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高橋冨士信fj鷹@gmail.com

2019 09/02 印Vikram月面軟着陸機スケジュール最新情報

2019年09月02日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 09/02 インドISROからVikram月面軟着陸機のスケジュールが公開されましたので、記録します。

https://www.isro.gov.in/chandrayaan2-latest-updates#

September 01, 2019

Fifth Lunar Orbit Maneuver

The final and fifth Lunar bound orbit maneuver for Chandrayaan-2 spacecraft was performed successfully today (September 01, 2019) beginning at 1821 hrs IST as planned, using the onboard propulsion system. The duration of the maneuver was 52 seconds. The orbit achieved is 119 km x 127 km.

All spacecraft parameters are normal.

The next operation is the separation of Vikram Lander from Chandrayaan-2 Orbiter, which is scheduled on September 02, 2019, between 1245 – 1345 hrs (IST). Following this, there will be two deorbit maneuvers of Vikram Lander to prepare for its landing in the south polar region of the moon.

Tentative plan for future operations after today’s maneuver are as follows,



既にVikram分離作業は進んでいるようです。以下は本文のGoogle和訳です。

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2019年9月1日

5番目の月軌道の操縦

Chandrayaan-2宇宙船の最終および5回目の月周回軌道操縦は、機内推進システムを使用して、予定どおりISTの1821時間から本日(2019年9月1日)正常に実行されました。機動時間は52秒でした。達成された軌道は119 km x 127 kmです。

すべての宇宙船パラメーターは正常です。

次の作業は、Vikram LanderとChandrayaan-2 Orbiterの分離です。これは、2019年9月2日の1245〜1345時間(IST)に予定されています。これに続いて、ヴィクラムランダーの2回の軌道周回飛行があり、月の南極地域への着陸の準備をします。

本日の演習後の将来の運用に関する暫定計画は次のとおりです。

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2019 09/01 印Chandrayaan2 最終約120km高の円軌道への投入完了 いよいよ軟着陸船の出番

2019年09月01日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 09/01 以下のURLによりますと、インドChandrayaan2が最終約120km高の円軌道への投入に成功しました。いよいよ月面南極への軟着陸船VIKRAMの出番に入ります。インド標準時ISTと日本標準時JSTとは時差3時間半です。
https://www.firstpost.com/tech/science/chandrayaan-2-composite-completes-final-in-orbit-manoeuvre-before-vikram-landers-separation-7265741.html

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記事ヘッダー部分はGoogle和訳そのままを記録します。

CHANDRAYAAN 2 COMPOSITE COMPLETES FINAL IN-ORBIT MANOEUVRE BEFORE VIKRAM LANDER'S SEPARATION

TECH2 NEWS STAFFSEP 01, 2019年9月1日19:31:42 IST

インドの2番目の月ミッションであるチャンドラヤーン2は、今晩の午後6時21分に月の周りの最終的な軌道降下操作を完了しました。宇宙船の高度に対するこの最終調整により、チャンドラヤーン2複合体は、126 x 168 km(最も近い x 最も遠い距離)の楕円軌道から119 x 127 kmのほぼ円形の軌道に下げられました。

宇宙船の搭載推進システム(一般に「スラスター」として知られている)は、月の軌道でのミッションの5回目の最終的な軌道降下操作で52秒間発射されました。ISROは、着陸モジュール(その中に)9月2日の午後12時45分から14時45分までの離陸が予定されています。成功した場合、ヴィクラム着陸船は、オービターと同一の別の円形経路に置かれ、表面から約100 km離れた月の極を通過します。

ほぼ円形の軌道に到達することにより、Vikram着陸船が9月7日 午前IST の月面に計画されたソフトランディングを試みるまでに、さらに3つのミッションマイルストーンがあります 。これには、9月3日と4日の2回の軌道(軌道降下)操作と、9月7日の午前1時30分から2時30分までの36 x 110 kmの楕円軌道からの降下が含まれます。

次の数日間で、着陸地点の最初のマップが作成され(9月3日と4日に予定)、Vikram着陸船が着陸地点を安全に確保し、以前に考えられていたようにソフト着陸を行います。ISROのミッションエンジニアが宇宙船をコントロールセンターから遠隔操作することはないため、これはミッションの重要なステップです。

また、オービターは、一年中軟着陸ホーム地点を初めて監視し、これまでの旅で計器に損傷が生じていないことを確認し、月の南極地域でのヴィクラム着陸船の着陸地点の徹底的な検査を実施します。

