南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

24.5.3 新緑の憲法記念日 NavIC-1D合ピーク抜けつつ 引き続き5月中旬南下QZS-2太陽合状態へ 北斗三・四両座クロス春季IG南十字座と半年前の両座クロス秋季IG北十字座の対応性

2024年05月03日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
24.5.3 初夏のさわやかな憲法記念日です.よりきな臭くなってきた国際環境下で,日本と世界の子供たちのためにわが国は平和憲法を守り抜き,最優先に「こども政策」を転換する必要があります.

印NavIC-1Dの太陽合ピーク状態はさらに継続しています.更に引き続き今月中旬には南下中のQZS-2の太陽合も控えています.
3月上旬にQZ4・IGクロス太陽合という大イベントがあったため,太陽合の空白期間が長く感じたのではと思いますが,NavicとQZの太陽合の連続生起となる予定です.

本年はβ角プロットでの時空間IG十字という新たな視座の発見というイベントが判明して,そのデータリダクションに追われて,この期間の太陽合生起の希少さを忘れていたのでしょう.南北それぞれ時空間視点からのIG十字座という認識の深まりは,個人的には漏れ電波方式による月面測位応用への期待によることが大きかったといえるでしょう.さらに北斗三・四星座の春季クロスによる南IG十字座が半年前の秋季クロス北IG合十字座と対称性があることが明確になってきました.


春季の三・四星IG座のクロスは,QIG衛星群のβ角プロットを追ってきたからこそ,ドキッとさせる南天のIG十字座を発見できたわけです.引き続き,南天IG十字座を追いかけます.一方,半年前の秋季クロスは北天の十字座といえるでしょう.光学観測では明確な北十字星は無いようですが,QIGβ角プロットでは北斗IG十字座は南天だけでなく,北天でもくっきりと対称性を持って存在していることが見えたわけです.

QZS/IGSO座群はグローカル・イーストが達成した21世紀の現時点にけるにおける衛星技術の到達点のひとつでしょう.欧米でもQZS/IGSO座構築に挑戦し実現しているところはありません.QZS/IGSO座軌道群のデータリダクションを継続して,記録してゆく意義は大きいと考えます.その応用技術として月面測位技術への応用に未来を見たいと思います.

QZSとIGSOのクロス太陽合の前倒し現象を年単位の時空間現象として確認しようとしているところが本ブログの重要な課題です.

時空間的にQZ・IGクロス太陽合(北上QZS-4単独X南下北四IG座)での.QZS/IGSOのN2YO軌道プロットの長期的なシフトを観察できます.

β角プロットは,QZS三衛星の雄大なβ角プロット描画や,北三・四座の直線的な南下,北五座の高緯度での反象限反転などの近未来時空間現象をにらんで,観察できます.

当面は以下のN2YOのURLを使用するようにします(アンカーKOREASAT-7).

https://www.n2yo.com/?s=42691|36828|37256|37384|37763|37948|41434|42738|42965|40547|41241|43539|44204|40938|40549|44709|44337|49336

N2YOサービスの画面コピーを利用したIGSO/QZS衛星軌道群の地表への射影の16時間分のIGSO/QZS群衛星軌道アニメGIFを記録します.

(1) IGSO/QZSS射影軌道の16時間分の10分毎のアニメGIF


(2) IGSO/QZSS射影軌道の昼間6時間分の2分毎のアニメGIF