南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2019 03/23 QZS-4太陽合が追うBD-IGSO-1,4,7三機の編隊同期太陽合 QZS/IGSO軌道の2/3倍拡大アニメGIF

2019年03月23日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2019 03/23 関東は気温が前日より10℃以上下がり、寒い一日でした。
夏至まで次第に日没境界線が北側に開いてゆきます。また太陽の軌道対地射影が赤道に沿って北側を移動しています。

QZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。BD-IGSO-1,4,7三機が太陽合を目指して舞い降りてきているのが分かります。

既に春分の日に赤道上の全GEOに対して太陽合が生起しました。
また日本QZS-4がアニメGIFの東の端(右端)で次の太陽合を目指して北上してきています。季節は着実に動いています。

春分前後の太陽赤緯の北上速度は最大です。またBD-IGSO-1,4,7三機の南下する角速度は赤道を目指してピークです。その相対速度が最大付近ですれ違う際にBD-IGSO三機が太陽合の同期を起こします。

BDSS三機の衛星編隊飛翔が一番見栄えがするタイミングでしょう。その時期は予想より早く来週になりそうです。編隊飛翔衛星間の太陽合同期精度がどの程度か興味深いです。

逆に秋分前後には同じBD-IGSO-1,4,7三機が、反対対称方向に最大相対速度で、すれ違い合が起きることとなります。

2019 03/23 QZS/IGSO軌道描画フォームに2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 03/23 QZS/IGSO軌道描画フォームに3倍拡大アニメGIFを記録します。


日本QZS-4がアニメGIFの東の端(右端)で次の太陽合を目指して北上してきています。あたかもBD-IGSO-1,4,7三機に連なるQZS-4合をおこすかのようにです。

QZSS/IGSO太陽合には季節感がありますね。古代からアジアは暦と季節感を大事にしてきた土地柄ですから、それがQZSS/IGSOの太陽合に反映しているのではないかと思います。

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