ミッションの後続のイベントはライブ配信されませんが、専用のチャンドラヤーン2ドメイン、 Twitter ページ、 ISROのWebサイト、または Twitter ページでミッションの最新情報をキャッチでき ます。

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以上、Google和訳を記録しました。

2019 08/31【成功】124 x 164 km circular lunar-bound orbit that Chandrayaan 2 enters in

2019年08月31日 | 月面軟着陸への挑戦
Chandrayaan-2に関して、一番の速報は以下のTech2 Newsが早いようなので、ここからお借りて記録します。
https://www.firstpost.com/tech/science/chandrayaan-2-breezes-through-fourth-orbit-lowering-manoeuvre-before-separation-7255091.html

多分ISROの公式サイトは週末に入っているためかもしれません。まだ最新情報は上がっていません。
Google翻訳そのままも記録します。

TECH2 NEWS STAFFAUG 30, 2019 19:03:22 IST

Chandrayaan 2, India's second mission to the moon, has successfully compeleted its fourth orbit-lowering manoeuvre around the moon. ISRO confirmed that the lunar-bound manoeuvre, which was planned for 6-7 am on 30 August, was completed at 6.18 pm IST using the spacecraft's onboard propulsion system.

The manoeuvre has moved Chandrayaan 2 from its current 179 x 1411 km (nearest x farthest distance) elliptical orbit to a near-circular orbit of 124 x 164 km and the duration of the manoeuvre was 1155 seconds (19.25 minutes). The next Lunar bound orbit manoeuvre is scheduled on September 01, 2019 between 6.00 pm - 7.00 pm IST.

The Chandrayaan 2 composite has carried out a total of four successful in-orbit manoeuvres since it entered lunar orbit — all in an attempt to lower its altitude in preparation for landing. The fourth manoeuvre today has placed the spacecraft on a circular path that passes over the lunar poles at a distance of about 100 km from the surface.

Entering this circular orbit is the mission's fourth milestone before the Vikram lander separates from the orbiter to make its planned soft-landing on the moon's surface on 7 September.

Chandrayaan 2 breezes through fourth orbit-lowering manoeuvre before separation

Chandrayaan 2 composite orbiting the moon before the lander's separation. Image: ISRO

The 124 x 164 km circular orbit that Chandrayaan 2 is in is close enough for the Vikram lander, currently bound to the orbiter in a 'composite', to separate and attempt a landing. Separation and landing sequences are planned for 2 September and 7 September at 1.40 am, respectively. Between these two important days, the first maps of the landing site will be created (on 3 and 4 September) to ensure the landing site is as safe as previously thought to make a soft-landing. This is a crucial step in the mission since ISRO's mission engineers won't be operating the spacecraft remotely.

The orbiter will also be surveilling its year-long home for the first time, ensuring that no damage was caused to its instruments on the journey thus far, and conducting a thorough examination of the Vikram lander's landing site at the moon's South Polar region. Chandrayaan 2 is expected to begin its long-awaited powered descent and landing on 7 September at 1.40 am IST in a landing sequence that the ISRO Chief describes as '15 minutes of terror'.

While subsequent events in the mission won't be streamed live, you can catch live updates on the mission on our dedicated Chandrayaan 2 domain, our Twitter page, ISRO's website, or Twitter page.


以下はGoogle翻訳そのままです。おかしな部分は上記の原文をどうぞ。インド人ではないですが、月面南極への着陸への挑戦へのプロセスにはエキサイトしてしまいます。
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19:03:22 IST

月へのインドの2番目のミッションであるチャンドラヤーン2は、月の周りの4回目の軌道降下操作に成功しました。ISROは、8月30日の午前6〜7日に予定されていた月面での操縦が、宇宙船の搭載推進システムを使用して、午後6時18分に完了したことを確認しました。

操縦は、チャンドラヤーン2を現在の179 x 1411 km(最も近い x 最も遠い距離)の楕円軌道から124 x 164 kmのほぼ円形の軌道に移動し、操縦の持続時間は1155秒(19.25分)でした。次の月周回軌道操縦は、2019年9月1日午後6時から午後7時(IST)の間に予定されています。

チャンドラヤーン2複合体は、4つの成功における軌道操作の合計を行った すべての着陸準備のために、その高度を低下させる試みにおいて、 -それは月軌道に入ってからです。今日の4回目の演習では、表面から約100 kmの距離で月の極を通過する円形の経路に宇宙船を配置しました。

