レシプロ機では音速を超えられないって、前に書きました。
ああ、記事のカテゴリが違いますけどね。
私は、次のような理由で音速を超えられないのだ、とずっと思っていました。
1.音速を超えるには、プロペラの後ろの空気が音速を超えていなければならない。
2.その為には、プロペラが当然、音速を超えて動いていなければならない。
3.音速を超えると、空気の物理的特性が大きく変わる。
4.従って、プロペラが音速を超えても、空気を音速以上で後ろに動かす事は出来ない。
5.それに加え、次のような抗力が発生し、高速化を妨げるのではないか。
・プロペラが高速回転する事で、次第に円盤に近付いたような効果を及ぼし、抵抗となるのではあるまいか。
・音速を超えると、衝撃波が発生するが、その為にエネルギーが消費されているのではあるまいか。
でもですよ、3.て、かなりいい加減じゃありません?
いや、嘘じゃないんですよ、嘘じゃ。空気の流体としての特性が、音速前後で変わるのは本当です。
全くもって、私の専門外なんですけどね。
てか、物理学って(ここでは流体力学だが、私は物理学全般について)苦手なんですよね。
物質移動論とか、そういうのとは違うのですよ。特に、音速に達していない流体についてならともかく、超音速とか、そういう普通じゃないものについては、良く分からんのですわ。
言い訳はここまで。
とりあえず、レシプロ機どころか、プロペラ機では音速を超えられないのです。
ようは、エンジンの問題じゃないのですよ。プロペラなのです。
空気の物理特性が変わってしまうという事は、音速の前後で、プロペラの形状自体を変更する必要があるのです。
だって、超音速の戦闘機って、普通の飛行機と、翼の形が違うでしょ?それとおんなじよ。
しかし、無意味な技術革新によって、亜音速域と超音速域で、プロペラの形状を変更できるようになったとしましょう。
実用性は皆無ですが、まぁ、全く実現不可能ではないと思いますです。
後、空気との摩擦で熱持っちゃうから無理とか、衝撃波で翅が壊れるとか、そういう問題も、まぁ、未来材料によって克服されたとします。
それなら大丈夫なのでしょうか。
先ほど挙げた抗力は、まぁ単なるエネルギーロスでしかないわけで、効率無視なら問題ないですよね。
レシプロじゃぁ厳しいというなら、ガスタービンだって何だって良いのですよ。ああ、でも、原子炉とか馬鹿は言わないで下さい。
実は、私には分からないです、この問題。
少し気になったので、ネットでちびっと調べてみましたが、どうもね。
先ず、多くの掲示板に於ける傾向から行きますと、そもそも言葉の意味が分かっていない人が質問している為に叩かれているだけのスレが沢山あります。
戦闘ヘリのエンジンがジェットエンジンだって聞いて、固定翼機のジェットエンジンみたく空気を後ろに出してると勘違いしているのとかね。
後は、私も指摘した、恐らく“実現困難”と思われる点について指摘して“実現不可能”であると結論しているレスと、そもそも実用的じゃないでしょというだけのレスが非常に多い。イライラしてきましたよ。
確かに、モノの原理の下調べもせずに質問しているスレ主(?)の方もよろしくありませんが、実現困難と実現不可能を同一視している人とか、実用性云々を持ち出すなんて、馬鹿も良いところです。
確かに、レシプロ機で超音速というのは、いかなる方法で実現されようとも、非実用的でしょう。
しかし、そもそも、質問している意味は、実用的かどうかなんて事も、技術的に困難かどうかなんて事も無視して、単純に原理的に可能か否かについて問うているはずです。そのくらいの意味も分からず、分かったように実現困難だと言っている者達が多すぎる。
日々の、地味で、かつ微力な技術革新は、多くのひらめきによって支えられており、それこそが産業を支えているのは事実です。
しかし、まさに革命的と言えるような技術革新は、まさに子供の頃の夢にも肉薄する、不可能への挑戦に他なりません。それは、ひらめきだけでなく、偶然を味方に付けねば困難なのです。
下らん返答をしている方々は、残念ながら、大きな技術革新を齎すような人材ではあり得ないでしょう。むしろ、最初に質問した方の方が、そういった事には向いているのではないでしょうか。
尚、ちゃんとした返答もありました。それは主に、何故、レシプロ機、或いはプロペラ機が、音速を超えられなかったのか、という事に対する、概ね正しいであろう物理学的回答です。(解答ではありませんよ。)
残念ながら、私は先ほど申したように、物理学には疎いので、読んでも理解は出来ませんでしたが。
これら回答は、恐らくは正しいのでしょう。しかし、現在のままでは原理的に不可能なだけであると、最後に書いておいて欲しかった。
