今まで生きてきた中で一番幸せって思おう!笑おう!

大好きな洋画をメインに時々天然石を紹介したり、気が向いたら山のお恵み(山菜・キノコなど)を紹介している趣味ブログ♪

実在写真家をモチーフに描いた映画「毛皮のエロス/ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト」

2020-07-26 14:00:43 | 映画
本日ご紹介の映画は若くしてこの世を去り、他界後にその作品が高く評価された写真家ダイアン・アーバスをモチーフにした映画です。
ストーリーは創作なので伝記映画ではありませんので予め・・・

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴
パトリシア・ボスワースの著書 『ダイアンアーバス:伝記』に基づいて創作したヒューマンドラマ。
※本作品は「R15+」指定作品です。この番組には一部刺激の強い内容が含まれております。
*上映時間  ::: 122分
*監督    ・・・ スティーヴン・シャインバーグ

キャスト
・ダイアン・アーバス・・・ニコール・キッドマン
毛皮産業を営む裕福な家庭で育ち、写真家の夫の助手をしながら2人の子供を育てる女性。
・ライオネル・スウィーニー・・・ロバート・ダウニー・ジュニア
アーバス家が暮らすアパートに引っ越してきたマスクをかぶった紳士。
・アラン・アーバス・・・タイ・バレル
ダイアンの夫でファンション誌などの表紙を手掛けている有名写真家。
・デビッド・ネメロフ・・・ハリス・ユーリン
ダイアンの父で毛皮産業を営む富豪。
・ガートルード・ネメロフ・・・ジェーン・アレクサンダー
ダイアンの母。
・グレイス・アーバス・・・エミー・クラーク
ダイアンとアランの娘。
・ソフィー・アーバス・・・ジュヌヴィエーヴ・マッカーシー
ダイアンとアランの娘。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴
*こちらで期間限定配信中*

※本作品の配信情報は2020年7月26日時点のものです。
配信が終了している、または見放題が終了している可能性がございますので、現在の配信状況については公式ホームページをご確認ください。
※今な ら「2週間無料」視聴実施中♪♪

∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴
<あらすじ>
1958年、ニューヨーク。裕福な家庭に育ったダイアン・アーバスは、ファッション・カメラマンである夫アランのアシスタントとして働きながら、心の中には常に自分のいる世界に居心地の悪さと不安を感じていた。そんなある日の夜、ダイアンは隣に越してきた、マントで全身を覆い、マスクを被った男・ライオネルの異形に激しく心を奪われる。そして意を決し、カメラを手に彼の部屋のベルを鳴らす。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴

 まず、ダイアン・アーバスについて簡単に説明したいと思います。
作られたものを撮影するのではなく、彼女自身がみて真からの美しさを写真を通じて表現する独特なスタイルで人気がでた彼女は、被写体として選んだのが、LGBTQメンバー、ストリッパー、カーニバルのパフォーマー、ヌーディストなどで今回の映画のメインになりますが、「カーニバルのパフォーマー」で当時は見世物小屋って表現したと思いますが、多毛症や小人症など当時としては非常に珍しい病を抱えた人物を写真に収めていた。

 彼女の独創的なスタイルはまず被写体の人物と仲良くなり友達になることで彼らの心の美しさを写真に収めていた。元々精神病を抱えていた彼女は作品が世に注目を浴びる前に自殺しこの世を去ってしまいますが、彼女と親しかったとされる鬼才映画監督スタンリー・キューブリックが自身の作品「シャイニング」で彼女の有名な作品のひとつである「双子の少女」をキャラクターとして登場させていますね~。


 さて、肝心な映画ですが、不倫劇に感じる人や1人1人の個性に魅力を感じていく彼女姿に心打たれたかたなど感想は様々だと思う。
今回私が感じた映画の感想は、精神的に不安定なダイアン・アーバスが一目を避けるようにマスクをかぶった紳士に魅力を感じ彼と親しくなりながら彼の内面の美しさを写真に収めようとしていく姿を描いているように感じ、ダイアンの夫が「普通」「普通」と何回も出てくるセリフからダイアンはその「普通」ではなく1人1人の個性の美しさに引き込まれていくアーティスト本能が生まれる姿を描いているように感じました。

 マスクをかぶったライオネルは多毛症、ライオネルの仲間に結合双生児、小人症、四股欠損などの人々とダイアンは仲良くなっていくうちに彼らの真の美しさに魅了されていくようになる。
精神的に不安定だったダイアンは恐らく家族の中で1人浮いているようにしか感じなかったでしょうね~。彼らと出会い仲良くなっていくうちにどこか心が自分と似たような気持ちに感じ、そして誰よりも純粋な彼らに励まされ写真家としての道を切り開いていった彼女の作品の原点に注目して創作した映画だったんだろうな~

 何気に生活していく中でも日々の忙しさから見失っている美しいものって数多くあり、そういう美しいものに感激できるそういう純粋な気持ちを改めて体感させていただいた・・・確かに不倫劇ではありますが、心の中の深いものを感じる映画に感じた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