この円軌道に入ることは 、ミッションの4番目のマイルストーン で、Vikram着陸船がオービターから離れて、9月7日に月面に計画されたソフトランディングを行う前に 行われます。

チャンドラヤーン2号は分離前に4回目の軌道降下操作を行う


着陸船が分離する前に月を周回するチャンドラヤーン2複合体。画像:ISRO

Chandrayaan 2が入っている124 x 164 kmの円軌道は、現在「合成」でオービターにバインドされているVikram着陸船が離陸して着陸を試みるのに十分近いです。離陸と着陸のシーケンスは、9月2日と9月7日の午前1時40分にそれぞれ計画されています。これら2つの重要な日の間、着陸地点の最初のマップが作成され(9月3日と4日に)、着陸地点がソフトランディングを行うと以前考えられていたのと同じくらい安全になります。ISROのミッションエンジニアが宇宙船をリモートで操作することはないため、これはミッションの重要なステップです。

また、オービターは、一年中の家を初めて監視し、これまでの旅で計器に損傷が生じていないことを確認し、月の南極地域でのヴィクラム着陸船の着陸地点の徹底的な検査を実施します。チャンドラヤーン2号は、 待ちに待ったパワーダウンと 9月7日午前1時40分(IST)に着陸シーケンスを開始し、ISROのチーフは「15分間の恐怖」と述べています。


2019.7月印ヒンドゥ紙記事: After Chandrayaan-2, is India planning a third moon trip with Japan?

2019年08月29日 | 月面軟着陸への挑戦
2019.7.23のインド現地紙The HINDUの以下のURAfter Chandrayaan-2, is India planning a third moon trip with Japan?L記事: から
https://www.thehindu.com/news/national/chandrayaan-2-after-chandrayaan-2-is-a-moon-3-sample-return-trip-next-with-japan/article28655993.ece
ヘッダー画面とGoogle和訳文面をお借りします。





Google和訳文面
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インド宇宙研究機関(ISRO)は、将来提言を求めて日本航空宇宙探査庁(JAXA)と協力して、次の3番目の月面周回軌道ロケット発射に関する協議を開始しました。

月曜日にチャンドラヤーン-2ミッションが打ち上げられた後、2024年頃に月の南極から土と岩石のサンプルを持ち帰るための別の日印協力の月探査について、インド宇宙研究機関(ISRO)は、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)からの将来提言が示すように協議を開始しました。

チャンドラヤーン3については、2017年11月にISROとJAXAの当時のトップから、バンガロールで開催されたアジア太平洋地域宇宙機関フォーラムAPRSAF-24において初めて知らされました。

2018年3月と2018年10月の首相訪問中の2つの政府間議論では、「月の共同極探査ミッション」についても言及されました。

インドと日本の月面ミッションの計画は初期段階にあり、2つの機関の初期の研究と任務は解決されていました。当時ISRO宇宙局(DoS)のISRO議長と秘書キラン・クマールそしてJAXAの奥村直樹社長は2年前に述べています。 2つの宇宙圏の国は友人ですが、これまで一緒に宇宙について話し合うことはほとんどありませんでした。

ISROは、2022年に乗組員の宇宙ミッション「ガガーニャン」を完了すると、3回目の月旅行を送信する必要があります。ゲートウェイハウス(ムンバイ国際関係シンクタンク)の宇宙海洋研究プログラムの仲間、チャイタンニャギリはヒンズー紙に語りました。

「[チャンドラヤーン-2]はチャンドラヤーン3の前駆体であり、2023-2024年にサンプル帰還ミッションを行う予定です」と、欧州宇宙機関の彗星へのロゼッタミッションの一部であり、米国と日本のこの分野で働いてきたギリ博士は述べました。

月の南極での先駆的な探検に着手したインドは、世界の宇宙競争に取り残されてはなりません。次の4〜5年だけでも、主要な宇宙飛行国は、少なくとも7つのミッションを月の南極に送ることを計画しています。鉱物採取から居住まで、月面地域から大きな利益があるだろうと彼は言った。

ギリ博士は、米国が2024年頃にアルテミスのフライバイと着陸船を乗せて月に戻っているだろうと見ています。またロシアは、将来の月面ロボット活動地帯への道を開くために、ルナ25と26を揃えていると見ています。