先ほど私が書いたように、恐らく、超音速域に於いて、少なくとも超音速の気流を生み出すプロペラは、非実用的ではありますが、実現不可能ではありません。従って、全くもって最悪のパターンですが、超音速まで別の推進システムによって加速すれば、超音速で巡航するプロペラ機は実現不可能とは言い切れません。
さらに言えば、プロペラの形状を動的に変える事が出来る、全くもって非実用的な新技術が開発されれば、プロペラによる推進のみで超音速に達する事が出来るかもしれません。
良いですか。
質問した人達は、返答している方々より、成績なんかは悪いかもしれません。それを、馬鹿だと言うなら、まぁ馬鹿なんでしょう。
でも、そんな事どうでも良いです。彼等が求める回答は、たった一つです。
「原理的に実現不可能であるとは言い切れない。」
だから、私も謝らないといけないでしょうね。
さらっと、レシプロ機では音速に達する事が出来ないなんて書いてしまいましたもの。
すみません。
そうだ、ストライクウィッチーズのファンの方々にだけ、一つ言い訳をさせて下さい。
私は、ストライカーユニットのプロペラで空気を後ろに送り出して彼女らが飛んでいると思っているわけではありません。あくまで、箒で飛ぶのと同じように、魔法によって生まれた不思議な力で浮いていると思っています。だから、グラマラスな彼女が音速で飛ぶのはあり得ないなんて思ってません。
それに、ちゃんと読んでくださいよ。私は別に、あれはあり得ないなんて指摘してないでしょ。そんな事いうたら、魔法なんてありえないぃってなっちゃいます。
で、ジェットストライカーは、これまでのストライカーと、推進機構が違うの?
そして、ハルトマン妹は、ハルトマン姉と同様、やっぱり強いの?ああ、あと性格似てるの?
謎は尽きないですね。個人的には、ハルトマン姉妹は性格が正反対というのに一票です。
以上。
ああ、記事のカテゴリが違いますけどね。
私は、次のような理由で音速を超えられないのだ、とずっと思っていました。
1.音速を超えるには、プロペラの後ろの空気が音速を超えていなければならない。
2.その為には、プロペラが当然、音速を超えて動いていなければならない。
3.音速を超えると、空気の物理的特性が大きく変わる。
4.従って、プロペラが音速を超えても、空気を音速以上で後ろに動かす事は出来ない。
5.それに加え、次のような抗力が発生し、高速化を妨げるのではないか。
・プロペラが高速回転する事で、次第に円盤に近付いたような効果を及ぼし、抵抗となるのではあるまいか。
・音速を超えると、衝撃波が発生するが、その為にエネルギーが消費されているのではあるまいか。
でもですよ、3.て、かなりいい加減じゃありません?
いや、嘘じゃないんですよ、嘘じゃ。空気の流体としての特性が、音速前後で変わるのは本当です。
全くもって、私の専門外なんですけどね。
てか、物理学って(ここでは流体力学だが、私は物理学全般について)苦手なんですよね。
物質移動論とか、そういうのとは違うのですよ。特に、音速に達していない流体についてならともかく、超音速とか、そういう普通じゃないものについては、良く分からんのですわ。
言い訳はここまで。
とりあえず、レシプロ機どころか、プロペラ機では音速を超えられないのです。
ようは、エンジンの問題じゃないのですよ。プロペラなのです。
空気の物理特性が変わってしまうという事は、音速の前後で、プロペラの形状自体を変更する必要があるのです。
だって、超音速の戦闘機って、普通の飛行機と、翼の形が違うでしょ?それとおんなじよ。
しかし、無意味な技術革新によって、亜音速域と超音速域で、プロペラの形状を変更できるようになったとしましょう。
実用性は皆無ですが、まぁ、全く実現不可能ではないと思いますです。
後、空気との摩擦で熱持っちゃうから無理とか、衝撃波で翅が壊れるとか、そういう問題も、まぁ、未来材料によって克服されたとします。
それなら大丈夫なのでしょうか。
先ほど挙げた抗力は、まぁ単なるエネルギーロスでしかないわけで、効率無視なら問題ないですよね。
レシプロじゃぁ厳しいというなら、ガスタービンだって何だって良いのですよ。ああ、でも、原子炉とか馬鹿は言わないで下さい。
実は、私には分からないです、この問題。
少し気になったので、ネットでちびっと調べてみましたが、どうもね。
先ず、多くの掲示板に於ける傾向から行きますと、そもそも言葉の意味が分かっていない人が質問している為に叩かれているだけのスレが沢山あります。
戦闘ヘリのエンジンがジェットエンジンだって聞いて、固定翼機のジェットエンジンみたく空気を後ろに出してると勘違いしているのとかね。
