えてきています。列島を襲うと予測される猛烈台風21号をBDSSが監視しようとする狙いかもしれません。
QZS-3(GEO:静止衛星)からのL1C/A信号は、これまで市販されてきたGNSS受信機・スマホではQZS-3GEOは、これまでのところ受信は困難です。
一方、中国BDSSのB1,B2,B3,B4などのGEO達は、列島南方の赤道上空に配置された4機のGEOですが、L1C/A信号の受信がしっかりできます。YRPのu-bloxやスマホなど市販GNSS受信機により常時しっかりと受信表示されています。
北多摩とYRP間のリモート制御は24時間動作し、N2YOサーバはMap表示除いては順調のようです。
2018 08/30-08/31 IGSO&QZS Orbits↑+YRP屋上アンテナ+u-blox↑M8Nスカイプロット並行24時間モニタアニメGIFを記録します。
QZSS/GNSS市販受信のFactData提供のため、視野が広けたYRP屋上にてu-blox M8Nにて高感度受信したデータを取得し記録しています。回線不調発生もありますので、準リアルタイム記録は綱渡り状態が続いています。
スマホGNSSなど大衆的IoT技術におけるわが国の劣勢を少しでも回復するオープンイノベーションに寄与するため、宇宙基盤データ取得と位置づけて、モバイル・ワイアレス技術開発拠点バレーとして期待されているYRPにふさわしいGNSS/QZSS受信データを地道に記録して行きます。とにかく危機感を高めることが重要でしょう。