クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

息子よ

2008-09-25 06:35:33 | Weblog
2年前の今日僕は『たった今5:08息子から家内の携帯電話にメールが入り「無事出産、母子共に健康」とありました。(中略)新米ジー・バーの誕生です。今の心境は“嬉しい・良かった”の一言です。』と書いている。今日は孫の晃生の誕生日。僕や家内を遠くで見付けても、ジージ・バーバと駆け寄ってくる。昼間ココと遊んでいても、頭の上から元気に走り回る足音が聞こえ、時々大きなサイレンも鳴る。おイタをしてママに怒られたのであろうか。最初その声に驚いていたクーやココも、今ではすっかりなれ、「あっ、またか」と言う顔をしている。
不況と言われる今日この頃、幸いにも息子の仕事は切れる事が無いようだ。5時になると台所に明かりが点り、6時前に咳払いと息子の足音が聞こえてくる。それを聞く度に僕は「息子よ、家族の為に一生懸命に働いてこいよ」と心の中で言うのだ。僕自身子育てをしている間は、無我夢中で働いた。己を捨てる事だ。最愛の家族の為に己を捨てる。これが出来るのは、男も女も子供を育てている間だろう。この寝顔を見て笑みがこぼれ、子が病んだと言っては心配しながらも、顔に出す事無く仕事に励む。僕もそうであった。気が付けば子供は親から離れ、夫婦だけになっていた。それで良いのだ。
息子よ。神様は君達家族を見守っている。神を信じ、子の為・家族の為に、己の持つ力を全て出せ。今のお前にはそれが出来る。体力と気力と知力がある。
今も今日始めての晃君サイレンが鳴った。新宿のハローワークの帰りに、クッキーの小袋を求め、晃に渡す事にしようか。


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