後は、私も指摘した、恐らく“実現困難”と思われる点について指摘して“実現不可能”であると結論しているレスと、そもそも実用的じゃないでしょというだけのレスが非常に多い。イライラしてきましたよ。
確かに、モノの原理の下調べもせずに質問しているスレ主(?)の方もよろしくありませんが、実現困難と実現不可能を同一視している人とか、実用性云々を持ち出すなんて、馬鹿も良いところです。
確かに、レシプロ機で超音速というのは、いかなる方法で実現されようとも、非実用的でしょう。
しかし、そもそも、質問している意味は、実用的かどうかなんて事も、技術的に困難かどうかなんて事も無視して、単純に原理的に可能か否かについて問うているはずです。そのくらいの意味も分からず、分かったように実現困難だと言っている者達が多すぎる。
日々の、地味で、かつ微力な技術革新は、多くのひらめきによって支えられており、それこそが産業を支えているのは事実です。
しかし、まさに革命的と言えるような技術革新は、まさに子供の頃の夢にも肉薄する、不可能への挑戦に他なりません。それは、ひらめきだけでなく、偶然を味方に付けねば困難なのです。
下らん返答をしている方々は、残念ながら、大きな技術革新を齎すような人材ではあり得ないでしょう。むしろ、最初に質問した方の方が、そういった事には向いているのではないでしょうか。
尚、ちゃんとした返答もありました。それは主に、何故、レシプロ機、或いはプロペラ機が、音速を超えられなかったのか、という事に対する、概ね正しいであろう物理学的回答です。(解答ではありませんよ。)
残念ながら、私は先ほど申したように、物理学には疎いので、読んでも理解は出来ませんでしたが。
これら回答は、恐らくは正しいのでしょう。しかし、現在のままでは原理的に不可能なだけであると、最後に書いておいて欲しかった。
先ほど私が書いたように、恐らく、超音速域に於いて、少なくとも超音速の気流を生み出すプロペラは、非実用的ではありますが、実現不可能ではありません。従って、全くもって最悪のパターンですが、超音速まで別の推進システムによって加速すれば、超音速で巡航するプロペラ機は実現不可能とは言い切れません。
さらに言えば、プロペラの形状を動的に変える事が出来る、全くもって非実用的な新技術が開発されれば、プロペラによる推進のみで超音速に達する事が出来るかもしれません。
良いですか。
質問した人達は、返答している方々より、成績なんかは悪いかもしれません。それを、馬鹿だと言うなら、まぁ馬鹿なんでしょう。
でも、そんな事どうでも良いです。彼等が求める回答は、たった一つです。
「原理的に実現不可能であるとは言い切れない。」
だから、私も謝らないといけないでしょうね。
さらっと、レシプロ機では音速に達する事が出来ないなんて書いてしまいましたもの。
すみません。
そうだ、ストライクウィッチーズのファンの方々にだけ、一つ言い訳をさせて下さい。
私は、ストライカーユニットのプロペラで空気を後ろに送り出して彼女らが飛んでいると思っているわけではありません。あくまで、箒で飛ぶのと同じように、魔法によって生まれた不思議な力で浮いていると思っています。だから、グラマラスな彼女が音速で飛ぶのはあり得ないなんて思ってません。
それに、ちゃんと読んでくださいよ。私は別に、あれはあり得ないなんて指摘してないでしょ。そんな事いうたら、魔法なんてありえないぃってなっちゃいます。
で、ジェットストライカーは、これまでのストライカーと、推進機構が違うの?
そして、ハルトマン妹は、ハルトマン姉と同様、やっぱり強いの?ああ、あと性格似てるの?
謎は尽きないですね。個人的には、ハルトマン姉妹は性格が正反対というのに一票です。
以上。
今の想像の中のプロペラ機で音速を超えられるか?
では無くて
プロペラがどうなったら機体が音速を超えるか?
又は、音速で飛行する機体にプロペラがどう係わったら推力に成りえる?
かもしれないですね。
出来るかと問われて
出来ないと答える奴はダメなやつ(現状で停滞する奴)で
実現するにはどうするかと考える人が財産として人財と呼ばれると思います。
残念ながら、あなたのような実用的に無理という回答が当時多く、それに対する憤り記事がこれです。
なので、あなたの回答は的外れです。
亜音速ターボプロップというとソ連の爆撃機が有名ですが、あれもプロペラ翼端が音速を超えないようにしていたはずです。効率が悪化しないように、という理由が書かれている事が多いですが、本当のところを解説している記事は読んだ覚えがありません。
ちなみに、音速以下でも以上でも、空気は一般に圧縮系だと思うのですが・・・