お花を
頂く機会がありました。
物珍しいので
一応チェックします。
いい匂いがするでしょう。
でも、食べてはいけませんよ。
あちこち観察していたCocoさんですが
口に入れる様子もなかったので
安心していたところ、
突然・・・
葉っぱを一枚持って、逃亡！
別室に逃げ込んで
葉っぱチェックを始めました。
返しませんよ、と
強い意志を表明。
やがて、一部分を食いちぎり
欠片を口にくわえたまま
再び逃亡生活に入りました。
化けるつもりでしょうか。
童話や民話の中で
たぬきはしばしば、
葉っぱを一枚頭に乗せて化けてますが
Cocoさんはわんこなので
口に咥えて、化けるのかもしれません。
我が家の場合
化けるのは大得意。
貯蓄に回すはずの予算が
生活費や娯楽費に化けるなどの技は
得意中の得意。
思いがけない変化を遂げたり
才能を発揮して頭角を現すことも
「化ける」というそうです。
Cocoさんも葉っぱの力を借りて
いつの日か
大化けするといいですね。
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寝そべっているCocoさんの顔の横に
ボールをころころっと転がすと
うまいタイミングで
顔をぶんっと横に振り
ボールを別の方向へと
打ち返します。
まるで転がってくるボールを
フリッパーと呼ばれるバーで打ち返し
得点を競う、ピンボールのよう。
そのボールを拾って
反対側から転がすと
今度は反対側へと
顔を振り
ナイス・スマッシュ!!
ピンボールは、ゲーム盤上に設けられた
いろいろなターゲットに
ボールを当てたり通過させたりすることによって
得点をあげていくゲームです。
Cocoさんピンボールは
打ち返すだけのCocoさんにとっては
楽な遊びですが
いちいち拾いに行かなくてはいけない私にとっては重労働。
得点があがる前に
息があがってしまいます。
フリッパー役はやめて
盤上のターゲット役になってくれませんか。
そうそう。
あなたのその両腕の中に
うまくボールを入れることができれば
得点をあげることができますよ。
それっ。ころころ・・・・
あれ。
…やり直します。
もう一回。
それっ。
今度はうまくいった！
ほら！ナイス・イン!!
と思った矢先
なぜだか目にもとまらぬ速さで
入ったボールを外へ放り出すCocoさん。
いまひとつ、ルールがわかっていないらしいCocoさん。
得点は増えずに
汚点が増えましたね・・・。
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「犬」という字がつく漢字は
いろいろあります。
「人」の横に「犬」がいて
「伏」せるという字。
「黒」い「犬」は
「黙」るという字。
「口」へんに「犬」で
「吠」える。
さらに「口」が増えると
「哭」く（なく）という字。
「吠える」よりも「哭く」ほうが
「口」の数が多い分
激しく鳴いているのでしょうか。
「器」という字は本来
真ん中の「大」は「犬」と書いていたのだそうですが
口の数が多くても
「うるさく鳴くと器に入れられる」という
意味ではないようです。
他にも、
本来は「大」でなく「犬」を使っていた漢字があります。
「突」もその一つ。
「穴」から「犬」が、突然とびだすという意味。
それから「戻」
戸の下から出てくる犬が
体を曲げることから「戻る」というイメージ
なのだそうです。
「臭」という字も元々は「自」の下に「犬」と書いたとか。
「自」という文字は「鼻」を表します。
「犬の鼻」は「臭」を敏感に察知します。
ですから
「嗅ぐ」という字は「口」と「自」と「犬」でできていても
「自分の口を嗅ぐと犬でも臭い」
という意味ではありません。
Cocoさんについて
新しい漢字を作るとすると
「縄」へんに「犬」で
「やる気なし」と読む、とか
「人」の上に「犬」と書いて
「当然の権利」と読む、なと゜。
さらに
きわめつけは
「布」の上に「犬」と書いて
「くねりんこ」と読むのが
よさそうです。
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いつもの公園に、
何か落ちていると思ったら
元々は整然と並んでいたはずのブロックが
ばらばらに壊れていたのでした。
同じ大きさのブロックが落ちているようすは
「テトリス」や「ぷよぷよ」といった
落ちものパズルゲームを
連想します。
画面上部から落ちてくるパーツを
ルールに従ってそろえて消すゲームです。
Cocoさんの散歩コースには
色々なものが落ちていますが
今日はまた
奇妙なものが落ちていました。
銀縁メガネです。
なぜこんなところに、こんなものが。
持ち主は、
メガネを残して
どこへ消えてしまったのでしょう。
ミステリーです。
落ちているものを消すことくらい
私にだってできますよ、とCocoさん。
落ちているりんごちゃんを
こうして体で隠して・・・
消えていませんか。
しからば作戦を変えて
てやぇやぁーっ！
ほら、消えたでしょ。
さて、我が家のリビングの床には
しばしばCocoさんが落ちています。
落ちているCocoさんは
眠くなっているので
いつもの勢いが消えています。
やがて眠ってしまうと
家の中は
火の消えたような静けさに
包まれることでしょう。
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くちなしが香る季節になりました。
人間とっては良い香りですが
わんこのCocoさんは、
特に興味はないようです。
わんこと人とでは
いい香り、嫌な香りの区別が
おそらく、ずれているのでしょう。
私は、入れたてのコーヒーの匂いが好きですが
Cocoさんはもしかしたら
「くさい」と思っているかもしれませんし
人間にとっては「くさい」ととしか思われない匂いを
Cocoさんが熱心に
嗅いでいることも、よくあります。
くさいものは
Cocoさんの周りに、事欠きません。
年寄りくさかったり
分別くさかったり
てれくさかったりする
表情は、しょっちゅうです。
ころがったおもちゃを
取りに行くのは、面倒くさい。
ころがるばかりで
ちっともつかまえられないCocoさんは
どんくさい。
そんなCocoさんが
目の前を何度も横切るのは
邪魔くさい。
「おうおうっ。どうした。ケーの字。（ケーキなのでケーの字）
しんきくさいつら、しやがって。えぇ？
みずくさいじゃないか。
悩みがあるなら言ってみろよ。
なんだって。おめえ、そんなうさんくさい話に
ひっかかっちまったのか。
しゃらくせぇ。
つべこべぬかすんじゃねぇっ。
おいらがそんな、けちくさいやつに見えるかよ。
いいからまかしとけって」
と、きっぷのいい江戸っ子を気取るのは
くさい芝居。
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