常に地球から見ることができない月の裏側に初めてChang'e-4を軟着陸させた中国は、次に月面南極からサンプルを持ち帰るために2019年または2020年にもChang'e-5計画を推進しており、さらに2機の後継機を月面に送り込む準備を進めています。 Chang'e-5は、1976年以来の最初の月面採取サンプル帰還ミッションと言われています。

ISROはチャンドラヤーン-3の迅速な実現構想を取り上げて、「宇宙能力の官民エコシステム」を開発すべきだと彼は言いました。彼の見解では、DoSはISROのみに集中依存するのをやめ、公的および民間部門の広範なエンティティ、大学、新興企業、研究機関を、月面計画にますます関与させて、このプロジェクトとその他の科学プロジェクトの迅速な総合調整をしなければならないと述べました。

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以上Google和訳を一部手直ししたものを記録しました。インドは政府と宇宙機関が一体となって、精力的に月面計画を進めようという意気込みを感じる記事といえるでしょう。

日本としては現在のChandrayaan2の進捗ぶりをしっかり見守るとことが、はやぶさ2快挙に続いて重要でしょう。

2019 08/29-31 明日からChandrayaan2はさらに次の低層月軌道移行に挑戦

2019年08月29日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 08/29 以下のURL記事のように、
https://www.isro.gov.in/update/28-aug-2019/chandrayaan-2-update-third-lunar-bound-orbit-maneuver
昨日までのChandrayaan2マヌーバは順調に成功し、明日8/30からChandrayaan2は、以下の図のように、さらに次の低層月軌道への移行マヌーバに挑戦するとのことです。



The second moon mission from India, Chandrayaan 2, has successfully carried out a series of orbit manueovres to lower its orbit around the moon for a third time, ISRO confirmed in a tweet. The lunar-bound manueovre was started at 9.04 am on 28 August using the onboard propulsion system, and lasted 1190 seconds. This third or four orbit-lowering manoeuvre gas placed Chandrayaan 2 in a 179km x 1411 km (nearest x farthest distance) elliptical orbit, and ISRO has said that all parameters of the spacecraft seem to be healthy.

The Chandrayaan 2 composite has carried out three successful in-orbit manueovres out of four since it entered lunar orbit — all in an attempt to lower its altitude in preparation to land. The final orbit manueovre, planned for 6-7 pm IST on 30 August, will put Chandrayaan 2 on a path that passes over the lunar poles at a distance of about 100 km from the surface. Entering this circular orbit is the mission's final milestone before the Vikram lander separates from the orbiter to make its planned soft-landing on the moon's surface on 7 September.

上記図面のタイルを縦にして、以下に記録しておきます。



2019 08/27 今夜から明日へ 次の印Chandrayaan2マヌーバ軌道図

2019年08月27日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 08/27 今夜から明日にかけて、次の段階の軌道制御マヌーバにインドChandrayaan2は挑戦します。マヌーバ軌道変化図をWikipediaからお借りしましたアニメGIFから抜き出すことができましたので、以下に記録しておきます。

参考までにアニメGIFを分解するImage Magickコマンドラインは以下のようになります。

magick convert +adjoin Animation_of_Chandrayaan-2_around_Moon.gif aniMoon.jpg

ターゲットのaniMoon.jpgは, aniMoon-1.jpg, aniMoon-2.jpg...などと、自動的にナンバリングされて同じフォルダ内に大量に生成されます。一気に多数の画像ファイルがフォルダ内に生成されていまいますので、早め早めに生成されたファイル群を別フォルダに移動させることが肝要です。

以下の24枚のタイル図(4x6)は8/19から9/4までについてアニメGIFから抜き出しました月周回軌道図です。図に書き込まれた日時はIST(インド標準時)によるもののようです。


月面南極を目指していますので、この図は月の自転軸が図の上下方向になっています。赤い球体の下部が目指すべき南極地域ということとなります。本日夜から明日にかけての部分の2枚を赤枠で示しています。この2枚を上下にタイルしたものが下の図です。



軌道レイヤがさらに1レベル月面に接近することとなります。インドの宇宙・衛星技術力に注目してゆきましょう。

G7サミットは撹乱状態に入り、中国の影響力は米国に伍する状態に近づいているなかで、またまだ人口ピラミッドが真っ当で、かつ人口が中国を越してゆこうとしている新興インドは要注目でしょう。

日本が本気で太平洋・インド地域構想を推進しようということであれば、インドの画期的な今回の月面南極軟着陸を目指す宇宙衛星計画の内容とその進捗に強い関心を払うべきでしょう。

