禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

幻の輸出大国とインバウンド

2020-06-04 08:52:43 | 日記
昨日は勤め先の販売店舗に用があり、2ヶ月ぶりに東京に出ました。

私の勤め先はここ数年インバウンド需要が売り上げの半分近くを占めていたので、店舗が再開してからの売上は散々な様です。

このまま外国人観光客がこなかったら、ウチだけでなく日本経済はどうなってしまうのでしょう。。


政府の経済対策、大規模な補正予算が出てもなんとなくピンとこないのは、国内消費にインバウンド需要が織り込まれている実態が反映されてないからかも。

そんな時に、国内消費と日本の輸出についての記事を見て納得しました。


全世界の輸出の国別割合を見ると、中国10.6%、ドイツ7.5%に対して日本の輸出は4%を切っている

日本のGDP全体に占める輸出の割合は18.5%だが、この数字もかなり低い。典型的なモノ作りの国であるドイツは46.9%、一般的には「輸出大国」とは思われていないフランスでさえ31.4%もある。


そうで、もうずっと前から日本経済の中心は国内消費に変わっていたんだそうです。

そうなんですね、、私も日本は輸出大国で輸出が日本を回してると思ってました。


良くも悪くも、安倍政権は輸出を担う大企業の経済政策が中心だし、国内需要・国内労働力の政策もインバウンド需要や外国人労働力を頼りにしたものばかりだった気がします。


今となっては懐かしさすら感じる「1億総活躍」「女性が輝く社会」「同一労働同一賃金」なども掛け声だけで、消費の中心を担う多数の国民=中小企業の従業員や非正規の実質の賃金や地位は改善されないままでした。

少なくとも1〜2年はインバウンド需要が見込めない以上、国内消費としてはそこに力を入れないといけないのでは。。


そういう意味では「Go to キャンペーン」はあながち的外れではないかもしれませんが、コロナ対策としての視点がゼロですよね。。なぜ人の移動を推進するんでしょう(汗)

その上、アベノマスクや雇用調整助成金
と同じく「お友達優遇」がチラチラ見え隠れしているし。


難しい問題なのはわかりますが、それだけにお友達優遇は一休みして真剣に対策を考えて欲しいところです。






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