クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

安らげる場所に

2010-08-11 06:00:26 | ネコ
今朝もクーが居間のテーブルで寛いでいると、突然ココが襲い掛かっり、クーを床に落としてしまった。ココの本心はクーの側で一緒に居たいだけであるが。落とされたクーは台所に入り、追い掛けて来たクーに「ウッシャー」と威嚇しながらお返しの連打。そして腹を立てて自分の寝室に帰ってしまった。扉をあける時には「ウッウー」と僕に向かって、八つ当たりの威嚇。ココが大人しくしていればクーも怒らないのだが。
今朝の写真は、一昨日の朝ブログを投稿直後のココである。足がキーボードに被さり、非常に邪魔である。今のココは一昨日と全く同じ格好で「ぼく、クーちゃんに怒られちゃった」と少々すねている。一旦寝室に戻ったクーは、機嫌を直し、家内と一緒に台所に入って来た。
時には喧嘩もするだろうが、クーとココにとって心から安らげる場所にしたい。
ここのところココは、ブログを書く時モニターの前で寝そべり、手足で邪魔をしている。マウスのようにコードレスのキーボードは無いのであろうか。コードレスならココに邪魔されずに打てるのに。

今日は良く寝たわ

2010-08-10 06:08:08 | ネコ
どんよりとして湿度が高かった昨日の朝、クーはさっさと和室に入ってしまった。取り残されたココは居間や廊下をウロウロとしていた。勿論クーの居場所は知っている。しかし、そこに入るとクーに叱られるので入る勇気がない。
クーは和室の違い棚の上で、朝9時前から夕方4時頃迄、昼ご飯も食べずに眠り続けた。昨日はカメラを向け、ストロボを光らせても、目を開ける事がなく、熟睡していた。クーの様子が気になり、午前中何回か見に行ったが、安らかな寝息をたてていた。ねこは寝ている時でも、耳レーダーで警戒を怠らないが、昨日のクーは全くの無防備と言うよりも、安心し切っていた。夕方「今日は良く寝たわ。お母さんお腹空いた」言いながら居間に入って来たのである。
昨日良く寝たので、今朝のクーは元気一杯。朝ご飯を半分位食べ、ココにバトルを仕掛けられても、全力疾走で欄間に飛び乗り、庭の様子を眺めていた。クーにバトルを仕掛けたココは、途中で付いて行けず、カーペットの真ん中でドエン。その後クーはテーブルの上で寛ぎ、尻尾を垂らして左右に振っているが、ココもその下のソファーでマッタリと。普段なら振られているクーの尻尾にチョッカイを出すはずなのに、今朝はそれをしない。クーの元気に押されてしまったのであろうか。

顔は大人だが

2010-08-09 06:06:09 | ネコ
今朝は強い雨が音を発てて降っている。こんな雨の日はクーもココも非常に静かで、クーは自分の寝室の篭ベッドに丸まって寝ている。ココは居間のテーブルの下で、ご飯も食べずに寝そべり「クーちゃん、早く起きて来ないかニャー」とつまらなそうな顔。
今朝、パソコンの画像ホルダーを何気なく見ていると、3歳半を過ぎたココは、確かに大人のねこらしい顔付きになっている。しかし、心はお子ちゃまそのもの。そんな事を書き出した今、モニターの前に登ってドエンと引っ繰り返り、右足はキーボードの「え」のボタンの真上にあり、右手でマウスを左右に動かしている。ココは無言であるが「つまんないよ~。僕と遊んでよ」と言う事だろう。
何時も書く事であるが、ココはあまりおしゃべりをしないねこ。だが、その振る舞いで僕にはココの考え・心が分かる。モニターの前でドエンしたココは、数分のうちで寝息をたて始めた。本当に可愛いねこ息子である。今カメラを向けると起きてしまうかニャー。

一つの布団で

2010-08-08 05:55:42 | ネコ
先程朝刊を取りに玄関を出ると、何処からか虫の声が。酷暑の毎日であるが、立秋を過ぎると、確実に季節が周った事を自然は我々に教えてくれる。
熱帯夜の毎日であるが、ここ1ヶ月以上夜寝る時のココは、1つの布団を半分づつ使い、隣に寝るのである。冬の寒い夜、暖かな布団の中に潜り込んで来る事は度々あったが、真夏はこの夏が初めてである。僕の寝室はエアコンの風が直接体に当らぬように、風向を調節してあり、冷風も温風も体には当たる事がない。風が体に直接当るのを嫌がるココでも、この部屋に居れば快適な夜を過ごせる。
しかし、ココの寝相は写真のように、その性格丸出しである。時には、敷布団の3分の2を占拠して寝ており、僕の方が小さくなっている事も。僕が寝返りを打って、手や体が当っても、ココは全く気にしない。
エアコンを止める電子音が起きる合図で、ココも布団の上で猫体操をし、体を解すと襖の前で僕を待ち、開けると小走りに居間に行き、台所へのガラス戸の前で僕を待つ。朝も深夜も僕が来れば、カリカリが出て来るのを彼は知っているのである。