本ブログは当方が気づいたインド宇宙計画については記録を続けて行きたいと思います。

2019 08/26 印Chandrayaan2 月周回順調 次のマヌーバー8月28日予定 印NavIC西輪1I→日QZSS太陽合バトンリレー追跡

2019年08月26日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 08/26 インドChandrayaan2の月周回軌道調整マヌーバーは順調とのことです。次の周回船マヌーバーは8月28日と予定されています。その後に着陸船が切り離されて、月面の南緯80度付近に軟着陸する予定です。Chandrayaan2のWikipediaからのアニメGIFでは以下のとおりです。


9月初旬の月面南極軟着陸へ向けて、印NavIC西輪1I→日QZSS太陽合バトンリレーを追跡してゆきます。

NavIC電波をインド月面探査衛星チャンドラヤーン2号は、月面航法にも活用していると予想します。特にSバンドという前世紀から決まりの深宇宙通信用周波数を使用しているところが興味深いです。

ビッグ・ブラザーなどのため、G7サミットが史上初めて首脳宣言の採択不能という欧米経済力・政治力が分裂・減衰する中で、アジア中核の新しい月面探査競争・協力の時代が、アジアGNSS/QZSS増強・発展と合わせて到来してきているといえるでしょう。日本QZSS技術陣も堂々と月面探査分野へ展開できるアジアの先駆者です。

QZSS計画が先頭を切って、GPS/MEOの軌道枠の縛りを脱した日本は、軌道直径約8万kmのQZSS軌道を月面探査に先頭を切って応用すべきでしょう。日本QZSSこそが日印月面探査協力協定を生かして推進してゆくべきでしょう。https://blog.goo.ne.jp/qzss/e/b2d8d0e3bc824c5a1c014b35b7885c4b

軌道直径がMEOの倍近い8万kmクラスのIGSO/QZSS軌道からの送信波を使用して、地球ー月間30万kmのナビゲーションによる月軌道への投入や月面探査車の月面ナビゲーションへ活用すべきでしょう。新しい月面分野へのQZSS/IGSO応用に挑戦すべきでしょう。これは間違いなく破壊的イノベーションです。帰還奮闘中のはやぶさ2同様に納税者の大きな喝采を浴びることでしょう。

以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2019 08/26 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 08/26 QZS/IGSO軌道の4倍拡大アニメGIFを記録します。


インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。



平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。

中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。

2019 08/25 印Chandrayaan2 月周回順調 次マヌーバー8月28日予定 今週末に日QZS1太陽合生起

2019年08月25日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 08/25 インドChandrayaan2の月周回軌道調整マヌーバーは順調とのことです。次の周回船マヌーバーは8月28日と予定されています。その後に着陸船が切り離されて、月面の南緯80度付近に軟着陸する予定です。Chandrayaan2のWikipediaからのアニメGIFでは以下のとおりです。


9月初旬の月面南極軟着陸へ向けて、今週末の日QZS-1の太陽合生起を追跡してゆきます。

NavIC電波をインド月面探査衛星チャンドラヤーン2号は、月面航法にも活用していると予想します。特にSバンドという前世紀から決まりの深宇宙通信用周波数を使用しているところが興味深いです。

ビッグ・ブラザーのため、G7が史上初めて共同声明を出せないという欧米経済・政治力の減衰の事態の中、アジアが主体となる新しい月探査競争・協力の時代が、アジア中心のGNSS/QZSS増強・発展と合わせて到来してきているといえるでしょう。日本QZSSは、堂々と月面探査分野応用できるアジアにおける先駆者です。

QZSS計画が先頭を切って、GPS/MEOの軌道枠の縛りを脱した日本は、軌道直径約8万kmのQZSS軌道を月面探査に先頭を切って応用すべきでしょう。日本QZSSこそが日印月面探査協力協定を生かして推進してゆくべきでしょう。https://blog.goo.ne.jp/qzss/e/b2d8d0e3bc824c5a1c014b35b7885c4b

軌道直径がMEOの倍近い8万kmクラスのIGSO/QZSS軌道からの送信波を使用して、地球ー月間30万kmのナビゲーションによる月軌道への投入や月面探査車の月面ナビゲーションへ活用すべきでしょう。新しい月面分野へのQZSS/IGSO応用に挑戦すべきでしょう。これは間違いなく破壊的イノベーションです。帰還奮闘中のはやぶさ2同様に納税者の大きな喝采を浴びることでしょう。

