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モデル事務所について ~モデル事務所選びの注意点~

2013-02-15 11:10:30 | 主張
モデル事務所について ~モデル事務所選びの注意点~

私がモデルを始めたきっかけは、スカウトでも友達が勝手に応募したわけでも
ありません。
自分でモデル事務所に電話して面接を受けに行ったのです。

最近は、全国にスカウトマンが美少女を探して歩いているようですが、
それでも、あなたがどんなにかわいくても探し出してもらえるかは運次第。

ましてや、今はまだ宝石の原石で、モデルを始めてから
人が変わったように輝きだすようなタイプなら、なおさら見つけてもらえない。
自分で見てもらえる場所まで出て行かなきゃ!

そこで、あなたはモデル事務所に履歴書と写真を送ろうとしますね。
でも、そこで
「どこに送ったらいいの~?いっぱいあるぅぅ(>_<)」
と、なるハズ。

事務所選びは慎重に、じっくり探した方が良い!!
私の苦い経験から、声を大にして言いたい言葉です。

私は、今の事務所が3つ目ですが、最初の2つの選択を
間違った結果、大事な2年間を棒に振ってしまいました。

19、20歳という二度と戻らない貴重な時期、
一番多感で、影響も受けやすい、この2年を
今の事務所で過ごしていたら、もっといっぱい仕事出来ただろうな~
と、思います。

では、何が、事務所選びに大切なのか、
私の経験から、あなたなりに考えてみて下さい。

まず、私が初めて所属した事務所は、大阪にありました。
私はその頃、JRのキャンペーンガールをしていて、その3人娘の一人が
モデル事務所に所属したと聞きました。

私もその頃からモデルをやりたいと思っていましたが、
事務所を探す方法も知らず、怖い世界だという思いが強かったので、
『所属している本人が誘ってくれるような事務所なら、絶対大丈夫だろう』
と、その彼女だけを信じてあっさり入会してしまったのです。

最初に、入会料と、ウォーキングレッスン代あわせて
50万弱のローンを組みました。

親にも内緒で、学生だったので、バイトをしながら一生懸命払ったな~(>_<)
所属していたモデルは30人くらい?確か地方から新幹線でレッスンに通っている
人もいた!

毎週土曜日の午後五時間のレッスンに、京都から大阪まで
毎週頑張って通いました。

半年ほどすると、紹介してくれた彼女が一足先に仕事をするようになりました。
しかしその後、彼女から
とんでもない事を聞かされるのです。

「私、仕事してもギャラ入らへんねん。
事務所に聞いても、新人のうちは偉そうな事言うなって言われるし、
先輩もその内入るからって。」

そして、私にも初仕事をする日が!
ギャラは2ヵ月後に振り込まれるとマネージャーから説明されました。
そんな時、また衝撃的なウワサを聞かされます。

「なんか先輩で、『ギャラ払わないなら訴える!』って言うたら社長に
『うちにはバックにヤクザおるし、変なマネせえへん方がいい』
って、言われた人がおるらしいで~!」

が~んxxxx(>_<)

そして案の定、その後数々の仕事をした私の元に
ギャラが払われる事は、全くありませんでした。

誘ってくれた彼女は先に辞めていました。
私もヤクザの話を聞いていたので、ギャラを請求する事もせず
なるべく波風立てず、辞める事にしました。
(辞めてからも、かなりの期間、私の写真がその事務所の広告に使われ、迷惑しましたけど)

その事務所には、結局レッスン半年、仕事しだして半年いたかな?
唯一、救いだったのは、そのレッスン内容だけはちゃんとしていたこと。
私はその半年間でウォーキングをマスターしましたから。

その事務所、実はまだあります。
その後、メイクさんや色んなモデルからも
「あぁ、ヤクザがからんでるとこね。」

なんて聞くので、業界ではかなり知られているんだと思うけど、
未だに潰れず、あんな家賃高いところに事務所があるのを見ると
私のように騙されてるコがまだまだいるんだろうな~と悲しくなる(>_<)

もう一つの事務所は、きちんとした事務所で、
社長もマネージャーも良い人だったんですが、
ようは、

自分に合う事務所を選ばなかったのが、敗因です(>_<)

その事務所は、大阪でも老舗で、社長は60代の白髪のおばあちゃんでした。
所属しているモデルさんの多くは、20代後半から30代のエレガントな女優風美人。
仕事内容は、百貨店の広告スチール、関西テレビのテレホンショッピングに出てくる
宝石や洋服を見せる仕事などなど。

今から考えても、なんで私が所属できたんだろう??(笑)
全く私のタイプじゃないし、若い子の仕事もなかった。
先輩の仕事現場について行って、見学して勉強したりして
半年ほど経ちましたが、いっこうに仕事は入りませんでした。
オーディションにも行ってなかったような、、、

社長はそれでも、
「ゆっくり成長していけばいいから、、、」
なんて流暢な事、言ってましたが、私は
『早く仕事しないと年とるばっかりだー!』
と焦り始めました。

そして、移籍を考え始めた頃から段々とスーパーモデルブームが始まり、
日本のモデルにもスポットが当たり始めます。
雑誌でモデル個人の特集が組まれるようになり、
所属している事務所も分かるようになってきました。

そこで、
今度こそ絶対良い事務所に入ってやる!!
という意気込みの元、世界的にも有名な「elite」に
面接の申し込みをしたのが、今の事務所に入るきっかけです。

その当時、「elite大阪」の中に、『IMPACT事業部』という
新しい部門が出来たばっかりで、私はそこに所属する事に
なりました。

そこからやっと、本当のモデルになる事が出来た。
今、私がprofileに載せているような仕事が取れるようになった。

あのまま、自分に合わない事務所に気付かずにいれば
数々の思い出に残る出会いも、感動できる仕事も出来なかった。

それだけ事務所選びはモデルにとって重要なのです!


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