新たな巣

2010-08-07 06:06:49 | ネコ
今、2ニャンは居間のテーブルの上下で寛ぎ中。ニャゴバトルが無く大変静かな朝である。勿論、テーブルの上にいるのはクー。ココはカーペットの上。同じような格好で伏せている。と書いたら、ココがテーブルに飛び上がり、クーに襲い掛かり床に落としてしまった。こう言う事があるので、クーは静かに過ごせる巣を見付けようとする。
今度クーが新たに見付けた巣は、僕の寝室に置いてある、猫タワーの下の穴である。このタワーはココを迎え入れる時に、仔猫でも1ニャンで楽しく遊べるようにと購入した物だ。「親の心子知らず」と言おうか、ココはチビニャンの頃から余り使わない。時に僕を起すため、ぶら下がっている鈴の付いた魚を振る位だ。ましてやタワーの穴には一度も入ったのを見た事は無い。
ココが来た頃僕の寝室は、2ニャンの無用な喧嘩を避けるため、家人が留守の時には、締め切ってココ専用となっていた。それ故、クーには未知の部屋になっていた。この夏の鋭い直射日光を避けるため、この部屋を探検していて、偶然に見付けたようである。「ココが使わないのなら私が入るわ」と言う事で、クーの巣となった次第である。昼間は電灯も消え、薄暗く、静かにしていたいクーには打って付けの場所なのである。

重たいニャー

2010-08-06 05:54:26 | ネコ
「暑い、暑いよ~」と言いたくないが、ついつい出てしまうこの言葉。今朝も我が家の居間は午前5時で28度越え。ニャンズも冷風の流れる場所に陣取った。
この暑さで、勤務していたペットボトルと空缶の製造ラインは、フル稼働で現場のフォークマンの愚痴が聞こえそうである。
今日は広島原爆の日。お見舞いとご冥福を祈る。
我が家のクーとココの体重の差は1kg。しかしこの差は大きい。昨夜も、夜食を食べた後床に転がっていたココを抱き上げ、寝室に連れて行く時、自然に「どっこいしょ」が出た。体重があるのに、ニャン体動物化しており、グニャグニャで、重さが全て僕の両腕に掛かってくる。ココはチビ助の頃から抱かれると体の力を抜いてしまう。だから余計に重たく感ずるのだ。
写真のように、パソコンの真ん前に寝そべり邪魔をしている時も、退かそうとして持ち上げるが、このグニュグニュはおいそれとは行かぬ。最近はフォークリフトのようにお腹の下に腕を差し入れ、パソコンの上に乗せる事にした。こんな事をされても、能天気坊やは怒らない。もし、クーにこんな事をしたら、高速パンチが頭の上に振って来るだろう。
体重があり「重たいニャー」のココだがフットワークは良く、運動神経はクーに負けてはいないのである。

人の側が良い

2010-08-05 06:07:16 | ネコ
眩しい程の朝日が街中を照らし始めた今朝は、これからの酷暑を予感させる。流石の蝉も強い日差しを避けるように、木の葉陰に隠れてしまい、鳴くのを止めてしまった。
今朝のココは、朝のカリカリを半分程食べると、居間の冷風の直接当らない、ソファーの陰で休んでいる。クーは居場所を探してウロウロと動き回る。それでも、先程は本箱の上で写真のような姿で休んでいた。クーがこの姿で休んでいるのは、ご機嫌な証拠である。僕がたばこを吸いながら、今朝のブログの事を考えていると、本箱から大きな音を発てて下に降り、クーたんの窓の桟から「お窓開けてよ」と一言。僕がクーのお尻をポンポンしながら開けると嬉しい顔をし、振り向いて僕の手を舐めた。
事ほど左様に、一見お澄ましのクーでも、夫婦の側にいると落着くようである。ねこの基本は人と共に暮らす事であろう。人と愛情を分かち合って暮らすのが1番の幸せである。野良暮らしはねこにとっては邪道のはずだ。しかし人は生まれた仔猫を、何ら罪の意識も無く、林の中、河原等に捨ててしまう。この子らは生き残っても、人に迷惑な存在として、邪険にされる。元を正せば人の行為に責任があるのに、さもねこが悪者にされるのは、野良ならずともがてんが行かぬ。
捨てられた仔猫でクーやココ、あるいはブログの主人公となって、幸せに暮らしているのは、ほんの一握りのねこであろう。ねこは人の側が一番幸せに暮らせるのである。

