禁煙と挫折と政治と

禁煙を目指すブログのはすが、政治の話が多くなってます。禁煙は失敗と再チャレンジを繰り返し継続中。。

緊急事態宣言の裏側

2021-01-07 15:06:48 | 日記

久しぶりにブログを書いて思った事があったので、続けて投稿します。

今回の緊急事態宣言について、もうひとつ思っていることがあります。

 

それは

 

飲食店の夜8時以降の営業自粛だけなの?

 

ということです。

 

 

 

今回の緊急事態宣言の1番大きな部分は

 

飲食店の夜8時以降の営業の自粛

 

と伝えられています。逆に言えばそれ以外は

「不要不急の外出は控えて」

というお決まりのフレーズしか聞こえません。

 

けれど、政府の言い方からは「昼間も外出は控えるように」という、例の「自粛圧力」を感じます。

 

緊急事態宣言なんだから、自粛して当然でしょ

 

という、昨年春の再現です。

 

そうなった時、私のような「飲食店以外の小規模小売業」に勤める人間は、今回はどうなるのでしょう

 

 

今回、大企業は先回りして既にテレワーク主体でやる事を決めて、東京都内の人手はだいぶ減っているそうです。

恐らく政府から根回しもあったのでしょう。

大企業はそれでいい。勤める人達はテレワークで自宅で仕事して不要な外出をしないでしょう。

 

飲食店も過度に負担を強いらますが、対策の中心となる事で「どうするか」の方針が示されています。協力金の話も出ています。

 

それでは「飲食以外の店舗やサービス業」はどうなるのでしょうか?

 

大企業がテレワークとなり街に人は出ず、対策に含まれていないため協力金などもありません。

それどころか昨日、菅総理は持続化給付金の延長をしない方針を表明しています。

 

人も来ず、持続化給付金も絶たれ、どうやって緊急事態宣言を乗り切れと言うのでしょう?

 

 

 

ここまで書いてきて、なぜ政府が「飲食店の夜8時以降の自粛」を柱にしたかが透けて見えてきます。

 

緊急事態宣言を発出すれば、みな自主的に外出を控えるのは前回の経験からわかっていますし、「自粛警察」のような「同調圧力」があるから放っておいてもロックダウン状態になる。

ならば政府から求める必要はない。そうすれば休業補償を約束する必要もない。前回の様に世論の批判が高まった場合に給付金を出せばいい。

 

前回の経験から「夜の街」は緊急事態宣言と関係なく動くから、夜の対策だけに絞ることで不要な支出を減らせる。

 

要はこういう事なのでしょう。

 

「国が余計なお金を出さない」という点においてはとても優れた考えだと思います。けれど、それでは国民はどうなるの?

 

先にも書きましたが、街に人が出ず、給付金も絶たれたらどうしようもありません。

 

実質的なロックダウンをするのだから、収入が断たれる分の休業補償的な支援をする必要があるのに、今回も「強制ではない」という「ご印籠」で支援しないつもりなのでしょう。

 

少し考えれば想像できることなのに、飲食店以外の小規模なお店やサービス業がどうなるかを訴える声はほとんど聞かれません。

「経済を止めたら自殺者が、、」と、今まであれだけ言ってきたのに、なぜ今のような本当の非常事態のときは助けようとしないのでしょう??

 

今回の緊急事態宣言は前回よりも苦しい物になる予感がします。

 

 


東京、2000人超え

2021-01-07 12:58:29 | 日記
数カ月ぶりの投稿です。
 
新型コロナ対策を始めとした政府与党、政治家について疑問をぶつける投稿を多くしていましたが、全く変わらない政治家の不祥事、政府のいい加減な対応に嫌気がさして投稿をやめていました。
 
その間、政府の対応はよくなるどころか悪くなるばかり。。この国は一体どうなるんでしょうか。
 
 
 
※この記事を書いている間に速報きました。
 
東京都で新規感染者2000人超え
 
だそうです。。
 
 
 
その点も踏まえて読んで頂けたら幸いです。
 
 
 
 
 
さて、今回投稿したのはどうしても疑問に思うことがあったからです。
 
それは、
 
今回の緊急事態宣言で「休校要請しない」と早々に決めたのはなぜか?
 
ということです。
 
 
 
「休校要請は影響が大き過ぎるから」
 
というのは理解はします。
 
では何がいいたいか、というと、
 
 
 
感染者の急増は変異種が原因の可能性があるんじゃないか
 
 
 
ということです。
 
 
 
変異種は子供でも大人と同程度の感染が確認されているそうです。
 
イギリスでは変異種拡大のため、今回のロックダウンでは全ての学校が休校となっているとのこと。
 
もしも日本での感染者急増が変異種によるものだとしたら、
 
真っ先に休校要請をする必要
 
があるのではないでしょうか?
 
 
 
もちろん変異種が拡大している証拠はありません。あくまで可能性の話です。
 
 
ここの所の感染急拡大を見ていると、その可能性は否定出来ない気がするのです。
 
 
 
 
今回の休校要請しない過程でとても怖いと思ったのは、
 
 
1、休校要請しない決定をするまでに「変異種の可能性」を検討した様子が全くない
 
2、世間もメディアも「休校要請しない」方針に全く異を唱えない
 
 
ということです。
 
私はこの点をとても恐ろしく感じます。
 
 
 
イギリスでは9月には既に変異種が確認されていたそうです。
 
その頃、日本は世界で最も開放的な渡航対策をしていて、
 
・7日以内の短期滞在なら日本入国時に検査や隔離は免除
 
という、主に企業の短期出張者向けにフリーパスで再入国できる制度をとっていました。
 
 
 
菅総理や政府が12月に言っていた、
 
「イギリスからの入国者はわずか」
 
というのは、あくまで「イギリスから日本に入国する外国人」の数のことです。
 
イギリスに短期渡航した日本人が何人いたかは未だにはっきりと示されていません。
 
 
これで「変異種は日本に入っていない」と言えるのでしょうか??
 
 
今回の感染急拡大は
 
「変異種」によるものの可能性の方がかえって高いのでは?
 
と私には思えます。
 
であれば、休校要請するかどうか
 
もっと慎重に検討されるべき
 
だと思うのです。
 

 

また、数日前に都内の高校で大規模なクラスターが発生しています。


ちょうど緊急事態宣言を発出するかどうか検討していた頃です。


このクラスターが「変異種」によるものかどうか、という調査はされているのでしょうか??

 
「変異種」は日本のコロナ対策を左右する大事なキーポイントなのに、その点について
 
メディア含めほとんど話が出ないこと
 
に恐怖すら感じます。
 
 
給付金、gotoから始まり、必要以上の飲食店への時短や罰則規定、この危機的状態になってもいつまでもなされない医療機関への実際的な支援、、
 
はたして政府は、
 
本気で感染対策をする気があるんでしょうか?
 
 
この危機的な状況ですら「解散はいつか」など政局の発言をしているのを見る限り、真面目にやってないと思う方が当たっていると思えます。
 
 
 
 
 
 
休校要請については、
 
この受験シーズンに休校など出来るか!
 
という意見もあると思います。
 
でも休校措置だけなら家でも受験勉強はできます
 
もし学校で感染が拡大したら、受験すること自体が出来なくなる可能性があります。
 
 
 
子供達の一生を左右する事態になる可能性を、はたして政府はどの位意識しているのか、、きっと全く考えていないのでしょう。