南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.8.28 台風10号進路予想混迷 ワイドショーで欧州の進路予想に驚愕 さらに磁気嵐オーロラ活発化 7月下旬からの長い合ブランク経て月末にもQZS-4・北斗4?星十字合イベント到達

2024年08月28日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.8.28 屋久島南西沖で台風10号が,ほとんど動かなくなってきています.台風10号の進路予想についてゴゴスマというワイドショーでは欧州機関の進路予想が紹介されて,驚愕しています.「台風10号は金曜日には紀伊半島付近で停滞して,その後北上して若狭湾方面へ抜ける」との予測であると紹介されました.台風10号の進路予想は非常に難しくなってきています.

偶然と思いますが,磁気嵐・オーロラの活発化が以下のNOAAのオーロラ・オーバル予想で現れてきています.濃い黄色が現れるのは低緯度オーロラで騒がれた5月以来のことです.以下のURLを参照してください.
https://www.swpc.noaa.gov/products/aurora-30-minute-forecast


日本列島は天候に恵まれないので,残念なところです.

7月下旬からの長い合ブランクを経て,この月末にも次のQZS-4・北斗4?星十字合イベントに到達するようです.
空白期間が長すぎて集中力が続かなくなり,重要な十字合イベントを見落としかねないほどでした.数年以上の長期測定の継続の難しいところです.

β角プロットを用いてQZSとIGSOの太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが,ここ数年の本ブログの重要な狙いです.
ただ時間スケールが長すぎて,見落としも起こしやすいことに注意が必要です.



QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点における衛星軌道技術の到達点のひとつでしょう.欧米先進地域でもQZS/IGSO座構築を実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

2024/5/18から以下のN2YOデータベース・アクセスのURLを使用するように改定しました(アンカーKOREASAT-7).
https://www.n2yo.com/?s=42691|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40549|40938|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.
(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF