アートセラピーを学ぶという事

こんにちは。スタッフのようこです。

みなさんの街は「雪」どうですか？　

オフィスのある目黒は今はやんでいます。

昨日の天気予報では東京も大雪！？！？と連呼していたのですが、どうやら今日は大丈夫そうです。



２月になり、節分が終わり、昨日は立春

暦の上では春　そしてここから一年のはじまりでもありますね。

クエストでは春の講座に向けたスクール説明会＆体験レッスンがスタートしています。


私が担当しているアートセラピスト養成講座

12月の集中３日間も終わり、お正月をはさんで久しぶりの再開　

みんなわきあいあいで始まりました。

みなさん秋の体験レッスンに参加してこのクラスを受講を決めた方や半年間自己分析のコースで学んだ方たち。

クラスが始まって４ケ月　最初はぎこちなかったみんなだったのですが、

1回　また　1回とクラスを終えるたびに関わりが深まって行ききます。



アートセラピーは絵の表現（色、形、線、ストローク、強弱、モチーフetc・・・）を通して、こころに寄り添っていく。

ここまでのクラスで一体何枚絵を描いたことでしょう。

新品だったクレヨンはどれくらい使われていることか。

学べば学ぶだけ、描けば描くだけ、そこになにかが表れてくる。

そしてそこに表れたものには、必ず「私」が存在する。



（自由画）


「このピンクはね、春のふわっとしたイメージでね。。」

「この線をクルクルって描いているとき気持ちよかったの！！」

「この左下の部分は、、、うーーーん　なんか好きじゃない！」


描いてみて感じる　たくさんの「私」


そしてその事を一人で扱うのではなく、自分が伝えたことを受けとめる仲間がいる。


「わー、なんだか春の香りがしてきそう！」

「このクルクルしている線、まるでダンスをしているみたいに見える！」

「そうなのね。あまり好きではないところなのね。。」



自分を伝えることが怖くなくってくる

受け止めてもらえること関われることの安心感や喜びを味わえる

わたしがいることが許され　わたしがいることを認め合える


そこにあるのは　喜びというあたたかさ



その繰り返しが　1回毎　クラスのみんながぎゅぎゅぎゅっとつながっていくのだと思います。



こころが疲れてしまう時って　

誰にもわかってもらえないときだったりしませんか。

ネットの文字だけなくて、ここにいる「わたし」という生身のからだを持つ自分という存在の

輪郭がぼやけてしまっているときとか。。。




今、アートセラピストは求められている。



アートはたくさんの素材を通して

固くなったものを緩めたり、苦しさ、悲しみの先に光を見出すことが出来たり、

言葉にできないものを視覚化して感覚を味わったり、言葉を見つけて行くこともできるのです。

自分の中のエネルギーを形にしたり、可能性やビジョンを描いたり

そしてクラスではそのプロセスをたくさんたくさん受け止め合っていくのです。



アートセラピーを学ぶという事は

もしかすると

わたしがわたしを受け止めてあげること

そしてそんなわたしが

だれかを受け止めることができるということ



こんな素敵であったかい経験をしたアートセラピストが世の中にもっともっとたくさんいたら

誰かが一人ぼっちでない、あたたかい世界にもっとなるのだと思うのです。



人は人とかかわりあって生きている。




クラスも残り2回。次はどんなみんなに会えるかな。　

今から楽しみです。



（クラス風景・・まじめですよ）



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