ねこの尻尾

2010-08-04 06:13:27 | ネコ
今朝も庭や息子宅の台所に朝日が当り、白い壁は輝き、暑くなる事を予感している。そんな朝でもニャンズは元気で、ココは居間のテーブルで食休みをし、尻尾の先を垂らしていたクーにチョチョイと悪戯をして、クーを運動会に誘って、家の中を駆け回っていた。息子宅からは階段を駆け下りる大きな足音と、台所でママに何かをねだる声が聞こえて来た。ニャンズも孫達も元気なのが、僕と家内にとっては何よりの幸せである。
ねこの体で一番個性が出るのが毛模様と尻尾。犬のように、顔から尻尾迄全て人の手で改良された訳ではなく、絵に描くとしても、丸の上に三角二つを並べれば猫の顔になる。しかし、尻尾は個性的で、長さも太さも夫々個体によって全て違う。例え実の兄弟であっても違っている事が多い。
我が家では、クーは中位の長さで太い尻尾。ココは細めだが長くて先が折れている鉤尻尾。そしてココはその鉤を絶えず動かしている。鉤尻尾を強く握り、左右に動かしても怒らないねこである。
クーは尻尾を握られると大騒ぎとなる。それが命の恩人の息子であっても。数年前、酔っ払った息子が、クーの尻尾を強く握り、以来クーは息子の姿を見ただけで「フッシャー」と言う。まあ、どんな動物でも尻尾は感情を表す大切な器官。それを握られ、左右に振られても怒らぬココが特別なのかも知れぬが。

夕方の台所

2010-08-03 06:09:18 | ネコ
連日の猛暑。いささかうんざりである。しかし、この暑さにもめげないのが我が家のニャンズ。快食・快眠・快便と健康状態絶好調。昨日の午後、クーは西日の当る出窓近くで涼しい顔で快眠。居間に戻る気配がなく、家内は心配し抱いて涼しい居間に連れ戻す。クーは大変な不機嫌な顔であった。今にもココに八つ当たりしそうな雰囲気。
そんな不機嫌顔のクーも、夕方4時半過ぎには台所の入口に正座して「ミャオ~」と猫なで声を出して、夕食の催促「クーちゃん未だ早いよ。時計を見てご覧」と無理な事を言われて拒絶される。そこでめげないのが我が家のクーとココ。「ご飯頂戴!」を言い続けるのである。根負けするのは人間の方。「仕方がないわね」と2ニャンはカリカリ夕食をゲットする。
2ニャンの夕食が終わると、家内は夫婦の夕食の支度に取り掛かる。何せ、早寝・早起きを子供の頃から信条としている亭主がいるので、夕食時間は普通のお宅よりも早い。家内が支度を始めると、ココの付き纏いが始まり、家内のズボンやエプロンに爪を立てて立ち上がり「可愛いぼくと遊んでよ」と言ったり、調理台に飛び乗ろうとして家内の隙を覗う。お腹が満たされてクーは、冷蔵庫の上でマッタリとして、ココと家内の様子を眺めている。夕食前に冷凍室からお酒に入れる氷を取り出す時には「クーたん、一寸失礼しますよ」と断らないと「無礼者」と言う顔で睨み付けられるのである。
これが毎日の我が家の夕食の風景である。

何時でも何処でも

2010-08-02 06:00:24 | ネコ
今朝は蝉の鳴き声が方々から聞こえ「今日も暑くなるぞ」と言っている。
我が家では仰向けに引っ繰り返って、“ヘソ天”姿になるのはココだけである。クーは女の子らしくこんな格好にはならない。ブログ等の写真で見てはいたものの、本物を見たのはココが始めてである。
この格好を見せる時ココは「降参だよ」と白旗を揚げる時である。ヘソ天になっている時に、お腹や胸の柔らかな毛を触っても文句を言わない。と言うよりも嬉しくなってしまう。
ココは撫ぜられるのが大好きなねこである。お煎餅のCMソングではないが「何時でも何処でも」甘えたくて、撫ぜてもらうと嬉しくなってしまう。テケトさんも里親募集時に「撫ぜてもらえば快適だ」と書かれていたのを思い出すが、幼い頃から人大好きな猫として成長して来た。
そんなココでも警戒する時が時々ある。孫が来た時である。彼らは大声を出し、足音を発てて家の中を走り回る。流石のココも耳を寝かして物陰に身を潜める。しかし一緒に来た息子や嫁に撫ぜられるのは歓迎である。
甘えたい時のココは、僕や家内に擦り寄り「ねえ、撫ぜ撫ぜしてよ」と言う仕草をするのである。此方も「ココ、可愛いね」と言いながらモフってしまうである。