以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2019 08/25 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。


2019 08/25 QZS/IGSO軌道の4倍拡大アニメGIFを記録します。


インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。



平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。各国の月面探査衛星はIGSOからの電波での測位を活用する動きが見えてきました。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。

中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。

2019 08/25 印月探査衛星Chadrayaan-2 の軌道運動アニメGIFのご紹介

2019年08月25日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 08/25 インド月探査衛星Chadrayaan-2の衛星軌道制御(マヌーバー)と軌道運動アニメGIFが、以下のURLのWikipediaに掲載されていましたので、ご紹介します。 https://en.wikipedia.org/wiki/Chandrayaan-2#Earth-orbit_burns Geo-centric Phase(地球中心座標系)での2次元アニメGIF Seleno-centric Phase(月基準座標系)での軌道2次元アニメGIF Overall motion of Chandrayaan-2(地球基準表示)でのアニメGIF 英語での原表現があいまいなので、日本語に馴染みよい表現にしています。 月面南極への衛星軌道の理解に参考となれば幸いです。 こういう図による表現は、納税者には重要でしょう。

2019 08/20 Chandrayaan2月周回軌道投入成功Press Meet - Briefing by Dr. K Sivan, Chairman, ISRO

2019年08月21日 | 月面軟着陸への挑戦
昨夜にアップロードすべき内容でしたか不覚にもプレビュー状態のままになっていました。失礼しました。インド宇宙機関幹部の月周回軌道投入成功の会見の様子がわかります。
2019 08/20 Press Meet - Briefing by Dr. K Sivan, Chairman, ISRO
https://www.isro.gov.in/update/20-aug-2019/press-meet-briefing-dr-k-sivan-chairman-isro

Google和訳スクリプトをお借りします。
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2019年8月20日
記者会見-ISRO会長Kシヴァン博士によるブリーフィング
本日(2019年8月20日)、チャンドラヤーン-2宇宙船の月軌道挿入(LOI)の際に、バンガロールのISRO本部で記者会見が開催されました。ISROのKシヴァン博士は、会議中に地域、国内、国際的なメディア関係者数名と話し合い、交流しました。この会議のライブテレキャストは、ISRO WebサイトおよびYou Tube Channelで利用可能になりました。

ブリーフィングで、Sivan博士は、「今日の朝、LOI操縦は、約29分間の発射時間で搭載推進システムを使用して正常に実行されました」と発表しました。彼はチャンドラヤーン2の90度の軌道傾斜の固有の要件を強調し、トランス月面噴射の両方を正確に実行することによって達成されたと述べた(8月14日に実施、2019)および今日のLOIの操作。

「衛星は現在、月周回軌道にあり、ペリリューン(月に最も近い点)で約114 km、アポリューネ(月に最も遠い点)で18,072 kmの距離にあります」と彼は付け加えました。

さらに、シヴァン博士は、2019年9月1日まで、チャンドラヤーン2宇宙船で一連の4回の軌道操作を行い、月面から約100 kmの距離で月の極を通過する最終軌道に入ることができると付け加えました。

その後、2019年9月2日にVikram着陸船はオービターから分離されます。これに続いて、月の周りの100 km X 30 kmの軌道に配置するために、軌道の操縦がVikramで実行されます。これに続いて、Vikramは2019年9月7日にマンジヌスCとシンペリウスNの2つのクレーター間で月の南極地域のソフトランドに一連の複雑なブレーキ操作を実行します。数時間後、ローバープラジャーンはヴィクラムは、周囲の月面の現場調査を行います。

ISROの議長による説明の後、チャンドラヤーン2ミッションの科学的目的、オービターからのヴィクラム分離と月へのソフトランディング、衝撃に伴う課題と複雑さについて質問が行われました。着陸時の月塵の影響と、プラニャーンのミッションライフであるチャンドラヤーン2によってキャプチャされた画像の公開。ISRO会長はこれらの質問に詳細に答えました。

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当方がJICA件での南太平洋滞在中に見ましたインド映画は賑やかで痛快なものが多かったですが、会見の様子も似てますね。
滞在初期のころ、インド(ヒンドゥ)英語での会議は、しばらくは英語とは思えなかったですが、それを言ったら日本人英語もノッペラボーでまだらっこしいのを聴いてあげてるんだとやられましたが。
会見写真もお借りして記録しておきます。