若い時のキスを思い出す。思えば、お互い出っ歯ぎみ同志のキスだった。
興奮して、歯と歯がガッチガチとぶつかる。でも、お構いなしだった。
すでに、還暦を越し、老齢恋愛も、もう出来ない。
今だったら、入れ歯同志で、ガッチガチだろうなぁ。
妻のある身だから、モチ”故意”に「恋」はしないけど・・
第一、現実、持ちつ持たれつの相手探し、まず見つからない。
ていうか、歳とっても、お化粧が濃くって剥がした後が怖い。
女性は女性で、相手の男性をどこまで信用していいものか?
お互い、身体も心も、ガチガチで、恋愛を若い時のように
素直な清い心で捉えられない。
そうなのです、いやらしい年の功、打算が働く。ダサいのです。
平成13年の「シルバー川柳」に
「人恋し、恋とは違う、人恋し」(宮城県75歳女性)
「長生きは、幸か不幸か、実験中」(宮崎県41歳女性)ってのがありました。
このお二人に、「座布団」!